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健康診断・健康管理

腎臓病の方はHbA1cの偽低値を引き起こすかも!?

 

年を取ると体も当然衰えてくることから1つだけではなく複数の病気や生活習慣病予備軍であるという方も増えてきます。

例えば肝臓の調子が悪いのと同時に動脈硬化気味であったり、心臓病とともに高血圧を持っていたりという風にです。

今以上に病気を増やさないために重要なポイントの一つがほかの病気の検査結果もきちんと見ておくことです。

特に生活習慣病である血圧、血糖値関連はしっかり注意した方が良いです。

 

●HbA1cの偽低値の可能性

糖尿病の指標の一つであるヘモグロビンとブドウ糖が結びついたHbA1cの値はNGSP値では8%を超えると本格的に危険と言われています。

そんなHbA1cで偽低値、つまり本当は血糖コントロールが出来ていないのに検査上は血糖コントロールに問題なしのように見える検査結果が見られます。

HbA1cで偽低値が出やすいのは腎臓病の方、特に透析を受けているなど重度の腎臓病の方に多いです。

 

●腎臓病とHbA1cの偽低値

腎臓病の方がHbA1cの偽低値を引き起こす要因は2つあると言われています。

まず1つはエリスロポエチン製剤という、腎臓病に使われる薬で血中の血球体積量が増えてしまうとそれに対して中にあるHbA1cは少ない結果になってしまうということです。

そしてもう一つが、腎臓病の方は赤血球の寿命がほかの人に比べると短いのでヘモグロビンがブドウ糖と結びつかないケースが多いという理由です。

 

●グリコアルブミンで糖尿病を判断

腎臓病の方、透析を受けている方の場合はHbA1cでの糖尿病・血糖値コントロールの判断が難しいことからグリコアルブミンの数値を使うのが適切と言われています。

こちらもほかの検査と同じように血液検査でわかります。

 

腎臓病の方の場合は薬や赤血球の寿命の影響でHbA1cが低く出てしまうことがあり、血糖コントロールや糖尿病のリスクを正確に測れないケースも多いです。

このことからグリコアルブミンでの検査が推奨され、範囲としては12.4-16.3%が正常、高くても20%を超えないグリコアルブミン検査結果が重要です。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/11/08-372573.php])

 

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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