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メンタル

幼少期に虐待を受けていることが多い…解離性同一性障害(多重人格)の診断基準とは?

 

解離性障害の中のひとつに解離性同一性障害という疾患があります。

人の人格はひとつの体、ひとつの脳の中に一つだけ存在するのが当たり前ですし、基本ですが、何らかの原因によってひとつの体、ひとつの脳の中に人格のようなものがいくつか存在する疾患です。

 

解離性障害は精神医学の先進国であるアメリカの精神医学会が規定するDSM-Ⅳという診断基準において以下のように定義されています。


 

1.2つ以上の明確に自我同一性または人格状態の存在がある

(そのおのおのは、環境および自己について知覚し、思想し、関係を持つ比較的持続する独立の人格様式を持つ)

 

2.これらの同一性または人格状態の少なくとも2つが反復的に患者の行動を統制する

 

3.重要な個人的情報の想起が不可能であり、普通の物忘れで説明できない程に強い

 

4.この障害はアルコール・薬物などの物質嗜癖による混乱やブラックアウトではなく、他の身体疾患の直接的な生理的作用によるものではない

 

5.子どもの場合には、その障害が想像上の遊び仲間または他の空想的遊びを原因とするものではない


 

 

解離性同一性障害は、しばしば情緒不安定で衝動的な行動をとり、他者に対する評価が極端な境界性人格障害との重複や、誤診も指摘されます。

 

こうした基準以外にも、医師との会話の中で見られる患者の性格や、年齢、性別、発症時期などを総合して診断をします。

特に解離性同一性障害を発症する患者は、その多くは幼少期に虐待を受けていることが多く、その有無も確認する必要があります。

 

解離性同一性障害は強いストレスから自分の精神を守るために防衛機能による結果だと言われています。

ですから、解離性同一性障害が疑われたらそれを理解し、丁寧に接していく必要があるでしょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/10/29-037046.php?category=317])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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