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健康診断・健康管理

よく分からない健康診断の数値…ALP高値から考えられる4分類の病気!

 

健康診断の数値はよくわからないアルファベットやよくわからない単位で書かれていることからあまり注意してみたことはないという方もいるかもしれません。

ですが、健康診断の数値をしっかり見ておくことで、自分の体の悪いところはもちろんこれから何に注意したらよいかもわかります。

肝機能や一部の骨の疾患についてよくわかるのがアルカリホスファターゼというものです。

 

●アルカリホスファターゼ(ALP)のアイソザイム

アイソザイムというのは同じ酵素、物質であってもアミノ酸配列が違うことによってどこから来た酵素や物質であるかわかるということです。

アルカリホスファターゼの場合には6つのアイソザイムがあり、ALP高値となる場合には病気を4分類できます。

 

●ALP高値の病気1 肝臓や胆道

アルカリホスファターゼの高値からわかる病気の1つ目が肝臓や胆道に関連している病気です。

例えば脂肪肝や急性肝炎、肝硬変など肝臓に異常が出る病気はもちろん、胆道閉塞などもALP高値から考えられます。

 

●ALP高値の病気2 骨の疾患

ALP高値で、なおかつアイソザイムが骨由来のALP3である場合は骨の疾患の危険性が高いです。

単純な怪我である骨折でもALP高値が出ますが、そのほかには骨肉腫やくる病などがあります。

 

●ALP高値の病気3 悪性腫瘍

ALP高値で、アイソザイムが胎盤由来の場合に、少数ではありますが悪性腫瘍の可能性があります。

女性でアイソザイム胎盤由来のALPが高い場合には一般的に最も考えられるのは妊娠で体が変化したことによるALP高値です。

 

●ALP高値の病気4 大腸炎等

ALPの6つのアイソザイムの内ALP6はどこ由来ではなく結合型という少し特殊なものです。

免疫グロブリンと結合したタイプのALPが多い場合には潰瘍性大腸炎などの可能性があります。

 

アルカリホスファターゼは主に肝機能の異常などをあらわす健康診断の指標として使われますがそのほかに骨の疾患や悪性腫瘍などがある場合にも高値が出やすいです。

いずれにしてもアイソザイム分析が詳しく病気を知るための手掛かりとなります。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/11/17-373078.php])

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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