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介護・認知症

皮膚の加齢変化と老人性紫斑の関係は?老人性紫斑の原因について

 

老人性紫斑の主な発症原因は、皮膚の老化です。皮膚の加齢変化と、老人性紫斑が起こる仕組みについて説明します。

 

 

皮膚の加齢変化

皮膚は表面から表皮・真皮・皮下組織の層構造になっています。年をとると真皮の厚みが減少します。さらに膠原繊維・弾力線維が委縮してハリを失います。加齢によって皮膚が薄く、硬くなるのが主な変化です。

 

 

皮膚の加齢変化で老人性紫斑が起こる理由

皮膚は、体をさまざまな刺激から守る役割を果たしています。外部からの衝撃もその1つです。真皮に十分な厚みがあり、弾力性を備えた皮膚なら、硬いものとぶつかった時の衝撃を和らげることができます。しかし加齢によって厚みと弾力性を失った皮膚は衝撃が伝わりやすく、容易に毛細血管が損傷して内出血に至ります。

 

 

皮膚に加齢変化をもたらす要因

◆活性酸素

呼吸によって体内に取り込んだ酸素の2~3%は、活性酸素になって皮膚などにダメージを与えます。真皮の繊維芽細胞を損傷し、コラーゲンやエラスチンを減少させて皮膚を薄くしてしまいます。肌が「錆びる」「酸化する」といわれるのは、活性酸素が原因です。年齢を重ねるほど活性酸素によるダメージが蓄積します。

 

◆紫外線

体の皮膚のうち老化が顕著にみられるのは、手や腕、顔など露出している部分です。衣服で常に覆われている皮膚は、加齢変化が緩やかです。これは紫外線が皮膚の老化に影響しているためです。紫外線は真皮まで到達し、コラーゲンやエラスチンの変性を招きます。屋外で日光にさらされる時間が長い人ほど、紫外線による皮膚老化が進みます。

 

◆乾燥

高齢者の皮膚の特徴に挙げられるのが、皮膚の乾燥ではないでしょうか。皮膚の保湿成分が年齢とともに減少し、皮膚が乾燥します。乾燥した皮膚は刺激に弱く、新陳代謝が不活発になります。

 

 

皮膚へのさまざまなダメージが年齢とともに蓄積し、加齢変化を起こします。その結果、皮膚が衝撃に弱くなって老人性紫斑を引き起こします。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2009/06/09-022030.php?category=52)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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