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本当に忘れた?実は演技?記憶が思い出せなくなる…解離性健忘の診断基準

人の体には防衛機能があります。

 

熱いものを触ったら考えるよりも先に腕を引っ込めるというような身体的な防衛機能もありますが、大きなストレスやトラウマによって記憶を喪失してしまうことも防衛反応のひとつと言えます。

 

解離性健忘って?

最近の記憶や昔の記憶などを全て覚えていなかったり、部分的に思い出せなかったりすることを健忘と言います。解離性健忘というのはこの健忘の一種で、上記の通りストレスやトラウマに満ちた記憶が思い出せなくなります。

 

「DSM-Ⅳ」の診断基準で診断される

解離性健忘は一見すると忘れたふりをしていたり、演技をしたりしているように見えます。そのため医師は症状を注意深く観察し、記憶を喪失したことに身体的な原因がないかどうかを調べます。

 

さらに詳しく、脳波検査や薬物を調べるための血液検査が必要になる場合もありますが、殊解離性健忘となると心理検査も行われます。

 

解離性健忘の診断にはアメリカ精神医学会がつくる「DSM-Ⅳ」という診断基準を用います。

この診断基準ではA、B、Cそれぞれに分かれた診断基準があり、いずれにも当てはまった場合に解離性健忘であると診断されます。

 

優勢な障害は重要な個人的情報で、通常外傷的またはストレスの強い性質を持つ記憶の想起が不可能になり、それがあまりにも広範囲にわたるため通常の物忘れでは説明できないような1つまたはそれ以上のエピソードである

 

この障害は解離性同一性障害、解離性とん走、外傷性ストレス障害、急性ストレス障害、または身体化障害の経過中にのみ起こるものではなく、物質(例えば乱用薬物や投薬)、または神経疾患、その他の一般身体疾患(頭部外傷による健忘障害)の直接的な生理学的作用によるものではない。

 

この障害は臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的、他の重要な領域の機能における障害を引き起こしている。

 

 

診断基準のように基本的には他の疾患の可能性を排除していくことで、解離性健忘を特定していきます。

(Photo by: //www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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