カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 感染症 >
  4. その他 >
  5. 感染性心内膜炎が原因で爪に内出血が起きる!~爪の内出血の原因~

気になる病気・症状

感染性心内膜炎が原因で爪に内出血が起きる!~爪の内出血の原因~

 

爪の内出血は、ケガ以外の原因でも生じます。その1つが、「感染性心内膜炎」です。感染性心内膜炎による爪の内出血について述べます。

 

 

感染性心内膜炎で生じる爪の内出血の特徴

爪の下にある毛細血管から出血します。1~3mmの赤くて細い線状の内出血で、「爪下線状出血」と呼ばれます。内出血直後の色はピンク色。時間の経過とともに赤紫がかった色に変化します。爪を上からギュッと押しても爪下線状出血の色は変わりません。

 

感染性心内膜炎とは

ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌、腸球菌、真菌など身近な細菌が血液中に入り込み、心臓の中に生息巣をつくる疾患です。

細菌に感染するきっかけで多いのは抜糸、内視鏡生検、カテーテル治療などの医療行為です。

 

感染性心内膜炎で爪が内出血する理由

心臓の中で生息巣を作った細菌は、血液にのって全身を回ります。爪のような末端部位では毛細血管の中に細菌が詰まり、内出血に至ります。

 

感染性心内膜炎を発症しやすい人

先天性心疾患の動脈管開存症や心室中核欠損症、後天性弁膜疾患の僧房弁逆流症や大動脈弁流症などの既往症がある人は、心臓に細菌が繁殖しやすいといわれます。免疫機能低下も感染性心内膜炎のリスクを高めます。ステロイド治療や人工透析を受けている、慢性肝疾患の人は要注意です。

 

爪下線状出血以外の症状

感染性心内膜炎を発症すると、感染症状・心症状・塞栓症状が現れます。主な感染症状は発熱や全身倦怠感、新症状は呼吸困難と心雑音、塞栓症状は爪下線状出血や脳梗塞・腎梗塞などです。複数の症状に当てはまるなら、感染性心内膜炎の可能性大です。

 

 

爪下線状出血に気づいたら、ほかに気になる症状がないかチェックしましょう。抗生物質を投与して、菌の増殖を抑える治療を行います。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/09/18-382216.php)

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

その他に関する記事

敗血症を予防するには何が効果的なの?

  敗血症、別名「全身性炎症反応症候群」という疾患を耳にした事はありません...

猫ひっかき病になったらどうする?治療法は?

猫ひっかき病とは、その名の通り猫や犬にひっかかれたり、噛まれたりすることで起...


敗血性ショックはICU治療で行われる!?患者の状態に応じた治療とは

  人は生活の中で様々な細菌に接しています。 通常の状態であればそうした細菌...

「薬用」と「普通」石けんの殺菌効果に違いは無い?殺菌成分「トリクロサン」の安全性は

昨年2015年の6月に、殺菌成分「トリクロサン」のヨーロッパでの使用禁止が、...

カラダノートひろば

その他の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る