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甲状腺機能低下症の初期症状をチェックしてみよう!「シーハン症候群」「クレチン症」の症状とは?

喉仏のすぐ下にあり、外からは目に見えないものの体の中で重要な働きをしているのが甲状腺です。

 

甲状腺から出ている甲状腺ホルモンの役割は新陳代謝を盛んにすることで、甲状腺の病気には、甲状腺ホルモンが出過ぎる病気と甲状腺ホルモンが出なくなる病気があります。

 

ここでは、甲状腺機能低下症で甲状腺ホルモンが出にくくなっているときの症状を見てみます。

 

●甲状腺機能低下症の初期症状1 だるさ・疲れやすさ

普段通りに活動しているのに急にだるくなったり疲れやすくなったりといった出来事があれば単なる疲れというだけではなく甲状腺機能低下症の疑いもあります。

 

全身がだるく、少し歩いただけでも疲れてしまうといった初期症状も見られます。

 

●甲状腺機能低下症の初期症状2 むくみ

女性の場合は、生理前などにむくみを感じる方も多いようですが、男性ではむくみの経験者はそれほど多くはないようです。

 

甲状腺機能低下症になるとひどいむくみが起きて、むくんでいる部分を指で押すと戻ってきません。むくみのせいで手足が重いような感覚に襲われるケースもあります。

 

また、むくみは水分を貯めこむということですから体重も増加します。

 

●甲状腺機能低下症の初期症状3 無気力

甲状腺機能低下症の他にうつ病など心の病気の疑いもあるのが『無気力』という症状です。何をするにもやる気が出ずに後回しにしてしまったり、仕事など社会生活に必要なことにもやる気が出ないような場合は注意が必要です。

 

甲状腺機能低下症の初期症状にはだるさ、むくみ、無気力などがあります。これらの症状は甲状腺機能低下症だけに見られるものではないので、症状だけで甲状腺機能の病気かどうかを確定することは不可能です。

 

病院で詳しい検査を受けたうえで確定診断となり、治療がスタートします。

 

 

甲状腺機能低下症がみられる病気「シーハン症候群」の症状とは

甲状腺機能低下症がおきる原因となる病気には、代表的なものに「橋本病」があります。甲状腺に異常があり、発症するものです。しかし中には「二次性甲状腺機能低下症」といって、下垂体の病気が原因でおこる甲状腺機能低下症もあります。「シーハン症候群」というのもその一つです。

 

 

■シーハン症候群とは

脳下垂体が壊死し、機能不全になる病気です。分娩時に大量出血があり、脳にある下垂体に血液がまわらなくなることなどが原因でおこります。下垂体はさまざまなホルモンを作り出す働きを持っていますので、一つ、または複数のホルモンに異常が見られるようになります。甲状腺ホルモンは、下垂体から分泌されるホルモンの一つ「甲状腺刺激ホルモン」によってコントロールされ、適切な量を保っています。下垂体が壊死すると甲状腺刺激ホルモンが分泌されなくなるため、結果として甲状腺機能低下症がおこるというわけです。

 

 

■シーハン症候群の症状

甲状腺刺激ホルモンが不足してしまうケースでは、甲状腺機能低下症を二次的に発症させることになりますので、寒気がする、むくむ、疲れやすい、皮膚や毛髪が乾燥する、食欲が低下する、気力が低下するなどの症状がみられます。他にも「副腎皮質刺激ホルモン」が不足すると疲労や低血糖などがみられ、「成長ホルモン」が不足すれば子供の場合は低身長症になることもあります。「卵胞刺激ホルモン」や「黄体形成ホルモン」が不足すると月経不順や不妊症になることもあります。一つだけよりも複数のホルモンが不足するケースが多いようです。

 

 

不足するホルモンによっては、橋本病と同じような症状をおこすシーハン症候群ですが、下垂体付近に腫瘍がある場合も、圧迫により似たような症状をおこすこともあるようです。気になる症状があれば病院へ行くことも検討しましょう。

 

 

指先のしびれ、痛みの正体は○○だった!放っておいたら、命にかかわるって本当?

指先や唇がしびれ、ピリピリ、チクチクするような痛みがあるのは、どんな病気による症状でしょうか。

指先や唇のしびれというと、脳梗塞で脳の一部分の血流が滞っていることも想像されます。また、他の疾患によって生じているしびれの可能性もあります。

 

低カルシウム血症で生じる症状

低カルシウム血症という病気を知っているでしょうか。これは血中のカリウム濃度が著しく低下した状態になることで、ネフローゼ症候群や、慢性腎不全、副甲状腺機能低下症などの病気が原因で起こります。

体の中のカルシウムは、通常骨に蓄えられており、必要に応じて血中に放出されます。

ですが、尿に排出されるカルシウムの量が多くなったり、骨から血中にカルシウムが移動しなくなってしまうことで、低カルシウムの状態になってしまいます。

 

しびれ以外にこんな症状が出たら注意!

・けいれん

血中のカルシウムが減少すると、神経が興奮しやすくなります。感覚神経も興奮しやすくなることによって、しびれ感・チクチク感を感じるようになります。

また、中枢神経が興奮しやすくなることによって、けいれんが起こることもあります、

 

・嚥下困難・息切れ・喘鳴

また、喉頭の平滑筋が収縮することによって、嚥下困難・息切れ・喘鳴が生じることもあります。

これらの収縮が過剰になると、硬直性のあるけいれんを引き起こすこともあり、気道がふさがって死亡する可能性もあります。

 

・心拍出量減少・慢性心不全・低血圧症・不整脈

さらに、心筋の収縮が減少するために、心拍出量減少・慢性心不全・低血圧症・不整脈などが起こることもあります。

心不全の状態になると、たとえカルシウム濃度が改善しても、心臓の状態が改善しないこともあります。

 

指先や唇のしびれというのは、何となくその内治るだろうと考えがちです。

ですが、上記のような症状がしびれに伴って見られた場合、軽視するわけにはいきません。

 

 

先天性の甲状腺機能低下症「クレチン症」の症状とは

甲状腺の機能が低下する「甲状腺機能低下症」の原因には、甲状腺そのものに異常が発生するというものが多いようです。はっきりとした原因はわかっていませんが、体質や環境的な要因などが組み合わさって発症するようです。しかし、このように後天的ではなく、先天性の甲状腺機能低下症であるケースもまれに存在します。これは「クレチン症」という病気です。どのような症状が出るのでしょうか。

 

■クレチン症とは

生まれつき甲状腺の機能が低いという病気です。3000~5000人に1人の割合でみられます。甲状腺ホルモンは子供の成長に不可欠なホルモンです。早期の発見と治療が必要ですので、現在では「マス・スクリーニング」により病気の有無が調べられます。マス・スクリーニングとは、生まれてすぐの赤ちゃんのかかとから血液をとり、先天性の異常がないか検査するものです。検査で疑いがある場合、より詳しく調べることになります。病気であることが確定すると、生後3ヶ月以内に治療が開始されます。このような対応により、重症化の心配も少なくなっているようです。

 

■クレチン症の症状

新生児の頃に黄疸がなかなかとれなかったり、便秘になることがあります。臍ヘルニアになることもあります。泣き声が低くかすれている、手足が冷たい、甲状腺が腫れている、皮膚が乾燥するなどの症状もみられます。長期にわたると知能の低下や発達障害がおきることもあります。甲状腺ホルモンを補う治療が行われ、定期的に甲状腺の大きさやホルモン値をチェックしていくことになります。

 

 

甲状腺ホルモンは、子供の脳や歯、骨などの成長に欠かせないものです。子供のうちに甲状腺の病気を発症することはまれであるようですが、もし極端に身体の成長が遅いなどの気になる症状があれば、専門家に相談してみるとよいでしょう。

(Photo by: [http://www.ashinari.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-07掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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