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記憶喪失では何を忘れてしまうの?解離性健忘で忘れる記憶、忘れない記憶

 

ただの物忘れではない、記憶喪失とされる疾患が、解離性健忘という疾患です。心に負担がかかるようなことをきっかけにして一定の記憶をなくしてしまうのがこの疾患の症状としては一般的です。

 

どんな症状が見られるのか?

解離性健忘は忘れてしまう記憶の範囲や内容などはそれぞれで違いますが、大きく見て以下のような症状が見られます。

 

記憶の喪失とは?

解離性健忘で最も一般的で、欠かせない症状が記憶の喪失です。喪失する記憶は普通以下のようなものです。

 

喪失してしまう記憶

・個人情報

・家族に関する情報

・意識的に自覚している日常の情報

自分が誰なのか、自分が何をしたか、自分がどこへ行ったか、自分が誰と話し、何を言ったかなどといった自分自身についての記憶、そして家族など自分の周りの記憶を忘れてしまいます。

 

喪失しない記憶とは?

日常生活を送る上での動作の記憶や知的学習によって得る一般的な知識といった、生活していくのに必要最低限の機能、そして自分自身を形成するのには関係のない知識は失われづらいという特徴があります。

もし頭部の外傷など器質性の健忘が生じているならばこうした一般的な記憶まで失ってしまうことがあります。

 

なぜ健忘に記憶の選択があるのか?

解離性健忘は心の動きと大きく関係する健忘です。

そのため、自分が苦痛と思うこと、不快、不安、屈辱に思うことなど、負の感情を抱く記憶に関係する記憶を根こそぎなくして自分を守ろうとしているものと考えられます。そうしたものを忘れたいという欲求が根底にあるとも言えます。

そう考えれば今の日本の総理大臣の名前や日本の首都、車の運転の仕方は覚えていても、自分の心が苦しめられたり乱れたりするものではありませんよね。ですから忘れる必要がないと言えるのです。

 

解離性健忘では自分で選択して記憶を喪失しているとも言えます。とは言っても自分で記憶を取り戻せるかというとそうではないようです。

また、記憶が自然に戻ることもあるそうですが、解明されていない部分が多いようです。

(Photo by: http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-02-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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