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人間関係のバランス感覚が欠如してしまう人格障害、情緒不安定性人格障害

さっきまで優しく接してくれていたのに、突然冷たい態度をとられ、あれ?と思うと、また優しい態度で接してくると言った人がいた場合、この人は何なのだろう?と思ってしまいますよね。

 

精神疾患の中には、こうした症状が見られる情緒不安定性人格障害という人格障害があります。

 

人間関係のバランス感覚が違う

健常者は「これ以上言ったらこの人は不快だろうな」「これをしたら相手が困ってしまうだろうな」といった、人との距離感、人間関係のバランス感覚がある程度あります。

 

しかし、それがないのが情緒不安定性人格障害という疾患で、人に愛されたいという気持ちがとても強いのに、人間関係のバランス感覚が悪く、冒頭のような不安定な態度をとったり、自分を傷つけて人の注意をひきつけようとしたりします。

 

未熟な人格形成が根底に

赤ちゃんはいずれ親から離れて自立していかなければいけません。そのためには赤ちゃんが十分に親などから愛情を注がれて、十分な安心感を得ることが必須です。

 

しかし、それがないと人との距離感がよくわからなくなり、人間関係を築く上でのバランス感覚が欠如してしまうのです。

 

具体的には以下のようなきっかけがあります。

・親の過度の期待や理想のしつけ

・児童虐待

 

他にも様々な理由で、適切な時期に適切な愛情をもらえないと、人との距離感が分からないまま成長してしまうのだと考えられます。

 

だからと言って大人になってからそれを満たすのは難しい

愛情に飢えたことが原因なら、この疾患を生じている人に対して愛情を十分に注いであげればよいと考えるかもしれませんが、その援助は現実的には難しいです。

 

というのもこの疾患では、健常者では考えられないレベルの愛情飢餓を抱えており、それを援助者が満たそうとすると、援助者の方がギブアップしてしまうのです。

 

根本的にこの疾患を解決しようとするには、本人が自分の問題を自分で引き受け、解決しようと決意することが必要になるのです。 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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