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介護・認知症

「老人性紫斑」と「ステロイド紫斑」の症状の違いは?高齢者の内出血症状

 

体をぶつけた覚えがないのに紫斑を生じた高齢者がステロイド外用薬を使用していた場合、老人性紫斑のほかに「ステロイド紫斑」の可能性があります。老人性紫斑とステロイド紫斑の症状について述べます。

 

 

似た症状

どちらも、打撲などの外傷をともなわない紫斑です。老人性紫斑では加齢によって皮膚と血管が弱くなって内出血を起こしやすく、ステロイド紫斑では皮膚から浸透したステロイドの影響で血管がもろくなって内出血を起こします。痛みが無く、自然と消滅する点も共通した症状です。

 

 

ステロイド外用薬とは

 

◆高齢者の皮膚疾患でおなじみの薬

ステロイド配合のクリームや軟膏、ジェル、スプレー薬、テープ剤などがあります。皮膚表面から薬の成分が浸透して、効果が現れます。

主に皮膚疾患治療で処方されます。高齢者が発症しやすい老人性乾皮症、老人性皮膚掻痒症に有効で、かゆみや炎症を抑え、掻きこわしを防ぎます。皮膚疾患になったことがあるなら、1度は使ったことがあるかもしれません。

 

◆副作用

ステロイド外用薬の副作用には、皮膚委縮やステロイド潮紅、細菌感染、毛細血管拡張、多毛、そしてステロイド紫斑などがあります。

 

◆ステロイド紫斑が起こりやすい場所

ステロイド外用薬の副作用は、皮膚が薄い部分に起こりやすい特徴があります。具体的には肘のくぼみ、首、顔です。

 

◆薬の使い方がポイント

ステロイド外用薬は、ステロイドの含有量によって作用・副作用が変わります。ステロイドが多く配合された外用薬を皮膚が薄い部分に長期間使えば、副作用が起こる確率が高くなるでしょう。

 

 

老人性紫斑とステロイド紫斑の症状の見分け方は非常に困難です。高齢者がステロイド外用薬を使っている場合は、副作用によるものか皮膚科で診てもらうことをお勧めします。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2009/06/09-022035.php?category=52)

著者: honpoさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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