カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. メンタル >
  3. 解離性障害 >
  4. 全ての人生を忘れる解離性健忘、「全生活史健忘」 何が原因になるの?

メンタル

全ての人生を忘れる解離性健忘、「全生活史健忘」 何が原因になるの?

 

精神疾患のひとつに解離性健忘と言う疾患があります。

よく言う記憶喪失と同じで、解離性とは「自分が自分であるという感覚がなくなる状態」であり、健忘とは「特定の記憶を忘れてしまう」ということをあらわします。

 

 

全生活史健忘

解離性健忘の中のひとつに全生活史健忘という種類があります。全般性健忘とも言いますが、その名称の通り、それまでの全生涯にわたる記憶を喪失します。

 

どんな人に発生するか?

家庭内不和が生じており、次第にその人にとっての安らぎの場がなくなるという経験をしているケースが多いようです。

このような経験によって、持続的にストレスの多い問題を抱え、何らかのきっかけによって意識障害やとん走(逃げるという意味)が起こり、この健忘があらわれます。こうした具体的な問題が生じるまではストレスをかかえながらも比較的良好な社会生活が送れています。

 

具体的にはどんなことが原因になるのか?

具体的には以下のようなことが原因になります。

・借金

・異性問題

・仕事

・進学

・病気

・家族の死

いずれにしても本人が葛藤状況にあり、持続的にストレスを感じています。

 

どんな経過を経るのか?

単純にこの健忘が進んでいくと臨床経過として以下のような経過を経ます。

意識障害期

無知受動期

記憶を取り戻す

情緒不安定期

回復後の気分障害の時期

多くの場合、記憶の回復からは比較的こうした単純な経過をたどります。

上記の葛藤状況に対して適切な打開策を講じることなく放置してしまい、それが悪循環を引き起こして、次第に自分自身を見失っていき、自分自身を否定する形になっていき発症していきます。

 

全てのこの健忘がこうした経過をたどるわけではなく、一部の記憶の回復で気分が揺らいだり、一部の記憶想起で終わってしまったりすることがあり、その場合には積極的に介入し十分に配慮して治療していくことが必要になります。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/05/10-019849.php?category=268])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

解離性障害に関する記事

解離性健忘の治療でもっとも注意したい症状『思い出し』

  過去のことをすっかり忘れ、ある瞬間や出来事の記憶がぽっかりと空いてしまうの...

はっきりと区別することが大切!多重人格と他の精神疾患

  今話している相手が突然口調も目つきも変わったら驚きます。 精神疾患の中に...


解離性障害の治療に際して

  解離性障害には様々な症状があらわれ、その症状によってカテゴリー化されていま...

幼少期に虐待を受けていることが多い…解離性同一性障害(多重人格)の診断基準とは?

  解離性障害の中のひとつに解離性同一性障害という疾患があります。 人の人格...

カラダノートひろば

解離性障害の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る