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内出血によるアザの種類と特徴は?アザを隠す・消す方法、「グルタミン」が治療を助ける!?

 内出血によってできる「アザ」は、内出血の状態によって色や大きさが異なります。

アザの特徴を、さまざまな角度から説明します。

 

皮膚下組織の深さによる違い

打撲傷などで皮膚科組織を損傷して起こった内出血では、ダメージを受けた部分によって色が異なります。

 

皮膚表面に近い部分が損傷した場合は、青いアザが生じます。いわゆる「青タン」です。皮膚の深い部分で内出血が起こると、黒いアザになります。

 

脂肪が少なく皮膚下組織が薄い脛や前腕部では青いアザができやすく、太ももや体幹部には黒いアザができる傾向です。

 

大きさの違い

出血量と、どこに血がたまるかによってアザの大きさが違います。

 

内出血の量が多く、血が広がりやすい部位では大きなアザになります。太ももや腰で多量に内出血すると、アザは大きくなります。

関節付近の内出血では、関節を包む関節包内に血液が溜まり、アザは大きくないものの、関節の可動域制限が起こる場合もあります。

 

位置の変化

内出血を起こしてできたアザが、時間の経過とともに下に降りてくることも。これは重力で血液が下がってきたために、アザが移動して見えるからです。

 

色の変化

内出血が起こった直後から、時間が経つにつれてアザの色が変化します。

 

内出血直後は、血液の色そのままで赤いアザが見られます。その後、血液中のヘモグロビン(赤色色素)が酸素の影響を受け、アザが青色に変化します。さらに時間が経つと、青みがかった緑色から黄色や茶褐色に変化して消滅します。

 

いつまでも赤色や青色のアザが続くようなら、内出血が治まっていない可能性があります。

 

アザの色や大きさから、内出血の程度や治癒の経過を推察できます。気になるアザの状態があれば、検査を受けましょう。

 

打撲?それとも骨折??骨折による内出血の仕組みと特徴について

内出血を生じるケガのうち、とりわけ重傷なのが骨折です。骨折は、明らかに折れていると分かるケースばかりではありません。

 

内出血の状態と、ほかの症状から骨折の有無を判断し、適切な対処をしましょう。

  

骨折で内出血が生じる仕組み

骨折では、折れた骨が周辺の組織を傷つけて出血します。皮膚が切れて体の外に血液が流れ出るのではなく、皮膚は切れずに内出血だけ起こるケースも多々あります。

 

骨折は、転落や硬いものとの衝突など、強い衝撃が原因である場合が多いため、その衝撃によっても筋肉組織などが損傷して内出血が起こります。

 

疲労骨折では強い衝撃が加わらずに発症するケースもあります。この場合は、折れた骨が周囲の組織を傷つけて内出血に至ります。

 

骨折による内出血の特徴

骨折の原因になった外部からの衝撃が強く、骨が大きくずれるほど周囲の組織の損傷がひどいため、大量の内出血が見られます。内出血のピークは、骨折から数時間後です。炎症をともない、大量の出血によって細胞が圧迫されます。

 

内出血の量が多いと、黒っぽい出血斑になります。数日にわたって内出血が続くこともあり、腫れや痛みも強いでしょう。

 

骨折か打撲か分からない時

軽い骨折では、内出血が打撲によるものか骨折によるものか分からないことも。内出血を起こした部分の骨を軽く押し、痛みを感じたら骨折しているかもしれません。

 

数日経っても痛みが続き、新たな内出血が起こるのも骨折の特徴です。

 

注意が必要な内出血

皮膚が切れて大量に血が流れ出る出血に比べ、皮膚内部で起こる内出血は軽く見えることがあります。しかし、出血による危険には変わりがありません。太い血管が損傷し、多量の内出血が起これば命の危険もあります。

 

急激な腫れ、貧血、意識の低下が見られるなら、救急車の要請も必要です。大腿骨や骨盤の骨折は大量出血の可能性が高く、要注意です。

 

大量の内出血、患部を押した時に圧痛を感じるなら、骨折の可能性があります。

 

内出血のアザ、どうすれば目立たなくなる?~アザを隠す・消す方法~

「体の目立つ部分をぶつけて大きな青アザができてしまった」「脚のアザが消えずにスカートを履けない」そんなアザにまつわる悩みをもったことはありませんか?内出血後のアザがシミのように残り、美容の面からも気にしている女性もいるでしょう。

 

アザを隠す、消す方法にはどのようなものがあるのかご紹介します。

  

アザを隠す

打撲を負ったばかりで回復には時間がかかる状態のアザなら、一時的に隠すしかありません。消えなくなってしまったアザが気になっている人も、工夫次第で目立たなくできます。

 

◆衣類

腕や体幹部にできたアザなら、長そでの衣服などで覆うだけで簡単に隠せます。夏でも薄手の長そでカーディガンを羽織り、涼しくアザ隠しができます。

 

アザができやすい脛の場合、ふだんより色が濃いストッキングを着用すればアザが目立ちません。

 

◆化粧品

衣類で覆い隠せない部分のアザは、アザ隠し専用の化粧品がお勧めです。生まれつきアザがある人、ケガでアザや傷が残っている人向けのファンデーションやコンシーラーがたくさん販売されています。

 

肌色に合わせて選べば、見た目も自然です。顔用のものを体に使うこともできます。

 

アザを消す、薄くする

内出血後、時間が経ってもアザが残ってしまうことがあります。打撲などの衝撃を受けると、体はメラニン色素を生成して防御反応を起こします。このメラニンが残り、シミになります。アザを消す、薄くする主な方法は次のとおりです。

  

◆レーザー治療

アザから色素沈着によるシミに移行したものは、皮膚科や美容外科のレーザー治療で薄くします。レーザーの照射は一瞬ですが、人によってはやや強い痛みや熱さを感じます。

 

効果が表れる人が多いものの、費用が掛かるのが難点です。

 

◆ハイドロキノン

ハイドロキノンという成分は、「肌の漂白剤」とも呼ばれるほど強い美白力があります。このハイドロキノンを配合した化粧品でシミが薄くなる可能性があります。

 

ただし強い成分なので、使用には注意が必要です。個人輸入などをせず、病院で処方されたものを使いましょう。

 

アザが精神的な負担になることもあります。少し工夫することで、気持ちが楽になるかもしれません。

 

内出血をともなうケガの治療を助ける「グルタミン」の効果と摂取方法

打撲などによる内出血は、ほとんどの場合が完治まで1~2週間程度かかるでしょう。骨折や捻挫でなければ、アイシングを施すだけで自然治癒します。もしスポーツの大会に出るなど回復までの期間を短縮する必要があるなら、筋肉など傷ついた組織の回復を助ける成分、「グルタミン」を摂取すると良いでしょう。

 

グルタミンとは

グルタミンはタンパク質の構成物質であるアミノ酸の一種で、筋肉中に多く存在します。筋肉トレーニングをしている人がプロテインなどともに筋肉増強剤として使うこともあります。運動やケガによって損傷した筋肉の修復を助けるといわれるため、ケガからの回復期に摂取すると効果が上がるでしょう。

 

グルタミンの摂取方法

グルタミンは筋肉中に含まれる遊離アミノ酸の6割を占める重要なアミノ酸です。しかし体内での合成量は不足しがちなため、食物などから積極的に摂取する必要があります。

 

◆食品中のグルタミン

グルタミンは自然界に多く存在するアミノ酸なので、食品から摂取できます。食品の中では小麦粉、大豆、サトウキビ、海藻、トマト、肉や魚、卵、チーズなど乳製品がグルタミン豊富です。

ただ、アミノ酸であるグルタミンは熱に弱い性質です。そのため加熱調理でグルタミンが変性してしまうでしょう。トマトや海藻など生食できる食品がお勧めです。魚なら刺身で食べるとグルタミンを補給できます。

 

◆サプリメント

熱に弱いグルタミンを効率的に摂るなら、サプリメントの活用も良いでしょう。グルタミンの過剰摂取は肝臓にダメージを与える恐れがあります。あくまでも食事を補う程度に考えてください。肝臓に持病がある人は、医師に相談しましょう。

  

グルタミンが回復を助けるのは、内出血そのものではなく筋肉組織などの修復です。筋肉組織などの回復が早まれば新たな内出血も起こらず、内出血からの回復期間も短縮できるでしょう。

 

(Photo by:http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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