育児
乳幼児期にスマホの触りすぎ注意。サイレントベビーの原因になることも
赤ちゃんは生後1か月くらいになると、「新生児微笑」という生理的な微笑を見せるようになります。これは意識して笑っているのではなく、本能によって微笑んでいるような表情をするのだそうです。
しかし、この時期にママやパパが無表情で接したり、スマホを触り長時間放置したりしていると「サイレントベビー」になってしまう可能性。
そこで今回は「サイレントベビー」についてご紹介します。
サイレントベビーとは
「サイレントベビー」とは、極端に感情表現が少ない赤ちゃんのことを言います。(医学的な病名ではありません)
一見「大人しくて良い子」と思ってしまいがちですが、本来、赤ちゃんは泣くのがお仕事。サイレントベビーになってしまうと、将来的にコミュニケーション能力が低くなってしまったり、精神的な面で影響がでる恐れがあります。
あまりにも大人しい場合は、一度パパやママの赤ちゃんとの接し方を見直した方がよいかもしれません。
サイレントベビーになる原因
サイレントベビーになる一番の原因は、パパやママとのコミュニケーション不足。泣いても抱っこしなかったり、赤ちゃんへの話かけが少なかったりと、赤ちゃんとの接する機会が少ないことが問題視されています。
スマホの触りすぎは要注意
特に最近は、育児をしながらスマートフォンを触ってしまう方が多く、赤ちゃんがパパやママに何か訴えていても気づかない場合もあります。
そういうことが積み重なっていくことで、「パパやママは自分のことを見てくれない」と赤ちゃん自身が諦めてしまい、感情表現の低下に繋がる可能性があります。
【体験談Pick Up】]よく泣く赤ちゃんは早く話せるように
うちの息子は0~1歳のまだ話せない時期、本当によく泣く赤ちゃんでした。
お腹が空いたら泣く、 眠くても泣く、 お昼寝から起きたら泣く、 おむつが汚れたら泣く、 抱っこしてほしいと泣く。
赤ちゃんとしては当たり前なのかもしれませんが、お友達の赤ちゃんは「少し待たせてたら諦めて、泣きつかれて寝てたりするよ」というのですが、全くそんな様子はありません。体力もあるのか、いつまでも泣き続けそうな勢いでした。 月齢が進むと、声も大きくなるし自己主張もし始めるので、なおのこと大変でした。
しかし、1歳を過ぎて言葉が少しずつ出てくるとどんどん話すようになりました。 2歳を過ぎて、大人みたいに主語と述語のある文章で話すのを周りの人からよくすごいねと言われます。 確かに同じ月齢のお友達はまだ、単語で話す感じです、例えば「電車、遊ぶ」とか「おうち、帰る」とか。 うちの子は「電車で遊んでるんだから、ママは入ってこないで」とはっきり言ったりします。
みんなへメッセージやアドバイス
よく泣く赤ちゃんは、それだけ伝えたい気持ちが強いということ。 なので、言葉の習得が早いしよくしゃべる子になると聞いたことがあります。
赤ちゃんのときは本当に大変だなぁと思っていましたが、言葉がうまく伝わらずにかんしゃくを起こす他のお子さんを見ていると、きちんと言葉で伝えてくれる我が子がありがたいな~と思います。
どこかで大変な分、どこかで著しい成長をみせてラクをさせてくれる、というのが子育てだという人もいます。 本当にその通りだなと思っています。
ママが少し離れるだけで泣いてしまう赤ちゃんだと、ママにとってはやっぱり辛いですよね...。
しかし、それは赤ちゃんがしっかり成長している証。ぜひ温かく見守ってあげて下さい。
たくさん見つめて笑いかける機会を
サイレントベビーは医学的に認定されている病気ではありません。しかし、サイレントベビーとまではいかない場合でも、コミュニケーション不足は赤ちゃんのストレスとなり発達にも悪影響となります。
よく泣きよくぐずる赤ちゃんのお世話は本当に大変ですが、ほんの一瞬の時期だけです。赤ちゃんとの時間をぜひ大切にしてくださいね。
(Photo by:https://www.photo-ac.com/)
著者: カラダノート編集部