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突き指を引っ張るのは危険!!~内出血をともなうケガの治療法~

 

内出血を生じる指のケガに、突き指があります。この突き指、応急処置として「指を引っ張るのが良い」と聞いたことがありませんか?実はこれ、間違いです。突き指を引っ張ってはいけない理由と、正しい治療法について説明します。

 

 

なぜ引っ張ってはいけないか

突き指を引っ張ってはいけないのは、「どんなケガか分からないから」です。「突き指」というのは、指に衝撃を受けて生じるケガの総称に過ぎません。突き指の中には脱臼、骨折、捻挫、打撲、腱の切断など軽いものから極めて重いものまで含まれています。受傷時にどんなケガを負ったか正しく判断するのは難しいので、とりあえず指を引っ張るという応急処置はたいへん危険です。

 

引っ張るのは整復にあたる

指関節の骨折、脱臼では、徒手整復という治療を試みるケースがあります。ずれた関節を押したり引いたりして正しい位置に戻す治療方法で、「突き指は引っ張ればよい」説は整復を元にしていると考えられます。しかし素人が整復を行うのは難しく、やり方によっては症状がさらに悪化します。そもそも整復による治療が可能なケースか否かも分からず、絶対に引っ張ってはいけない状態のケガかもしれません。

 

どんな危険があるか

単なる打撲でも、指関節付近の組織が損傷して内出血を起こしています。そこに無理な力を加えれば、さらに組織が損傷して内出血がひどくなり、炎症も悪化します。第一関節の突き指をして指が曲ったまま伸びなくなったり、重度の内出血と腫れが生じたりする場合、指先を骨折しているか、指を伸ばすための腱が断裂している可能性があります。手術が必要なケースで、引っ張ってしまうと後遺症が残るかもしれません。

 

 

自己判断による応急処置は控え、内出血と腫れがひどい時はレントゲン撮影をしましょう。

病院へ行くまでは、冷却と固定による基本的な内出血の処置が有効です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/10/30-372301.php?category=404)

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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