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猫背と病気の関係はあるの?猫背が及ぼす体への影響とは 肥満のもとにも?

猫背は首や背中が前に丸まっている姿勢のことで、他人に対してもあまり好印象を与える姿勢とはいえません。

しかも、それだけではなくカラダには様々な影響を与えてしまいます。

特に猫背によって太りやすくなってしまうのです。以下では、猫背がどうして肥満をもたらすのか見ていきましょう。

 

猫背で太りやすくなる?

どうして猫背になると太りやすくなるのかというと、脇の下・首の周りにあるリンパ液の流れが悪くなってしまうからなのです。

リンパ液はカラダの中の老廃物を体外に排出する上で重要な役割を果たしていますから、リンパ液の流れが悪くなってしまうと、老廃物がなかなか体外に排出されず、代謝が悪くなってしまいます。

特に脇の下にはリンパ節が密集しており、このあたりのリンパの流れが悪くなると肥満だけではなく、むくみや冷えの原因にもなります。

寒くなるとカラダを丸めてしまいがちですが、これがさらにむくみや冷えを助長しているのです。

 

褐色脂肪細胞と猫背の関係

猫背が肥満につながる理由には、もう一つあり、それが褐色脂肪細胞です。

首と肩甲骨の近くには褐色脂肪細胞というエネルギーを燃焼してくれる細胞がたくさん密集しています。

カラダが冷えた際には、この褐色脂肪細胞が脂肪を燃焼させ熱を出し、それによって温められた血液を全身に送り出すのですが、猫背の姿勢でいると、褐色脂肪細胞の働きが悪くなるのです。

 

以上のように、猫背というだけでも姿勢が悪く、良い印象を与えないのに、さらに猫背で肥満になってしまったら、目も当てられませんね。

正しい姿勢は見た目だけではなく、健康な身体の基本となります。

自分が猫背だと思ったら、姿勢を正すことを心がけていきましょう。

 

猫背と病気の関係はあるの?

猫背とはひとくくりに背中が丸くなっている状態を言われていますが、実際には4種類にわけられます。

 

【猫背には部位によって4種類ある】

①首猫背

横から見ると顎が突き出し、顔が前に出ている症状です。首や肩のこりが酷く、呼吸器系の病気になりやすく風邪もひきやすい傾向があります。デスクワークの多い人、高さのある枕を使用している人は要注意です。

 

②背中猫背

このタイプは背中の真ん中あたりが一番丸くなっていて、多くの人がなりやすい症状です。体が常に前のめりなので腹部や内臓が圧迫されて胸やけや胃痛を起こすこともあります。

 

③腰猫背

腰の部分が最も丸くなっている症状です。このタイプの特徴は腰痛も併発している可能性があります。椅子に座って脚を組むことが多い、あぐらを直ぐにかく人などは腰猫背になりやすいのです。

 

③腹猫背

お腹がぽっこりと前に出てしまうのが特徴です。チェック方法は壁を背にして立ち、頭、肩、かかとを壁につけた時に腰のあたりにかなりの隙間がある場合には腰猫背の可能性があります。

 

【どの猫背でも、併発しやすい病気がある】

猫背の人は、骨が正常な位置にないため、消化器官系の神経を圧迫したり、内臓を圧迫するなど体への負担はとても大きいのです。そのため、猫背が原因として起こる肩こりや首の痛み、腰痛をはじめ、一見関係ないとも思えるようなところに支障が出る場合もあります。

・胸やけ

・胃痛

・逆流性食道炎

・便秘

・呼吸器疾患

・眼精疲労

・不眠症

そもそも姿勢の悪さというのはどのような病気にも関わりがあるものですが、猫背を放置せずに、早めに治療をすることが必要です。

 

原因不明の慢性的な不調がある人はチェック!猫背が体に与える影響とは

パソコンやスマートフォンを見る時間が長くなってきている昨今では、つい猫背になってしまうということも多くなっているのではないでしょうか。

猫背の姿勢は体に負担をかけ、さまざまな不調の原因となることもあります。「何だか体調がすぐれない…」という人は、一度姿勢を見直してみてはいかがでしょうか。

 

■腰への負担

猫背の姿勢は、腰や首にとても負担がかかる座り方です。自動車を運転することが多く、猫背の姿勢が習慣化している人は「腰椎椎間板ヘルニア」になりやすいそうです。

「ママチャリ」のような自転車も同様に、姿勢によっては腰に負担がかかります。長時間乗る場合は猫背にならないよう注意しましょう。

 

床に座るときや椅子に座るときも、横座りをしたり足を組んだりすると、骨盤の歪みや負荷の偏りで腰痛を発症させることがあります。

 

■胃への負担

背中が丸くなることで臓器やその周囲の神経や血管が圧迫されます。

働きが悪くなりますので、胃が重い、胸焼けや消化不良、胃下垂などの症状が出やすくなります。悪化すると胃潰瘍になることもあるようです。

 

■肺への負担

胃と同様、肺も猫背により圧迫され下垂した状態になります。呼吸が浅くなりことにより、酸素を取り入れる量が減少し、頭がぼんやりする、息苦しいなどの症状が出やすくなります。

 

■手足のしびれ

血管や神経が圧迫されることにより、手足にしびれが出ることがあります。

この他にも、リンパの流れが悪くなり免疫力が低下する、自律神経の不調により便秘になるなどの症状が出ることもあるようです。

 

気づかないうちに猫背になっていることもあります。靴底の減り方に左右差があったり、決まった座り癖がある場合は、猫背により姿勢が歪んでいる可能性もあります。

原因不明の慢性的な不調がある場合は、一度チェックしてみるとよいでしょう。

 

猫背が首に負担をかける!?首の痛みやめまいやしびれ…猫背が原因!?背筋をまっすぐにした正しい姿勢を保つのは、大変だと感じる人も多いでしょう。気づかないうちに、ついつい猫背になってしまうこともあります。この猫背の姿勢は、首に大きな負担をかけてしまいます。

 

■猫背が首に負担をかけるわけ

猫背になると、首の骨が前に傾いた状態になります。この姿勢で前を向いたりパソコンの画面を見たりするために頭を持ち上げると、首に対して頭を後ろに傾けている状態になります。

この「頭を後ろに傾ける」というのが首にとって非常に負担がかかる動作であり、まっすぐにしているときの3倍以上の負荷がかかるそうです。

 

■首への負担が影響する症状

首の神経が圧迫されることにより、頚椎の神経障害をおこすことがあります。また、血行が悪くなったり筋肉の緊張が強くなり、あらゆる不調の原因となることがあります。

 

首から上に出る症状として、首の痛み、めまいや吐き気、耳や鼻の不調などがあります。また、手の神経にも影響を与え、手のしびれ、震え、こわばり、ばね指、腱鞘炎、握力の低下などがみられることがあります。

 

■症状を改善するには

やはり根本となる、姿勢の矯正をすることが大切でしょう。正しい姿勢がどのような状態なのかということを知り、ストレッチやエクササイズを行うことで、改善する方法があります。

 

また、矯正器具や杖などのサポート用品を使用することも効果があります。神経障害がひどい場合は、治療を受ける必要がありますので、痛み強かったり異常を感じているようであれば、無理に動かさずに病院で相談しましょう。

 

猫背を直そうと姿勢を正しくしているつもりでも、腰が反ってお尻が突き出るような姿勢になってしまうと、腰痛の原因となります。

まずは正しい姿勢とはどのようなものかを知り、その状態を身につけていけるようにしましょう。

 

猫背は首への負担が大きく、血行や神経の流れを悪くします。猫背に気づいたら、早いうちから正していくよう心がけたいですね。

 

その症状、もしかして猫背ではありませんか?

自分では猫背になっていることに気づきにくいものです。無意識に立っている姿、座っている姿を見る機会はなかなかありません。そこで猫背の人に多く見られる特徴をまとめました。当てはまる項目はありませんか?

 

上半身

背骨が曲がっているため、肩や手が本来あるべき位置にこない人が多いようです。首、背中、肩に負担がかかる、血行が悪くなるなどしてコリを感じやすくなります。

・肩こりがひどい

・意識をしていない時は肩先が体の前方に出ている

・アゴが前に出る

・ストレートネックの症状がある

・両腕を垂らすと、体の真横ではなく前側にくる

 

下半身

猫背で骨盤が歪んだり、負荷がかかるなどして下半身にも影響します。痩せ型なのに下半身だけ太っているのが、猫背の人に多い体型です。

・痩せているのに下腹部はポッコリしている

・ウエストにくびれがない

・お尻がたれ気味

・(中高年の人は)年齢の割に腰が曲っている

・太ももなど下半身が太い

・内また、O脚である

・骨盤が開き気味で、お尻が大きく見える

・恥骨のでっぱりがある

 

内臓

猫背は肩先が内側に入り込むように背中が丸くなっている状態です。肺や胃が圧迫されて十分に機能しない恐れもあります。肺に穴が開く気胸、胃下垂には猫背の人が多いそうです。

・気管支や肺など呼吸器系にトラブルがある

・呼吸が浅く、息苦しさを感じる

・胃下垂

・胃腸が弱く、消化不良を起こしやすい

 

体質

猫背は運動不足の人がなりやすく、背筋や腹筋に限らず全身の筋力が弱い傾向にあります。筋肉量の少なさは血行不良の原因になるため、冷えや顔色の悪さが目立ちます。

・常に手や足先が冷える

・顔色が青白い

・便秘気味、または便秘と下痢を繰り返す

 

精神面

猫背の人は一般の人よりも集中力が持続しないといわれます。疲労がたまりやすいのも、集中力が続かない理由でしょう。

・集中力が持続しない

・疲れやすく、倦怠感が抜けない

 

思い当たる項目が複数あれば、自分の姿勢をチェックしてください。

 

猫背が及ぼす影響あれこれ

ついつい癖で背中を丸めてしまう、そんな猫背に悩まされている人も多いかと思います。

実は猫背は背中だけではなく全身に悪影響を及ぼします。

 

背中だけじゃない!

猫背と言えば背中が丸くなってしまっている状態です。

が、ただ単に背中が丸くなるだけならこけちゃいますよね?

 

背中が丸まっても立っていられるのは、身体の他の部分も変化することによって背中の丸みを代償してるからです。

 

背中以外で変化の出るところ

○首

24個の背骨が連なって脊椎は出来ています。背中部分(胸椎)が曲がれば首(頸椎)も曲がります。ストレートネックの方は猫背ですね。

 

○顎

背中が丸くなることによって頭部は前方に位置し、顎を支える様々筋肉の過緊張・短縮・筋力低下が起こります。

 

○肩

肩は自由に動くために背中に乗ってるだけです。土台の角度が変われば肩の動きや負担も変わります。

 

○肋骨

肋骨が引き上がることによって胸郭が広がり呼吸ができます。背中が丸くなると肋骨は十分に動くことが出来なくなり、呼吸は浅くなります。

 

○骨盤

背骨の土台が骨盤です。背骨の角度が変われば土台である骨盤の角度も変わらざるをえません。

 

○股関節

猫背になって重心の前後バランスが崩れると、股関節に無駄な負荷がかかります。

 

○膝

膝は股関節と足関節に挟まれて動きます。股関節の過剰負荷による影響で膝にも悪影響が出ます。

 

○足首

足首は身体の土台です。上方の重心が少しずれただけでもふくらはぎや脛には多大な負担がかかり、筋の付着部である足首にも悪影響が出ます。

 

○足

足は脚の筋肉や靭帯とのバランスでアーチを形作っています。 重心のアンバランスはアーチの形成を阻害します。

 

まとめ

これらの骨だけでなく、そこに付着する筋肉や靭帯などの様々な組織にも影響が出ます。

たかが猫背と言っても油断は禁物です!

(Photo by:http://www.ashinari.com/2013/05/01-378253.php?category=169)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-17掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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