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メンタル

完璧主義になってしまう強迫性人格障害の精神状態とは?強迫性人格障害の持つ欲

 

人格障害のひとつに強迫性人格障害という種類があります。

この人格障害は強すぎる完璧主義傾向が特徴であり、問題になる疾患で、対人関係も良好に築かない傾向があります。

 

強迫性人格障害の精神ってどんなもの?

強迫性人格障害の心の中は以下のように形容していくことができます。

 

・完全主義欲求

完璧主義と同じですが、「全てのことを完全に、完璧に仕上げなければ無意味である」という考えを持ち、実際にそれを実現しようとします。

しかしこれは現実に即した欲求とは言えません。仕事をするにあたってもいくつかの失敗があって、最終的にプロジェクトが成功するのが普通です。しかしそれを看過できないためプロジェクトを延期させたり、途中放棄したりといった行動が見られます。

 

・愛情欲求

強迫性人格障害の行動の根底にあるものは愛情欲求であると考えられています。

「全てのことを完全、完璧に仕上げなければ自分は誰からも愛されないし認めてもらえない」という認知ができ上がっているのです。

この考えは、愛情の方向が自分から外に向かうのではなく他人から自分に向けられるものとなっていますから、他人との関係を築くことも不得手です。秩序や完璧を延々と追求していなければ安心できず、その不安定な中で人と柔軟に関わるということ自体難しいのです。

 

・所有欲

強迫性人格障害の人は倹約が過ぎるケースがあります。未知の将来への不安から、過度に倹約したり、それで他人を巻き込むこともあります。

こうした金銭に対する執着は自分と対象物を分離することのできない過度の所有欲から来るものと思われます。

 

現実問題全てを完璧にこなしていくということは不可能ですので、強迫性人格障害の人は常に不安や葛藤の中で生活していくことになり、愛情欲求も満たされないまま苦しい状況が続いていくことになるのです。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/11/26-030768.php?category=221])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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