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メンタル

何度もカギの施錠を確認してしまう…確認障害って?

 

精神疾患のひとつに強迫性障害という疾患があります。

アメリカ精神医学会の分類では不安障害の仲間に分類されますが、他の不安障害と異なり、必ず不安による動悸や発汗と言った身体症状が起きるわけではないというのが一つの特徴です。

 

強迫観念を和らげる強迫行為

強迫観念というのは「考えないでおこうといくら思っても頭から離れない思考で、自分の意思に反して絶えず自分にまとわりついてくる不安感を伴うイメージや思考内容」を指します。

これは長時間にわたって繰り返される思考で、内容は患者さんによって大きく異なりますが、何かをしなければいけないという内容の強迫観念が多く見られます。

これに対して、この強迫観念によって引き起こされる不安感を和らげるために、これもまた意味のない行為を行うことによって一時的に安心感や安定感を得ようとするのが強迫行為です。

 

何度も確認する確認障害

強迫行為は反復行動確認行動のふたつにわけられます。

このうち確認行動というのは確認障害とも言い、完全な行為の遂行のために繰り返し何度も確認をします。

 

代表的な確認障害「鍵の確認」

家の鍵をかけたか分からなくなり確認することは誰にでもあることですが、確認障害になると、何度確認しても「カギをかけ忘れたのではないか」という思いが頭から離れません。

そのため外出できないといった、生活への支障が生じることもあります。

 

他の例は?

鍵の確認の他にも以下のような確認障害の症状があります。

・電気器具のスイッチを切ったかどうかの確認

・ポストに投函する手紙の住所やあて名の確認

・送信したメールが正しく送られたかどうかの確認

・英単語が正しくつづられているかどうかの確認

最後の英単語ではごくごく簡単な単語でも正しいかどうかが気になってしまい、いちいち辞書を引き、何度も確認してしまうということがあります。

 

こうした確認障害は行動の繰り返しによって生活が前に進まなくなってしまいますので、生活への支障が大きいと言えます。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2007/05/30-002233.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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