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化学熱傷のコワさ、「やけどの民間療法」って効果はあるの?“皮膚粗しょう症”!一体どんな症状?日光角化症とシミはどんな風に違う?

 

火傷、というと一般的には火が原因で起きるものを思い浮かべる方がほとんどだと思います。もしくは火が元となって作られた熱湯や食べ物などで火傷をするケースもあります。

 

これらのケースとは一線を画すタイプの火傷が、化学熱傷と呼ばれる皮膚障害です。

 

●化学熱傷は傷が深い

化学熱傷のもっとも恐ろしいところは、ほかの火傷に比べて自然治癒の可能性が低く、痕が残る場合も多い、傷が深くなりやすいということです。

 

火傷と同じように水疱が出来たり、びらんが出来たりと言ったのが化学熱傷の主な症状ですが、傷が深い分治療が難しいのが現状です。場合によっては皮膚移植などを必要とすることもあります。

 

●日常でも起きる化学熱傷

化学という言葉がついていることから、研究者など一部の職業の人に起きやすいと考えられがちな化学熱傷ですが、実は日常でも化学熱傷を引き起こす物質はあります。

 

例えば掃除などに使うアルカリ液、消毒薬、トイレ用洗剤、漂白剤には化学熱傷の原因となる物質が入っているので、取り扱いには十分注意しなければなりません。

 

●もしも化学熱傷を引き起こしたら

ほかの火傷の場合は熱を持っているので冷やすのが最優先となりますが、化学熱傷の場合はそれ自体は熱を持っていないケースがほとんどです。ですので、問題となった化学物質をいかに早く取り除くかが、化学熱傷をひどくしないポイントです。

 

トイレ用洗剤や漂白剤などに皮膚が触れてしまった、服が触れてしまった場合にはまず服を脱ぎます。一見服だけについているように見えて皮膚に付着している可能性もあるので、触れたと思しき場所はすべて流水で20-30分以上洗い続けます。その後、様子を見て病院などに行くことも検討してください。

 

トイレ用の洗剤や漂白剤などでも起こり得る化学熱傷は皮膚障害のひとつで、もしも化学熱傷になったらすぐに洗い流すしか方法はありません。

 

危険な物質を含む洗浄剤の取り扱いの際には、素肌が露出しないような恰好で行うなどの注意も効果的です。

 

 

アロエやジャガイモなど「やけどの民間療法」って効果はあるの?

やけどはとても身近な外傷。

そのため、昔からさまざまな民間療法がいわれています。

ですが「民間療法で治るやけどは、何もしなくても治る」というのが多くのお医者様の定説。

赤みやひりつき、水ぶくれなどが出ているひどいやけどの場合、かえって炎症を悪化させてしまうといわれています。

 

巷に伝わる民間療法のうちいったい何が問題なのか、そもそも効果はあるのか、特に有名なものを中心に調べてみました。

 

◆アロエ

医師の話によれば、やけどをした患者さんがしている民間療法の中でも、一番多くみられるのが植物のアロエを使ったもの。

切ったアロエの断面を患部に貼り付けたり、アロエを傷つけた時に出る液を患部に塗ったりとその方法も様々です。

 

やけどや怪我の治療にアロエが効くという伝承は随分古く、今から2000年以上前の古代ギリシャやエジプトにもそうした記録がみられるのだそうです。

最近ではアロエを切った時に出てくるゲル状の液が患部を保水し、ウイルスを防ぐ効果もあるという説もあります。

 

ですがアロエは消毒薬ではないので、完全に菌を殺すということはありえません。

長時間貼り付ければ変質し、菌の温床になる可能性もあります。

アロエを貼り付けたことでかぶれを起こし、かえって炎症が悪化してしまった例もあるといいます。

やはり患部に貼り付けるのは避けるべきでしょう。

 

◆ジャガイモの絞り汁、みそなどの食品

患部を冷却したり、保湿する効果があるといわれているようですが、アロエ同様かぶれや細菌感染のリスクが高いです。

 

◆消毒薬

やけどで怖いのが、患部からの細菌感染。

ですが、お家にある消毒薬を使うのは逆効果。

ダメージを受けた皮膚にとって市販の消毒薬は刺激が強く、症状を悪化させてしまう可能性が高いのです。

 

◆馬油、ワセリンなどの油分

特に馬油はやけど治療に効果アリと喧伝され、なかには受傷直後に塗らないと効果が薄い!とまでいう人がいますが、これも考えもの。

馬油をはじめとする油分全般には、確かに皮膚表面を保護する働きがあります。

とはいえ、ろくに冷やしもせずに油分だけ補給しても、肌に残った熱でやけどがどんどん進行してしまいます。

油分を塗るのは治療が終わった後にすべきです。

 

また馬油そのものに殺菌効果があるという説もありますが、これは疑問が残ります。

製品に殺菌成分が含まれている場合も、消毒薬と同じく、炎症を悪化させる要因になります。使用は避けた方が無難でしょう。

 

やけどはまず水で冷やして熱を取り、進行を抑えるのが大切。

またみずぶくれや、変色がある場合には病院で治療を受けるのが基本です。

 

特に気をつけてほしいのが低温やけどの時。

ホットカーペットやカイロなど「普通ならやけどしない」温度で起きるやけどのため、どうしても軽くみてしまいがち。

そのため病院にかからず、こうした民間療法で治そうとする人がとく多くみられます。

 

ですが低温やけどは最初の見た目より重症化していることがほとんどです。

赤みやひりつきなどの症状が続く時は、自分で治そうとせず、すぐにお医者様へかかりましょう。

 

 

聞きなじみのない“皮膚粗しょう症”!一体どんな症状なの?!

近年テレビなどでも取り上げられるようになった“皮膚粗しょう症”という症状をご存知でしょうか。なんとなく骨粗しょう症と似ている…とピンときた方もいるかもしれません。症状としては似ているのですが、骨ではなく皮膚・肌で起こっている症状といえます。具体的にどんな症状なのか、その改善策はあるのか?等を見ていきましょう。

 

  

◆皮膚粗しょう症とは…

骨粗しょう症と同様ではありますが、骨ではなく皮膚・肌で起こっている症状のことを示します。具体的には、紫外線が原因となり、肌の潤いを保つヒアルロン酸やコラーゲン等が破壊され、それらを作り出すための要素が足りなくなってしまい、肌がスカスカになるという症状です。紫外線を浴びることで、肌が老化してしまい、その老化により肌のキメが荒く、細胞も不健康になっている状態を総称して皮膚粗しょう症と言います。

 

◆皮膚粗しょう症が起こると、どんな事が起きてしまう?

皮膚粗しょう症になると、肌に潤いがなくなり、シミやシワが出来てしまう事はもちろんですが、肌の色・乾燥・たるみ・炎症や痒みなどを引き起こしてしまうケースもあります。どれだけ手入れに力を入れても、なかなか改善されず、肌のくすみやシミなども出来てしまい、どんどん自信も無くなってしまいます。見た目だけでなく、精神的にも落ち込んでしまうと、今度は心の不健康さから、肌だけでなく食事・生活にまで影響を及ぼしてしまう影響力の大きな問題です。

 

◆皮膚粗しょう症を予防するためには?

皮膚粗しょう症の予防には、外からのケアだけでなく内側からのケアも大切です。内側からのケアとは、健康な肌細胞をつくるための栄養を与えることが大切です。そのためには、タンパク質・ビタミン・鉄分が不可欠です。これらの栄養素をしっかり摂ることで、コラーゲンの生成に役立ち、肌を綺麗に整える細胞が出来ます。

 

 

毎日の生活でビタミン・タンパク質・鉄分を積極的に摂ることが難しいと感じた場合には、サプリメントなども取り入れましょう。ただし、サプリメントの成分には、添加物が含まれていたり、科学成分を使用している物もあるので、成分表示をしっかりと確認し、ちゃんとした食材からの抽出なのか、どんな成分が含まれているのか、無添加かどうか…などの確認をしっかりとおこなってください。

 

 

日光角化症とシミはどんな風に違うの?

日光角化症に似ているものといえばシミとほくろが大半です。日光角化症は年齢を重ねると好発しやすい病気ですがシミもまた年齢を重ねると出やすくなります。

どちらも中年以降によく見られる症状ですので見分け方を覚えておきましょう。

 

●日光角化症とシミの共通点

日光角化症とシミには中年以降、老人によく見られるほかにも共通点があります。

顔や腕の外側などに出来やすいこと、大きなものが直径数㎝になることなどです。日光角化症の病変は大体2㎝程度までですがシミにもよくみられる大きさです。

 

●日光角化症はがさがさしていて少し硬い

シミは指で触ったりしてがさがさしていることは少ないと思います。特にほかの皮膚の部分は普通なのにシミだけががさがさしているというのはあまりみられません。

一方で日光角化症の病変は触るとがさがさして、少し硬いのが特徴です。ほかの皮膚よりもちょっと浮いたような、シミと同じような感じなのに硬いと思ったら日光角化症の可能性が高いです。

 

●日光角化症にはかさぶたがある

シミは自分で引っ掻いたりしない限りはかさぶたがつくことはありません。一方で日光角化症の場合は違います。

特に何もしていなくても黄色っぽいかさぶたがついているのが日光角化症ならではの特徴ですので見逃さないようにしましょう。

なお、かさぶたを触ると日光角化症の特徴であるざらざら感があります。

 

日光角化症とシミはよく似ていますが違う部分ももちろんあります。

日光角化症にはかさぶたがついており、尚且つ少しざらざら感もあるというのが特徴です。

 

(Photo by: [http://pixabay.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-18掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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