カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. メンタル >
  3. 不安・恐怖 >
  4. 強迫性人格障害の心の中の葛藤…自分を守るためにルールを守る?

メンタル

強迫性人格障害の心の中の葛藤…自分を守るためにルールを守る?

 

「秩序を重視する」というのはとても聞こえのいい言葉です。

逆に「無秩序」となるとなんだか統制がとれておらず、バラバラな印象を受けます。こうした秩序を重視する性格を症状のひとつとして持つ疾患に強迫性人格障害があります。

 

強迫性人格障害はよく完璧主義という言葉と共に説明されます。その他の側面にあるのが秩序重視の性格で、自分が秩序を守ることもそうでし、他人に秩序を保たせることにも意識が向きます。

これは幼少期に過剰に親から非難された経験などが原因で、規範から外れることへの恐怖心が根底になるあるものと考えられています。

 

心の中の葛藤がある

強迫性人格障害の患者でも、それが100%正しいと思ってやっているわけではありません。

意識の中では完璧に秩序を守ることが正しいと考えているかも知れませんが、無意識の奥では「自己主張と集団主義」「他者を気遣うことと他者を支配すること」「寛容な態度をとることと厳格な態度をとること」といった葛藤を抱えているのが特徴です。

 

自分を守るために秩序を守る

秩序から外れるということはしばしば、孤立するあるいは、他者から攻撃を受けるということになりかねません。強迫性人格障害の患者は「自分に自信がなく、自分の判断力が不足している」と感じています。

ですから、社会秩序を重視し、それを支える社会的なルール、道徳的なルールに従順に従うことで、大多数の行動に自分の行動を調和させ、自分の責任で自己決定することの不安感を緩和しようとしています。

自己判断に対する自信の欠落を、大多数の人が認めるルールによって補償してもらっているのです。

 

社会のルールを守ることで得られる安心感で強迫性人格障害の患者の精神は保たれていると言えます。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/07/25-366078.php?category=226])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

不安・恐怖に関する記事

ルールを守って安心!な人格障害、「強迫性人格障害」

  融通の利かなさも、度が過ぎれば精神疾患になる可能性があります。しばしば融通...

帰宅拒否症を予防しよう!パートナーとして心がけておきたい4つのこと

夫や妻が家に帰ってこない、精神的な理由で帰ってこられないのが帰宅拒否症です。 ...


テスト前に掃除がしたくなるあの現象…実は心理学でも証明されています!

中間テストや期末テストの前に限って、やっぱり掃除でもしようかななんて思ったこと...

男の子の親離れ不適応は、父親がカギ

最近は40代でひきこもって、母に全ての世話をしてもらっているという男性の話を聞...

カラダノートひろば

不安・恐怖の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る