カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. メンタル >
  3. 人格障害 >
  4. 融通が利かない…「白か黒か」 禁欲的なタイプの強迫性人格障害とは

メンタル

融通が利かない…「白か黒か」 禁欲的なタイプの強迫性人格障害とは

 

異常なまでの完璧主義が特徴として知られる強迫性人格障害には5つのタイプに分類できるとされています。ここではその中のうち、禁欲的なタイプの強迫性人格障害をご紹介します。

 

強迫性人格障害の禁欲的なタイプとは

このタイプの患者は「服従と反抗」という両極端な葛藤を抱える性格特性を持つ強迫性人格障害において、怒りや攻撃性を昇華させた性格構造を持っています。そもそも強迫性人格障害の患者は、自分の内側に怒りや攻撃性を有しています。

 

しかし、これらは昇華、抑圧、反動形成、置き換えなどによって自分の中で処理されることがあります。それに成功したのがこのタイプです。

 

具体的にはどんな人?

このタイプの患者は「白か黒のどちらか」という二元論的な思考をします。いい意味で言えば厳格な道徳主義者とも言えますが、人に対する評価も「善いのか悪いのか」のどちらかしかなく、融通が効きません。

 

一見人に害はなさそうですが、相手が「道徳や法に違反している=悪」と判断すれば攻撃的な行動に出ることもあります。

 

攻撃心理がうずいている禁欲的タイプ

なぜ、白か黒かの二元論的思考をするのかというと、根底には自分が禁欲的な生活をして完全なる善の立場に立つことで、悪の立場にいる人間を罰したり攻撃したりして、さらに自分の立場を明確に感じるというのがあり、これが典型的なパターンのようです。

 

ある意味自分の存在を明確にするために他人を利用しているのであって、他人を罰することに快楽を感じていると言っても良いかもしれません。

 

やはり思考の裏には善の立場にいる自分がよい、愛されるべき存在であるという思いがあります。善の立場に立つように禁欲をしたのだから、それなりに満足や快楽が欲しいという補償も関係しているかもしれません。 

(Photo by: [//www.ashinari.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

人格障害に関する記事

人間関係のバランス感覚が欠如してしまう人格障害、情緒不安定性人格障害

さっきまで優しく接してくれていたのに、突然冷たい態度をとられ、あれ?と思うと...

"境界性人格障害"と"情緒不安定性人格障害"を症状の違いから見てみよう

  人格障害や精神的な病の中には感情が不安定、自分で感情をコントロールできない...


4ステップで行われる性同一性障害の診断

  性同一性障害は心の病気と分類されていますので、治療を受けることができます。...

愛情の代わりにものを所有する?強迫性人格障害のケチなタイプ

  こだわりの強さというのは誰でも持っていて当たり前ですが、こだわりが強く、そ...

カラダノートひろば

人格障害の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る