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内出血と腫れをいかに抑制するかが大切!アキレス腱断裂の症状

 

大きな内出血をともなう足のケガの1つが、肉離れです。特にふくらはぎは肉離れの好発部位です。

 

ふくらはぎの肉離れ治療の過程を内出血の状態と合わせて説明します。

 

肉離れで内出血が起こる理由

ふくらはぎの肉離れは、腓腹筋の内側頭中間部などが損傷する障害です。内出血は、この損傷した組織からのものです。

 

内出血のコントロールが治療のカギ

ふくらはぎの肉離れでは受傷直後から内出血が始まり、数日でふくらはぎ全体からアキレス腱、足首まで広がることも珍しくありません。

 

大量の内出血と腫れをいかに抑制するかが、治療のポイントです。

 

内出血を抑える初期治療

まず触診とエコー検査によって肉離れを起こした位置と程度を確認します。次に初期治療としてアイシングと圧迫を施し、内出血と腫れを早急に抑えます。

 

アイシングと圧迫は、受傷直後から48時間、重症なら72時間を目安に行います。圧迫は筋肉をもとの位置に固定するための方法で、包帯やテーピングをしっかり巻き付けます。ただし腫れているふくらはぎがうっ血しないよう定期的に圧迫を緩め、再び圧迫する作業を繰り返します。

受傷部分の細胞が酸素と栄養不足にならないよう、初期治療で内出血を抑える必要があります。

 

内出血が治まった後の治療

受傷後2週間ほどで内出血の跡は青く変色しているでしょう。重力で内出血した血液が下がり、足の甲まで広がっているかもしれませんが、新たな内出血が見られなければ心配不要です。

 

内出血とともに腫れも治まりはじめているので、マッサージや温熱療法で筋肉の修復を助けます。この段階で強い力を加えると、再び組織が傷ついて内出血が起こってしまいます。内出血の状態を確認しながら、慎重に行いましょう。

 

回復期の治療

受傷後4週間くらいになると、内出血の跡は青緑や黄色がかった色になっているでしょう。腫れも引く時期です。この段階では治療よりもリハビリが中心になります。適度な負荷をかけ、筋肉の強度と柔軟性を取り戻します。

 

内出血を早く抑え、再び内出血をしないような治療が必要です。

 

太ももやふくらはぎに感じる痛み…もしかしたら肉離れかも?

肉離れはイメージからして肉が骨からはがれるようなイメージがあるかもしれませんが、実際には筋肉の中の筋組織が、スポーツなどで急に強い収縮力が働いた際に、自分の筋力に耐えられなくなり断裂することを指します。

以下では肉離れの基礎知識として、発生しやすい場所、症状の現れ方、治療方法などについて見ていきましょう。

 

肉離れが発生しやすい場所

肉離れは以下の部分で発生しやすいということがわかっています。

 

大腿屈筋(太ももの裏側の筋肉)

大腿直筋(太ももの前側の筋肉)

大腿内転筋(太ももの内側の筋肉)

腓腹筋(ふくらはぎの筋)

 

年齢別で比較すると、20代の若年層は太ももの肉離れが多く、ふくらはぎの肉離れになると幅広い年齢層で発生します。

 

肉離れの症状

典型的な例で言えば、瞬発力を必要とするような運動、例えば短距離走など、を行った際に、急に強い疼痛を感じ、走れなくなります。

そして、損傷部分が大きく腫れ、内出血がみられます。また、疼痛のために、付近の関節を動かすこともままならなくなります。症状の強度によろいますが、歩行ができなくなる場合もあります。

 

肉離れの治療方法

肉離れの治療方法としては、第一義的に保存療法が採用されます。

1-2日間は損傷部分を冷却し、包帯によって圧迫・固定をします。その後様子をみながら、関節の自動運動を開始させ、包帯をとっていきます。

再度運動するにあたっては、しばらくの間ストレッチを行い、筋組織の回復を確認しつつ、軽いランニングから運動を開始していくのが良いとされています。

 

肉離れも症状が重い場合は歩行が困難になることから、日常生活に支障をきたします。

その際はできるだけ早く整形外科にいき診察を受けたほうが良いでしょう。

 

知っておこう 3段階で見る、アキレス腱断裂の症状

スポーツで起こりやすい肉離れは、瞬間的に大きな筋収縮を強制されたときに、筋肉が引き延ばされて断裂してしまうことによって起こります。

この肉離れの症状は以下のような3つの段階に医学的にわけられています。

 

第1段階

第1段階は「軽症」に分類される段階です。肉離れを起こしている筋肉の損傷も軽く、症状も軽微です。筋肉自体は部分的に断裂が生じており、痛みはあるものの自力の歩行ができるという段階です。運動するにあたっても支障はありません。

 

第2段階

第2段階は「中程度」の症状の段階です。この段階では第1段階よりも筋肉繊維が一部断裂ではあるけれどもかなり断裂してしまっている状態で、痛みもありますが我慢すれば運動を続けることができる程度です。しかし、筋膜が損傷していることと、皮下内出血を起こしていることがほとんどで、自力の歩行すら障害が出てきます。

 

第3段階

第3段階は「重症」の段階です。筋線維の断裂が深く生じていて、断裂したと思われる部分を指で押しながら圧迫すると陥没しているのが確認できます。

この段階の肉離れを起こすと自力歩行はほぼ不可能になりますし、非常に激しい痛みも伴いますので、もちろん運動をすることは不可能です。

 

第3段階は第1段階、第2段階と一線を画して重症度が大きいため、アスリートの場合、実戦へ復帰するまでの期間は倍以上かかることになります。

そのため第3段階と思われる症状の場合には早期に病院を受診し、医師に診断してもらい治療を開始することが必要になりますし、医師のみならず指導者やスポーツトレーナーにもこうした肉離れの重症度の判断ができるようにしておくことが望まれます。

 

肉離れでは症状の段階によって治療方法も異なります。そのためまずは自分の症状がどの段階にあるのかを自分自身でも判断できるとよいですね。

 

(Photo by:http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-07掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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