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橋本病の治療法、期間、費用って?治療費が助成されるケースも!

 

甲状腺機能低下症にはさまざまな病気がありますが、もっとも罹患者が多いと考えられているメジャーな病気が橋本病です。橋本博士によって発見されたことからこのような名前がついており、一過性の甲状腺機能亢進が見られるケースもあります。

 

●軽度なら経過観察、場合によっては甲状腺ホルモン投与

橋本病という病気の基本は甲状腺が腫れることにありますが、甲状腺が腫れてもすぐにホルモンには影響を及ぼさないケースが多いです。ですので甲状腺が腫れているのはわかっても、ホルモンに影響がなければ経過観察が主な治療法となります。

 

一方で、甲状腺ホルモンが減って甲状腺機能低下症になっているとわかった場合には、甲状腺ホルモン投与が治療法として採用されます。

 

●治療期間が終わっても経過観察の必要性がある

橋本病の治療期間は人によってまちまちですが、甲状腺ホルモンの働きが悪くなっている場合は1回2回で治療が終わることはありません。また、橋本病で甲状腺が腫れているものの特に体に影響がないという場合は、結果的に見ると治療終了とはなりますが、経過観察で随時甲状腺の様子を見なければなりません。

 

●治療費が助成されるケースも

橋本病の治療費は治療が長くなれば当然その分積み重なっていきますが、一部の自治体では治療費助成を行っているケースもあります。

 

全国的には橋本病は厚労省が定める特定疾患扱いではないので国の助成を受けることは出来ませんが、都道府県で独自に助成するケースも見られるのでチェックしてみてください。お住いの都道府県や地方の医療費助成の検索で簡単に見つかります。

 

橋本病の治療は軽度なら経過観察、重度で甲状腺機能の低下がみられる場合はホルモン投与が行われます。治療期間終了後も定期的な検診は必要ですが、それは橋本病以外の病気でも似通った部分があります。

 

自分の体の総チェックを行うという気持ちで、定期検診をさぼらないようにしましょう。

 

橋本病になっても仕事は続けられる?

様々な検査の結果から、橋本病と診断された方はきっと「今の仕事は続けられるのかな?」という不安を覚えることでしょう。

 

しかし、橋本病との付き合い方をきちんとしたものにすれば、仕事を続けることは可能ですし、仕事での制限などを気にする必要はありません。

 

◆橋本病と仕事の関係について

橋本病を発症した場合も、何の制限もなく仕事を続けることができます。しかし、集中力の低下や疲れやすいなどの症状があるために、仕事によっては何らかの支障がでることが考えられます。

 

仕事を続けるか否かは、その症状の度合などを考慮し、体調や主治医との相談が必要です。

 

また、橋本病にはこれといった根本的治療法もなく、日によって体調が異なることから明確な基準がなく、判断が難しい場合もあるでしょう。そのような場合には、1人で悩まずに、病気の報告も兼ねて上司に相談してみるとよいでしょう。

 

ただし、橋本病はストレスに左右されやすい病気ですから、あなたの仕事が橋本病に関係しているということはくれぐれも忘れないように。

 

◆橋本病に仕事が関わっていたら…

現在の仕事によるストレスが橋本病に関わっていると感じたら、十分に休息をとることも必要になってきます。体をしっかりと休めるために睡眠を十分にとるとか、薬の効果が現れて楽になるまでは休むなどの対策を行いましょう。

 

橋本病は発症することにより外見が変化することがない分、周りの人から理解されにくいかもしれません。しかし、症状が治まり薬の効果も出てくれば通常通りに仕事が可能になります。

 

それまでは決して無理をしないように、自分の体をいたわってあげることを心がけましょう。

 

 

橋本病でも加入できる?健康保険における注意点            

甲状腺の疾患の1つである橋本病を発症した場合、健康保険に加入していなければ「もう私は健康保険に加入できないのかな?」と悩むかと思います。この橋本病とは、女性の場合ですと20~30人に1人は発症すると言われているほど、多くの方に見られる疾患です。

 

もちろん、そんなに多くの方が生命保険に加入できないというのは問題になります。ですから、橋本病の方でも保険に加入することが可能です。しかし、告知のしかたによっては加入できる保険が異なってきますので気をつけなければなりません。

 

◆橋本病患者が保険加入時に気をつけるべき点とは

橋本病は、すぐに命が危険にさらされるなんてこともありませんし、入院が必要になるということはまずありません。なので、生命保険をこの病気で使うということはありえないでしょう。それなのにもかかわらず、橋本病であるという告知をするだけで加入できなくなってしまうような保険があるので注意が必要です。

 

告知をするだけで加入できる生命保険は、その告知条件をかなり厳しめに設定しているものが多いです。橋本病患者さんがそのような生命保険に加入する際には、引受緩和型という種類のものになる可能性がかなり高いです。しかもこの引受緩和型というものは、保険料が高くなるのに、入院や手術の際の保障が通常よりも低くなるという決して良いとは言えない設定です。

 

これはちょっと…と思いますよね。そんな方で無条件加入を望むのであれば、人間ドッグや健康保険扱いというものがありますので活用してみて下さい。この結果に橋本病に関するもの以外に異常がなければ、健康な方と同様の無条件加入が可能になる確率が高いです。

 

 

無条件加入は、月々の保険料が安いだけでなく、通常と変わらない保証が受けれます。ですから、保険加入の際には一度電話にて直接問い合わせてみると良いでしょう。

 

橋本病は難病なの?橋本病との付き合い方        

橋本病は難病指定されている病気です。「難病ってことは、発症したらもう長く生きられないの?」なんていうイメージを抱くかもしれませんが、決してそんなことはありません。橋本病の正しい知識をご紹介します。

 

◆橋本病は難病なの?

橋本病は根本的に完治できる方法が未だ見つかっていないという意味での難病です。甲状腺ホルモン剤の服用による対症療法をきちんと行っていれば、健康な人と同じような生活を送ることが可能です。

 しかし、その甲状腺ホルモン剤に慣れるまでが苦労する方も多いといいます。

 

◆橋本病と共に生きるには

橋本病を発症すると、甲状腺ホルモン剤の投与が始まります。この甲状腺ホルモン剤というものは、人によって「自分に合う量」というものが異なります。なので、その自分に合った服用量が見つかるまでが大変です。

 

自分に合った量が見つかれば、あとは自分の体や橋本病と上手く付き合いながら日常生活を送って行くことになるでしょう。また、橋本病はストレスなどの負担によって症状が酷くなる病気です。ストレスを溜め込まないようにリフレッシュを心がける、あるいは無理をしないなどの工夫をしましょう。また、生活リズムを整え、バランスのとれた食生活を心がける必要があります。

 

橋本病は完治しないという意味では難病です。しかし、自分の生活に気をつけていれば、健康な人と変わらない生活を送ることができます。自分の体としっかりと向き合って、より快適な生活を送って行きたいものですね。

(Photo by: http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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