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メラノーマ(ほくろのがん)の種類や症状、早期発見のためには?

爪の黒い筋はガンの一種「メラノーマ」?爪の内出血と間違いやすい症状

爪の内出血に症状が似ているのが、皮膚ガンの一種「メラノーマ。日本国内でメラノーマを発症する人は年間1500~2000人。多い病気ではありませんが、進行が早く、恐ろしい病気なのです。

 

メラノーマと通常の爪下出血との違いをみてみましょう。

 

黒っぽいスジから始まる

爪に黒っぽくて細いスジが入っているのが、最初に気づく症状でしょう。黒色のスジは古くなった血のような色なので、時間が経った内出血の跡と間違いがちです。

 

メラノーマは、足の親指に生じるケースが大半です。

 

単なる爪下出血との違い

通常の爪下出血でも黒いスジが入ることがあります。メラノーマと通常の爪下出血を区別するのは、その後の変化です。ケガなどで生じた黒いスジなら、爪が伸びるのにともなってスジが移動します。スジ自体は伸びたり広がったりしません。時間の経過とともに薄くなっていきます。

 

メラノーマの場合は、ガン細胞が増殖するので黒いスジが縮小することはありません。スジが伸びたり広がったりして、最後は爪全体が黒くなります。

 

爪以外に起こるメラノーマの症状

メラノーマは、倦怠感、食欲不振、体重の減少、微熱が続くなど全身症状を引き起こすことがあります。

 

メラノーマの検査

メラノーマが悪性であるか否かを、皮膚組織を切り取って調べる生検を行います。非常に転移する確率が高いガンなので、レントゲンやCTスキャン、MRIも撮影して全身を検査します。

 

メラノーマ以外の可能性も…

爪に黒いスジや斑点があるからといって、メラノーマだと自己判断するのは尚早です。単なる皮下出血、副腎機能が低下するアジソン病、ホルモン異常の可能性もあります。慢性の便秘でも黒色斑点が生じます。

 

メラノーマは非常に重大な病気なので早期発見が大切ですが、黒いスジだけで思い悩まないようにしましょう。気になる症状があるなら、検査をお勧めします。

メラノーマ(ほくろのがん)を早期発見するために

皮膚癌の一種で、たちが悪い、といわれています。

 

早期発見すれば、非常に予後のよい病気なのですが……。

 

では、早期発見するには、どこに気をつければよいのでしょうか。

 

○ メラノーマの発生部位

メラノーマの主な発生部位は、以下の通り。

・足の裏の皮膚、足の指・爪

・皮膚どこにでも

・目の中の組織

・口の中

日本人発症者のうち3割は、足の裏にできるといいます。

 

○ メラノーマの特徴

皮膚科の医師にとっては、見ただけである程度診断できる特徴を備えています。

 

・形がいびつ

・境界が明瞭でない

・色が均一でない

・直径が6mm以上

・盛り上がっている

 

これらが大きな特徴です。

基本的に、丸くくっきりと、時には盛り上がっているほくろとは異なります。

ただ、メラノーマの初期段階が、ほくろのように見えることは多々あります。

 

○ 発症する年齢

メラノーマを発症する年齢は、40歳以上になると増え、60~70歳が最も多い年齢層です。

しかし、若いから発症しないというわけではなく、何歳でも発症する可能性があります。

 

早期発見では、簡単な手術で90%以上が治るメラノーマ。

心配な「ほくろのようなもの」が急に出来た時は、医師にかかり、早めの対策を打つことが賢明です。

日焼けサロンでメラノーマ!?

ほくろの癌といわれる、皮膚癌の一種・メラノーマ。

癌の中でも悪性度が高く、転移を起こし死亡率も高い癌です。

 

そんなメラノーマ、日焼けサロンで発症率が上がるという報告がなされているのです。

 

○ 日焼けサロンで発症率が20%アップ?

フランスの医師により、メラノーマの症例10000件以上を調査した際のデータによると、日焼けサロンに通うとメラノーマの発症確率が20%もアップしたとか。

また、35歳より前に日焼けサロンを利用すると、メラノーマを発症するリスクが75%上昇する、というデータも報告されています。

 

欧米では、小麦色の肌はステイタスのひとつでもあります。

そのため、日本人以上に日焼けすることへの憧れもあり、特に若年層はせっせと日焼けサロンに通うのだとか。

 

そして数年後にメラノーマ…、というのは、大きな代償ですよね。

 

○ 日焼けサロン禁止法案

2011年10月、アメリカのカリフォルニア州で、18歳未満の人への日焼けマシン禁止法案が成立しました。

すでに、ブラジルでは国全体で全面禁止となっていますし、オーストラリアでも議論されているようです。

 

理由としてはもちろん、皮膚癌発症リスクの低減のため。

 

発癌リスクをランク付けしているIARC(国際がん研究機関)によると、日焼けマシンの危険性は最高ランクの「人間に対する発癌性が認められる」です。

アスベストやタバコ、X線や大量の放射線被曝と同等ランクとされているのです。

 

今すぐ癌になるというわけではなく、何年後、十年後以上後に、発症する可能性があること…。

 

紫外線の危険性は、皮膚癌に限った事ではありません。

できる限り、避けたいものですね。

メラノーマ(ほくろのがん)の種類

初期状態がほくろと似ていることもある、皮膚癌の一種、メラノーマ。

たちが悪いと言われる癌ながら、早期発見によって、予後は非常に良好となります。

 

メラノーマの種類を知っておくことで、早期対応を可能にしましょう。

 

○ 悪性黒子型

一般的に、60代以上の高齢者に多く見られるメラノーマです。

顔や首、手の甲など、日光を直接浴びやすい露出した部分に多く発生することが特徴です。

最初は茶色~黒っぽいあざのような感じで出てきます。これは前駆症の状態で、数年以上存在することがあります。

やがて、進行速度が増していくごとに黒くなり、色素斑の広がりも大きくなっていきます。一部が固くなったり、瘤のように膨らんだりします。

発症年齢が高いことから、メラノーマの中では比較的成長はゆるやかであり、治癒する確率が最も高いといえます。

 

○ 表在拡大型黒色腫

ほくろの細胞(母斑細胞)から発生すると考えられており、全身のどこにでも発生する可能性があります。

一般的には50歳代の発症率が多いものの、子供から老人まで幅広い年齢層で発生します。

 

少し盛り上がったあざが発生し、進行していく毎に色がまだらに変化し境界が不明瞭になっていきます。

比較的緩やかに進行しますが、悪性黒子型よりは治癒率が低い傾向にあります。

 

○ 結節型黒色腫

全身どこにでも発生しますが、ほとんど前駆症がなく、初めから急速に皮膚が盛り上がることが特徴です。

主に40-50代に多いものの、幅広い年齢層で発生しています。また、日本人の症例が2番目に多いタイプです。

初期に盛り上がった皮膚は、初めは茶色から黒、だんだんと濃い黒や濃淡混ざった色となります。

中には血管性腫瘍のように見えるものも存在します。

転移することも多く、最も悪性度が高いと言われています。

 

○ 末端黒子型黒色腫

日本人に最も多いタイプで、足の裏や手のひら、爪などの末端部に発生します。

前駆症として、茶から黒、次第に中央部を中心に濃い黒となり、固く瘤になったりします。

爪は、黒褐色の筋が縦にできることが特徴で、爪が割れたり、爪周囲の皮膚にもシミができたりします。

 

同じメラノーマであっても、症状や進行する速さは様々。

気になる症状があったら医師に相談することはもちろんですが、メラノーマを宣告された時は自分がどのタイプなのかをきちんと確認しましょう。

 

(Photo by:http://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-18掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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