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寝過ぎは脳の老化を招く?!長時間睡眠は認知症やアルツハイマーの原因にも…若年性アルツハイマー病

平日は仕事に学業に忙しい日々を過ごす人も多く、寝不足な状態が続いているということもあるでしょう。休日には心ゆくまで布団で眠る、というのも至福のひと時ですね。

 

たまにたくさん寝過ぎてしまう分にはそれほど問題はありませんが、起きる時刻が平日と2時間以上差があると睡眠リズムが狂いやすいともいいます。

 

さらに寝ても疲れが取れないので8時間以上毎日寝ている、というのも老化の原因になるそうです。

 

■寝過ぎると脳が老化することも

アメリカで行われた60~70歳の男女をモニターとしたある実験では、一日に9時間以上睡眠をとる人たちは、6~8時間の人たちに比べ、3年間の脳の衰えが顕著にあらわれたそうです。

 

■認知症の発症率も2倍に

また、他の調査では65歳以上の男女3200人あまりの生活時間や健康状態を3年間追跡調査したところ、長時間睡眠の人は認知症の発症率が高くなるという結果が出たようです。1日平均睡眠時間が6~8時間の人に比べ、8時間以上の人の発症率は約2倍であったようです。

 

実験により、長時間睡眠は認知症やアルツハイマー、脳の老化などと何かしらの関連があるということがわかってきていますが、はっきりとした因果関係などはまだ研究段階であり、科学的に解明されてはいないようです。こういった実験結果を、確かなものではないと否定する意見もあるようです。

 

人によっては、9時間以上の長い睡眠を必要とする「ロングスリーパー」である場合もありますが、自分がそうだと思っていても、食事内容や生活リズム、睡眠環境を見直せば深く眠れるようになり、7時間前後でも十分に休息がとれるというケースもあります。

 

いずれにせよ、やり過ぎは禁物ということで、適度な睡眠が脳の健康をもたらすということになるでしょう。

 

10代でもアルツハイマーになる!?若年性アルツハイマー病

老人に多いとされてきた『アルツハイマー病』ですが、近年では18歳から64歳の若い世代に増えていることから『若年性アルツハイマー病』と呼ばれています

 

一般的にアルツハイマー病は65歳以上の高齢者に多い病気と認識されていました。

ところが最近では10代から30代のとても若い世代にアルツハイマー病の発症が確認されています。

しかも、40代50代に増加しているというのだから穏やかではありません。

 

若年性アルツハイマーの原因

原因は幾つもあるのですが、代表的な原因を挙げてみます。

 

1.遺伝によるもの

親族でアルツハイマー病の方がいる場合は注意をしなくてはいけません。少しでもおかしいなと思ったら病院へ行ってみましょう!

 

2.頭部に強い衝撃をうけた

交通事故にあって際に頭を強くぶつけたとか、転んだ時に頭を強く打ったなどの後遺症が原因になります。

 

3.脳の委縮

脳の委縮は女性に多くみられます

 

若年性アルツハイマーの予防は食事から!

高齢者に多いアルツハイマーではなく、若年性アルツハイマーの発症を予防するのには食事が一番です!

 

1、和食を食べましょう!

近年の若者は和食よりも洋食を好む傾向があります。若年性アルツハイマーの予防には和食が良いのです。

 

使った方が良い食材

①大豆

②鯖

③秋刀魚

④まぐろ

⑤緑黄色野菜

⑥海藻類

 

2、運動をする習慣を身につけましょう!

運動をすることにより高血圧やコレステロール値が下がり脳の血流量を増やし予防します。

 

若年性アルツハイマーの予防は食生活や生活習慣の改善から出来るのです!

発症してしまってからでは遅いのですから、今日から少しずつ実行していきましょう!

 

飲酒と認知症、アルツハイマーの危険な関係

適度な飲酒はリラックスをもたらし、生活の楽しみにもなります。

その一方、過度の飲酒は心身に悪影響及ぼします。最近では、アルコールと認知症の関係が取りざたされています。

 

脳とアルコール

アルツハイマー型認知症の人は、脳に委縮がみられます。

同じように、大量の飲酒を長期間続けると、脳が委縮します。

飲酒量と脳の委縮度合には相関関係が認められています。

つまり、大量のアルコールは、脳に認知症と似たような変化をもたらします。

 

記憶障害

多量のアルコール摂取によって脳が委縮するだけではなく、記憶や学習能力も低下します。

その一因が、ビタミンB1のチアミンの欠乏です。

過度の飲酒をする人は、栄養のバランスが崩れがちです。

チアミンが不足すると、記憶力、特に短期記憶に障害が起きます。

過剰な飲酒による中枢神経系の損傷も大きくなります。

 

幻覚・妄想

長期にわたり、大量のアルコールを摂取すると、妄想や幻覚が表れることがあります。

アルコール依存症や、統合失調症の症状の場合もありますが、アルコールによる脳委縮など、脳の器質的変化が原因の可能性も否定できません。

 

因果関係は断定されていない

「お酒をたくさん飲んだら認知症になる」という、明確な結論は出ていません。しかし、大量の飲酒が長年の習慣だった高齢者は、他の高齢者よりも高い割合で認知症を発症するという調査結果もあります。

また、アルコールによる脳の変化、心身に与えるダメージは、認知症と非常に似ています。

「因果関係は断定できないが、影響は否定できない」と考え、過剰な飲酒は高齢者・若年者を問わず控えましょう。

 

過度の飲酒は、認知症以外にもうつ病とも関係があるといわれます。お酒が増えたかも…と心当たりがあれば、晩酌の量を見直してください。

 

認知症患者の心に寄り添う~徘徊の種類と原因

認知症の高齢者のうち、20%の人に起こるという徘徊は、近所を歩き回る、どこまでも歩いてしまい帰れなくなるといった症状です。

一見、無目的に思える徘徊も、高齢者本人は意味があると感じている場合があります。徘徊の種類と原因を知り、高齢者の心に寄り添いましょう。

 

勤勉型

職業上の習慣、家事への責任感から「私が行かなくては」と思い込みます。「出勤の時間だから出かけなくては」「子どもを迎えに行く時間だ」と、かつての習慣から同じ行動をとろうとします。認知症では、年月を遡る「退行」という症状があります。高齢者は、役割を果たしていた頃に戻っているのです。真面目で、長年の習慣・職業を持っていた人に多いパターンです。

責任感・義務感が強いため、徘徊を止めるのも困難です。

 

探索型

住み慣れた地元を離れ、子どもの家に呼び寄せられた高齢者など、環境が急変した時に多く見られるケースです。施設入所をきっかけに、徘徊が始まることもあります。自分がいる場所はどこだろうか?という、ごく素朴な気持ち、不安が徘徊をさせているのかもしれません。前触れもなく、ふらっと出かけてしまいます。

 

無目標型

意識障害など認知障害から起こる徘徊です。脱水で意識がもうろうとして、ふらふらと徘徊してしまうこともあります。病気の前兆の可能性もあるため、注意が必要です。

 

緊張型

ストレスや緊張が高まった結果、注意力が著しく低下し、いつの間にか徘徊しているケースです。気づいたら帰れなくなった、混乱してウロウロ歩き回らずにはいられないという場合もあります。

 

反発型

家族やケアに不満があり、自分の欲求が十分に満たされないと感じて発作的に出て行ってしまうような徘徊です。周囲への不満だけではなく、自分の心身状態の変化に苛立って徘徊してしまうこともあります。

 

どの場合も、やむにやまれず徘徊してしまうのが本当のところです。高齢者の不安を理解することが、徘徊予防の第一歩です。

 

『認知症とアルミニウムの摂取には関係がある』の真偽は?

現在では、『認知症とアルミニウム』の関連性は否定されている

1970年代に、薬剤中にアルミニウムが含有されていた透析患者に認知症が発症したことから、『アルミニウムと認知症』の関連性が示唆されるようになり、また、飲料水中のアルミニウム濃度が高い地域においてアルツハイマー病の発症率が高い、との疫学調査結果が出たことで、さらにこの説が強調されるようになりました。一方で、現在では国内の国立健康・栄養研究所やその他各国の公的機関からもこれらの関連性は否定されています。

 

さて、どちらの説が正しいのでしょうか?

以下では、過去の事例と、現在の主張されている論についてご紹介していきたいと思います。

 

アルミニウムは体内でどのように代謝される?

アルミニウムは、食品や医薬品、飲料水などにも微量に含まれていますが、通常これらは99%以上が排出され、残りの0.1%程度が体内吸収されると考えられています。体内吸収されたアルミニウムは、トランスフェリン受容体を介して細胞内に取り込まれ、脳内にも同様に移行すると考えられます。しかし、この吸収率は体内pHなどにも影響され、例としては、レモンなどに含まれる『クエン酸』が存在すると、体内吸収率は最大1%にまで上昇するといわれています。

 

<許容摂取量は?>

2mg/kg体重/週とされており、体重50kgの人で14mg/日となります。

(※但し、腎機能障害がある場合や乳児などは、体内蓄積しやすい)

 

過去と現在の見解の比較

 冒頭に述べたように、過去にはアルミニウムと認知症発症に関連性があるという指摘がありました。

 

<過去の見解>

◆アルツハイマー病で死亡した患者の脳病変部位にアルミニウムが蓄積

◆疫学調査において、アルミニウム濃度が高い飲料水の地域で、アルツハイマー病の発症リスクが高い 

◆長期間の血液透析を行っていた患者において、致命的なアルミニウム中毒が発症

◆アルツハイマー病患者の摂取物に含アルミニウムのベーキングパウダーを使用した料理が多い

 

上記の説を否定する見解としては、

『新たな調査による関連性の否定、過去の調査の不備の指摘』があります。

 

<現在の見解>

現在では以下の事が分かっています。

◆一般的な食品によるアルミニウム摂取量は12~14mg程度である

◆5年間の追跡調査により、制酸薬(含アルミニウム)とアルツハイマーのリスクは無関係であったという報告

◆人で見られるアルツハイマー病とアルミニウムの関連性を明らかにした科学的根拠は見当らない 

◆関連性を指示する疫学データの多くが、関連因子や人体の総アルミニウム摂取量の考慮が行われていない研究である

 

アルミニウム調理器具からの溶出量は、食品からよりも少ない 

『アルミ製の調理器具を使用しているとアルツハイマー病になりやすい』といった噂を聞かれたことがあるかもしれませんが、こちらも以下の理由によって否定されています。

 

【アルミニウム器具からの食物への溶出はわずかである】

ドイツ連邦リスク評価研究所によると、市販アルミニウム製品からのアルミニウム摂取量は、食品や制酸剤から摂取するアルミニウム量よりも明らかに少ないと示されています。

 

◆加熱調理をすべてアルミ製鍋でおこなった場合の溶出量

⇒調理器具から1.68mg、アルミ箔製品から0.01mg、飲料缶0.02mg

 

◆酸や食塩濃度が高い場合の溶出量(全ての容器がアルミの場合)

⇒6mg/日程度(許容摂取量は、上記参照)

 

(※但し、アルミニウムは酸性条件下で溶解性が高くなるため、酸や塩濃度の高い食品(トマトピューレなど)にはアルミ製の容器、ホイルを使用しないことが勧められています。)

 

<まとめ>

◇アルミ製調理器具から溶け出すアルミニウム量は、食品に比べるとわずかである。

◇ドイツ連邦リスク評価研究所によると、『食品や水、医薬品、化粧品などからアルミニウム摂取が増えることと、アルツハイマー病に因果関係はない』としている。

◇アルツハイマー病患者の脳にアルミ沈着は見られるが、日常的に大量摂取している者(制酸剤投与患者、アルミ関係作業者等)に多発しているわけではない。

 

⇒日常生活において過度に心配する必要はないと言える。

 

国立健康・栄養研究所のサイトなどでは、「アルミニウムとの関連を現時点で完全に否定することはできませんが…」という言い回しが使われていることから、メディアなどではやはり危険性が指摘される場合もあります。

しかし、専門家の話によれば、これまで他の疫学データなどの傾向から、関連性の割合を算出することは可能であり、また人体の代謝に関連する膨大な物質や因子を含めて関連性がないと実証するのは不可能であり、言い切ることは出来ないが、可能性はきわめて低いと締められてました。これらによっても、やはり不安が残る場合は、上記のように酸や塩分濃度の高い調理にはアルミを使用しないなどの対策が必要であるようです。

 

薬によって引き起こされる認知症

疾患の治療のために使用した薬によって認知症症状が表れることがあります。

 

・ベンゾジアゼピン系化合物

ベンゾジアゼピン系化合物はベンゾジアゼピン受容体を刺激して抗不安作用や催眠作用を示しますが、ベンゾジアゼピン受容体は脳の海馬にも存在しており、海馬の記憶機能にも影響を与えていると考えられています。

 

また、ベンゾジアゼピン系化合物は抗脂溶性薬剤なので、高齢者では若い人に比べて蓄積されやすく作用が延長されやすいです。

そのため、ベンゾジアゼピン系化合物の長期服用による抗コリン作用によって、空間視力障害や注意力の障害などといった認知機能障害が表れていると報告されています。

 

・他の認知症をきたす可能性のある薬

抗てんかん薬(フェノバール)、抗パーキンソン病薬(シンメトレル、ドパミン作動薬など)、消化性潰瘍治療薬(タガメットなど)、抗悪性腫瘍薬(メソトレキセート、ミフロールなど)他にも抗うつ薬やステロイド、ジギタリス製剤、β受容体遮断薬、インスリンなど様々な種類の薬で認知症症状が起こる可能性が報告されています。

 

しかし、認知症症状は要因を突き止めにくいですので、ここに挙げている全ての薬が原因として当てはまるとは考えにくいです。

なので、これらの薬を服用しているからといってそれほど神経質に考える必要はないでしょう。

 

(Photo by:http://www.ashinari.com/

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-19掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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