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メンタル

愛されたいのに息苦しい…混乱する強迫性人格障害の症状

 

日本の昔の父親像というと、厳格で近寄りがたいというイメージがありました。

今はそこまで厳格な父親というのはあまり聞かなくなりましたが、そうした厳格さがときに子どもが求める愛情を踏みにじってしまうことがあります。

 

愛情飢餓から生じる「強迫性人格障害」

上記のように厳格なしつけの下でなくても、幼少期の子どもに必要以上に厳しく接したり、愛情を求める子どもに十分に愛情を注げないことで、大人になってからも愛情飢餓の状態が継続されることがあります。

その愛情飢餓を埋めるために、社会秩序や完璧な仕事をして自分の存在を肯定しようとする疾患が強迫性人格障害です。

 

強迫性人格障害の混乱タイプ

強迫性人格障害は上記の愛情飢餓を埋めるために様々な行動に出ます。

その行動のあらわれ方によって5つのタイプに分けることができ、その中のひとつに「混乱タイプ」というものがあります。

 

何が混乱しているのか?

強迫性人格障害では「欲求」と「衝動」の二つの精神状態があり、それをどのように処理するかによってタイプが変わります。

混乱タイプではこの二つの精神状態に自分自身が振り回されているタイプです。

基本的には欲求をおさえ、自分が理想とする社会的、道徳的に正しい人を求め、そのようにふるまうのですが、それに対して息苦しさや無価値感を感じおり、理想と自分の精神状態のはざまで混乱してしまっています。

 

アイデンティティが拡散してしまう

愛情飢餓が根底にある強迫性人格障害では社会的、道徳的に正しい人でなければ愛されないという立場があります。

つまりそれをしなくなるということは、愛されない自分になってしまうということです。その混乱が自分の中で大きくなると自分の人生の目的や本当に求めるものが分からなくなり、アイデンティティが拡散してしまいます

 

結果として判断力が低下したり、意思決定が困難になったり、果ては生きがいを失ったりといった問題が発生しやすいのもこのタイプの特徴です。

 

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2009/07/23-025200.php?category=279])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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