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融通が利かない…「白か黒か」 禁欲的なタイプの強迫性人格障害とは

 

異常なまでの完璧主義が特徴として知られる強迫性人格障害には5つのタイプに分類できるとされています。ここではその中のうち、禁欲的なタイプの強迫性人格障害をご紹介します。

 

強迫性人格障害の禁欲的なタイプとは

このタイプの患者は「服従と反抗」という両極端な葛藤を抱える性格特性を持つ強迫性人格障害において、怒りや攻撃性を昇華させた性格構造を持っています。そもそも強迫性人格障害の患者は、自分の内側に怒りや攻撃性を有しています。

 

しかし、これらは昇華、抑圧、反動形成、置き換えなどによって自分の中で処理されることがあります。それに成功したのがこのタイプです。

 

具体的にはどんな人?

このタイプの患者は「白か黒のどちらか」という二元論的な思考をします。いい意味で言えば厳格な道徳主義者とも言えますが、人に対する評価も「善いのか悪いのか」のどちらかしかなく、融通が効きません。

 

一見人に害はなさそうですが、相手が「道徳や法に違反している=悪」と判断すれば攻撃的な行動に出ることもあります。

 

攻撃心理がうずいている禁欲的タイプ

なぜ、白か黒かの二元論的思考をするのかというと、根底には自分が禁欲的な生活をして完全なる善の立場に立つことで、悪の立場にいる人間を罰したり攻撃したりして、さらに自分の立場を明確に感じるというのがあり、これが典型的なパターンのようです。

 

ある意味自分の存在を明確にするために他人を利用しているのであって、他人を罰することに快楽を感じていると言っても良いかもしれません。

 

やはり思考の裏には善の立場にいる自分がよい、愛されるべき存在であるという思いがあります。善の立場に立つように禁欲をしたのだから、それなりに満足や快楽が欲しいという補償も関係しているかもしれません。 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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