カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 妊娠・出産 >
  3. トラブル >
  4. 妊婦はどうして痔になりやすい?!妊娠中の痔の原因と予防法

妊娠・出産

妊婦はどうして痔になりやすい?!妊娠中の痔の原因と予防法

妊娠中のマイナートラブルの中でも、多くの妊婦さんが経験するトラブルの1つが「痔」。最近のある調査では、産後の痔も含めるとおよそ2人に1人の妊婦さんが痔に悩まされているというデータが出ています。

 

そこで今回は、なぜ妊娠すると痔になりやすくなってしまうのか、その原因と予防法についてご紹介します。 

 

妊娠するとなぜ痔になるの?

痔の原因1:便秘

妊娠中はホルモンのバランスの変化により便秘になりがち。便秘になると腸が詰まった状態が続き、便に水分が吸収されてさらに便が固くなってしまいます。そして固くなった便を無理やり押し出そうといきみ、肛門に圧力がかかってしまい痔になります。

 

痔の原因2:子宮が肛門を圧迫

大きくなった子宮は他の臓器を圧迫していきますが、直腸周囲の血管も同様に圧迫されます。そして同時に赤ちゃんの頭も身体も成長し、肛門に圧力をかけるため、肛門がうっ血し、痔になりやすくなります。

 

中期から臨月の方は痔に注意

痔は妊娠初期よりも、お腹が大きくなる中期から臨月にかけてなってしまうという方が多いようです。一度痔になるとなかなか治らないため注意しておきましょう。

 

【体験談Pick Up】

回答者:めろん さん

 

私も28週くらいの時に酷い便秘に悩まされ、無理にいきんで出したら便器が真っ赤に染まるほどの鮮血がでました。ティッシュで拭くと明らかに肛門から出ているのですが、おりものもピンクがかっているようにも見えたので念の為産婦人科に行きましたよ。

 

結果、いきんだことによる鬱血でした。先生に、便をいきんで出すのは絶対に良くないから、しっかり薬を飲んでと怒られました(°_°)それからは処方された便秘薬を毎日飲み、スルッと出てます!聞きづらいですが、一度産婦人科に相談してみたらどうでしょうか。

 

妊娠中の痔は大きく分けて2種類

妊娠中の痔は大きく分けて2種類に分類されます。

 

1.痔核

まず一番多いのが、通称いぼ痔と呼ばれる「痔核」です。さらに、痔核は2種類に分類され、肛門の外側に突出する「外痔核」、内側に突出する「内痔核」があります。

 

妊婦さんに多いのはそのうちの「外痔核」。この場合、指で触れると固いしこりがあり痛みを伴うことが多いです。また、妊娠の他にも、重いものを持ち上げて腹圧のかかる仕事や、同じようなスポーツ等をする人によくある症状となります。

 

2.裂肛

痔核の次に多いのが通称切れ痔と呼ばれる「裂肛」。便秘により溜めてしまった便を無理やり出す時、肛門の出口付近の皮膚が切れてしまい裂肛になる方が多いようです。

 

赤い鮮血の出血と痛みが特徴です。痛みを感じたときには、トイレットペーパーに血がついていないかどうか確認しましょう。

 

妊婦中の痔を予防するには?

痔を予防するために日常生活で気を付けることは何か、いくつかの予防策を紹介いたします。

 

痔予防1.下半身を温め血行を良くする

痔になる要因の1つとして、肛門回りの血流が滞ることによるうっ血があります。浴槽につかり、下半身をよく温めることで、血流をよくすることは痔の予防につながりますよ。

 

夏場はついついシャワーで済ませてしまいがちですが、時には半身浴等を取り入れて身体の血行を良くしましょう。シャワーで肛門の周りをやさしくマッサージし、あたたかいパンツを下着の上に重ね履きするのもオススメ。

 

さらに、トイレの便座が冷たい場合も肛門周りの緊張を促進してしまい、便を出にくくしてしまいます。便座カバーをするようにして、冬場は必要に応じて便座を温めておくようにしましょう。

 

痔予防2.便秘を防ぐ

便秘になってしまうと、長い間お腹にとどまった便が固くなり肛門を通過するときに無理な力がかかります。これが痔の原因となってしまうため、痔を防ぐためにはまずは便秘を防ぐことが大切です。

 

便秘予防にはいろいろな対策がありますが、まずは根菜類などから食物繊維を積極的に摂取しましょう。ヨーグルトやバナナなど、腸に働きかける作用がある食材を摂ることも効果的です。また、体調がよくお腹の張り等が気にならない日には、ウォーキングやヨガ、スイミング等で身体を動かすのも効果的ですよ。

 

痔予防3.トイレでいきみすぎない

便が固いとどうしてもいきんでしまいますよね。そうすると、治りかけの傷口がまた開いてしまい悪循環となってしまいます。便の際はあまりいきみすぎず、ウォシュレットなどを使って便を柔らかくしましょう。

 

痔予防4.座りっぱなしに注意。適度な運動も

長時時間座っていると痔になってしまうことも。仕事でずっと座りっぱなしという方は合間などに軽いストレッチや体をひねる動きなどをして、体をリフレッシュをさせましょう。

 

また、適度な運動は腸を動かすことになり便秘の予防にもなります。妊婦さんにはマタニティヨガがおすすめですよ。

 

痔予防5.悪化を防ぐために患部を常に清潔に

毎日のお風呂で清潔に保つことはもちろんのことですが、便の後はウォシュレットで肛門周辺を洗い流しましょう。傷口に菌が入ってしまうと治りにくくなることもあります。

 

妊娠出産で痔になった人は半数以上

妊娠・出産で痔を初めて経験したという方はたくさんいらっしゃいます。自覚がない軽度な症状の人も含めるとなんと半数以上。

 

治りづらい痔は一度なってしまうと非常に厄介です。ぜひ今回ご紹介した予防を試して頂き痔の予防対策をして下さいね。

 

また、もし痔になった場合は、「妊婦にはつきもの」と恥ずかしがらず早めにお医者さんに相談しましょう。

 

 (Photo by:https://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-05掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

トラブルに関する記事

妊娠・出産でまさかの痔!予防にウォシュレットを使うときに気をつけたい4つのポイント

妊娠中や出産後に痔になる女性は多いもの。一度痔になるとなかなか治らないためとって...

妊娠中のトラブル「下痢」~身体を冷やさない方法まとめ~

妊娠初期のつわり症状の中には、下痢を訴える妊婦さんも少なくありません。  ...

トラブルの体験談

おっぱいマッサージ

10年振り、3人目を妊娠中です。 35週を迎え、完母が目標な事から、おっぱいマッサージを開始しまし...

妊娠中の子宮がん検診。「Ⅲa」で再検査

妊娠したら必ず行われる子宮がん検診。 1人目の時に「Ⅲa」で再検査。 2人目の時は「Ⅱ」で問題な...

カラダノートひろば

トラブルの関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る