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男性のカラダの悩み

過敏性腸症候群にはペパーミントが効く!?

 

 

長く続く下痢や便秘、ガスなどで、思うように治療が進まないことも多い過敏性腸症候群(IBS)。お薬だけでなく、サプリメントや食べ物で改善が出来ないか?と思われる方も多いと思います。

 

ご自身で手軽に取り入れることが出来て、過敏性腸症候群への効果が期待できるものとして、「ペパーミント」があります。

 

ペパーミントとは?

ペパーミントの作用

ペパーミントには、鎮静作用があります。体をリラックスさせる副交感神経を活発にしてくれるため、ストレスによる精神的緊張を鎮めてくれます。

 

また、ペパーミントには、胃腸の調整作用もあります。特に腸の作用を抑える役割があるため、下痢タイプ(若い男性に多いタイプ)に効果が期待できます。

 

ペパーミントの摂り方

ペパーミントは、スーッとする成分でガムなどにも配合されていますが、しっかりペパーミントの成分を摂るためには、サプリメントやお茶で摂取するのがお勧めです。

 

・ペパーミントオイルのサプリメント

ペパーミントオイル自体はスーッとする作用が強く、そのままでは飲めません。サプリメントとして、カプセルタイプになっているものが売られています。

 

選ぶときは、腸で溶けるカプセルタイプのものをおすすめします。高い効果が期待できます。

 

・ペパーミントティー

サプリメントよりも低価格で、手軽に試すことが出来ます。ティーバックタイプのものも市販されています。スーッとする清涼感のあるお茶です。

1日3~4杯程度が適量とされています。食後と就寝前に飲むと良いでしょう。

※ペパーミントは摂りすぎると粘膜を乾燥させ、胃痛を引き起こす可能性があるため、過剰に摂取するのは控えましょう。

 

ペパーミント自体が苦手な方でも、サプリメントを上手に活用すれば取り入れることが出来そうですね。

食物由来の体に優しい成分なので、安心して飲めるのもポイントです。

 

ストレスは過敏性腸症候群の増悪因子!

過敏性腸症候群(IBS)は、便通異常と腹部不快感あるいは腹痛を伴うもので、排便することによって症状が軽減あるいは消退するものをいいます。

女性に比べると男性のほうがその発症率が高く、世界的なレベルでみても、成人と思春期の人口の10~20%はIBS症状をもつと言われています。

 

過敏性腸症候群の消化管運動異常に関しては、腹痛に伴い、小腸・大腸の運動が亢進することが知られています。

また、胃腸反射は食後に主に認められる生理的な現象ですが(食事をした後にトイレに行きたくなる現象)、IBS患者では、それが過大・過長です。

 

要するに食後に激しい便意を感じ(腹痛を伴うことが多い)、それが普通の人よりも長いということです。

 

消化管知覚過敏では、消化管拡張に対する疼痛閾値の低下のみが低下しており、体性痛(皮膚刺激)に対する閾値は低下していません。

 

内臓痛(腸管拡張)に対する痛みの閾値のみが低下していることから、本来は痛みを感じる程度の腸管拡張ではないにも関わらず、本人は辛い痛みを感じてしまうということになります。

これは原因ではありませんが、増悪因子も知られています。

 

ストレスは重要な増悪因子であり、何らかのストレスが加わると小腸・大腸の運動が亢進するだけでなく、消化管の知覚過敏も引き起こされることが報告されています。食物繊維摂取量減少も増悪因子であると考えられています。

 

IBS患者は、抗生物質の服用には注意が必要です。特にエリスロマイシンは症状を増悪させることが明らかになっています。

また、非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAIDs:ロキソニンなど)もIBS症状を増悪させることが示唆されています。

 

このように、IBSの方は日常生活における注意点が数多くあり、生活する上で様々な改善点が必要になるケースがあります。

その方の症状にあわせた適切な対応をすることで、症状を緩和・改善することも可能です。

日常生活に支障がでている方は、一度専門医に相談してみましょう。

 

電車に乗ると過敏性腸症候群(IBS)が…どうしたらいい?

過敏性腸症候群(IBS)の症状は人の多い場所や近くにトイレがない場所でも起きやすいです。

ここではトイレができないぞ、という不安感が過敏性腸症候群(IBS)の症状を引き起こしているという側面もあります。

 

過敏性腸症候群(IBS)の基本治療以外に電車で出来る過敏性腸症候群(IBS)対処法を見ていきます。

 

乗務員の近くに乗車

過敏性腸症候群(IBS)持ちの方はいつ過敏性腸症候群(IBS)の症状が出るかはわかりません。

トイレの近くに乗車するのもよいですが万一漏らしてしまったときのために乗務員がいる一番前もしくは一番後ろの車両に乗ることをおすすめします。

 

乗務員用の携帯トイレなどもありますのでいざというときのために乗務員の近くに乗車しましょう。

ただ、携帯トイレはまだ全線での使用とはなっていないようです。

 

普通列車に乗車

普段よりも少し早めに家を出て普通列車に乗るという手段もあります。

実際に使うかどうかは置いておいてもいざとなったら途中下車で駅のトイレに駆け込めるという安心感は過敏性腸症候群(IBS)患者の不安を軽減することにもつながるからです。

 

休みの日も電車で移動

過敏性腸症候群(IBS)を始めとして不安から身体に異常が出るタイプの方は電車、バスなど特定の乗り物が苦手という傾向にあるようです。

電車の中でもリラックス出来れば過敏性腸症候群(IBS)による便通異常などは起きなくなるので普段から電車に慣れておくのがおすすめです。

 

過敏性腸症候群(IBS)で電車の中で便通異常が起きるかもしれないと思った方は乗務員の近くに乗車する、停車駅の多い普通列車に乗車する、普段から電車に乗り慣れておくといった工夫が大切です。

 

知っておこう!過敏性腸症候群と鑑別が必要な病態

昨今のストレス社会の影響なのか、過敏性腸症候群(IBS)が疑われる患者は確実に増えています。 

しかし、安易に過敏性腸症候群とするのではなく、その病態によってきちんと鑑別しなければいけない疾患も多数存在します。 

 

便通状況別に、次に示すポイントの確認が必要となります。 

 

◆過敏性腸症候群(IBS)とすべき病態と鑑別すべきポイント◆

Ⅰ.便秘型IBSと鑑別すべきもの

1. 大腸悪性腫瘍(大腸がんによるイレウス)

*病状が進行性あるいは恒常性、便潜血反応、貧血、体重減少の有無

 

2. 甲状腺機能低下症

病状が恒常的、徐脈などの甲状腺機能低下症状の有無

 

3. 摂食障害

高度のやせ(摂食量の減少による便秘と排便への過剰なこだわり)の有無

 

4. 糖尿病

食事制限による摂食量の減少、自律神経障害による消化管運動機能低下の有無

 

Ⅱ.下痢型IBSと鑑別するもの

1. 炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)

炎症反応、微熱、便潜血反応、貧血などの有無

 

2. 甲状腺機能亢進症

病状が恒常的、頻脈や発汗過多などの甲状腺機能亢進症の症状の有無

 

3. 感染性腸炎

発熱、炎症反応の有無

 

4. セリアック病、食物アレルギー、乳糖不耐症など

病状が恒常的、食事との関連性の特徴

 

他にも、まれな疾患で鑑別がひつようなものは少なくありません。

しかし、生命予後に大きな影響を与えるものには注意が必要です。

 

過敏性腸症候群(IBS)の症状は予後も良く、比較的軽症なものとして放置されるケースもままありますが、「きっと大丈夫」と勝手に自己判断して放置していると危険なケースもあります。

症状がある方は、一度専門医に相談してみましょう。

 

(photo by:http://www.ashinari.com/2012/08/26-368025.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-13掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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