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健康診断・健康管理

肝臓や心臓の病気を特定するLDHアイソザイム分析とは?

 

乳酸脱水素酵素は血清の中に存在している酵素の一種で、肝臓や心臓、腎臓などに異常が出ると乳酸脱水素酵素が血液中に多く出てきます。

乳酸脱水素酵素は別名LDHとも呼ばれており、注意したいのは130-235IU/Iを下回る・上回る数値です。

 

●LDHの数値だけでは病気を特定できない?

LDHの数値は心臓や腎臓など幅広い場所での異常を早期発見するために役立ちますが、一方で1つの臓器からLDHが出ているわけではないという問題もあります。

つまり、LDHが高値もしくは低値だったとしても、どこの臓器から問題となるLDHが出ているのかわからないということです。

これでは病気の特定が大変ですが、実は健康診断でLDHが高値もしくは低値と出た場合にはその後アイソザイム分析というものを行うことで病気を特定できます。

 

●アイソザイムとは何か

LDHの数値から病気を特定するために使われるアイソザイムというのは活性は同じでもアミノ酸配列が異なる酵素のことです。

つまり、全体で見てみればLDHという1つの酵素となりますがそれぞれの配列が異なることからアイソザイム分析をすればどこのLDHなのかがはっきりするということでもあります。

LDHの場合は5つのアイソザイムを分析して問題を特定しますが、いずれも血清中のLDHで判断できるので検査の体へのリスクは低いです。

 

●LDHの5つのアイソザイム

LDHは1,2,3,4,5という5つのアイソザイムを持っており、それぞれLDH1、LDH2といったように名前が付けられています。

LDH1、LDH2が増えている場合には心臓の問題が出ているケースが多く、LDH2とLDH3が増えていれば白血病や筋ジストロフィー、肺の問題が考えられます。

LDH5だけの増加の場合には肝臓の病気の危険性が高いです。

 

乳酸脱水素酵素、LDHは1つの酵素ですが配列によって5つにわけることが可能です。

その5つのLDHのうちどのLDHが多いかによって病気・病変部位を特定することをLDHアイソザイム分析といいます。

 

(Photo by: [//pixabay.com/static/uploads/photo/2013/11/24/11/25/cardiac-217139_640.jpg?i])

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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