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介護・認知症

軽い打撲でも内出血と出血斑が起きる?老人性紫斑は運動機能の低下に原因あり!

 

軽い打撲でも内出血と出血斑を生じる老人性紫斑は皮膚や血管などの体の加齢変化、「体が衝撃に弱くなったこと」が主な原因です。それに加え、運動機能の加齢変化も老人性紫斑の一因になります。つまり「運動能力が落ちて体が衝撃を受けやすくなった」ために老人性紫斑を起こしやすいともいえます。

高齢者の運動機能低下と老人性紫斑について説明します。

 

組織ごとの加齢変化

運動機能に関わる体の各組織に加齢変化が生じることで、運動機能が低下します。

 

◆筋肉の加齢変化

体重に対して筋肉が占める重量の割合は、成人(若年)で40%です。この割合は40歳を過ぎると1年で0.5%ずつ減少、65歳以降はさらに減少率が上がり、80歳になると若いころの筋肉量から30~40%減少しています。筋肉重量が減るのは筋肉を構成している筋線維の数が減り、さらに委縮も起こるためです。

筋肉の加齢変化により、姿勢保持や歩行能力が低下します。ふらつきや転倒を起こしやすくなり、老人性紫斑につながる打撲傷を負うことが増えるでしょう。

 

◆骨の加齢変化

骨密度の低下が骨の加齢変化として知られていますが、関節でも加齢変化が起こっています。関節を構成している軟骨がすり減るなどして変形し、関節痛や関節の可動域制限がみられるでしょう。関節の動きが制限されると、歩行や立位が不安定になって転倒しやすくなります。入浴やトイレ、着替えなど日常生活の動作も不自由になり、体をぶつける、関節部分をひねるなどして内出血に至ります。

関節の加齢変化が著しいのは膝関節、股関節、肘関節、手指関節です。

 

 

その他、運動機能に関する加齢変化

瞬発力、とっさの動きを左右する神経伝達の速度が低下し、打撲を負いやすくなります。視力や聴力などの衰えは、転倒や思わぬケガにつながるでしょう。認知機能低下の影響も見逃せません。

 

 

筋力や骨の加齢変化は、トレーニングによってある程度は予防できます。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/04/16-377806.php?category=52)

著者: honpoさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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