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メンタル

解離性健忘の記憶喪失はどういった喪失があるの?

 

記憶喪失という言葉で知られている解離性健忘は、記憶の喪失が主な症状です。

ではその解離性健忘の記憶喪失はどのような喪失として見られるのでしょうか。

 

恣意的に選択した記憶の喪失

人は自分の心のバランスを守るために、それを脅かす記憶を選択して忘れるということがあります。

特に嫌悪感や不安、恐怖などと言った負の感情は忘れ去られやすいのですが、解離性健忘の場合にはそうした記憶だけを忘れるのではなく、それを中心に自分の自我を失うほどの記憶を喪失させて、現実の感覚を喪失する健忘を引き起こすと言う点において一般的な忘却とは大きく違います。

 

記憶を失う前後の脳内

健忘が起こる前後の記憶ははっきりしていることが多いようですが、中には健忘が起こる直前の短い時間はちょっとした意識混濁があったという人もいます。

 

「私は時間を失った」という記憶喪失の自覚がある

解離性健忘はしばしば突然起こるのですが、発症しても大半の人は自分が時間を失ったことを分かっています

 

自覚がなくても気づく、行動への影響とは

上記の時間を失ったことの自覚が最初はなくても、自分が何らかの行動をしたことで、欠落した記憶があることに気づいたり、友人が話す内容や、自分が記憶を失くした証拠を示されることで記憶の欠落に気づく場合もあります。

 

欠落した記憶に気づいたら…どう思う?

自分が記憶を失っていることに気付いたのちの反応も様々です。元々その記憶は自分で消したくて消している記憶のことが大半ですから、それをつきつけられることで、混乱したり、軽度の抑うつ状態になったり、そのことに関して悩まされたりします。ただ、一方で防衛本能の延長なのか、記憶の欠落に気づいても無反応の人やあまり心配しない人というのもいます。

 

多くは自分を形作る記憶を忘れてしまっているので、自分がどういった人間であるという自覚も乏しく、混乱してしまうようです。

 

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2009/04/26-017538.php?category=226])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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