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20代~50代の成人に多い!不妊症とも関係している!?下垂体腺腫の恐ろしさ…放っておくと大変なことに!

 

下垂体という少し聞き慣れない体の部位は脳の真ん中に存在しており、その働きは脳内でホルモンの分泌を行うことです。

人間の体の代謝であったり、体の働きに関わるホルモンを下垂体で出しています。

 

●下垂体腺腫は良性腫瘍

下垂体腺腫は別名で下垂体腫瘍とも呼ばれており、腫瘍の一種ではありますが癌とは違う良性腫瘍です。

脳ドックなどで偶然見つかった『ホルモンの異常を引き起こさないタイプの下垂体腺腫』は経過観察のみという場合も多いです。

基本的に良性腫瘍は、症状が出たり体に影響を及ぼすまでは大きくならないように観察する治療法が採用されることが多く、下垂体腺腫の場合も同様です。

 

●ホルモンを作る下垂体腺腫には要注意

下垂体は元々ホルモンを出す組織ですから、下垂体腺腫が出来ることによって下垂体の働きが影響を受け、本来は必要ないほどのホルモンを分泌すると、実際の体の症状が出てきます。

下垂体腺腫で出てくるホルモンはプロラクチン、成長ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモンの4つで、最も多いのはプロラクチンを作るタイプの下垂体腺腫です。

逆に副腎皮質刺激ホルモンを作るタイプの下垂体腺腫は全体的に見てみるととても少ないです。

 

●プロラクチンの大量分泌で不妊症に

下垂体腺腫全体の3割にも上るプロラクチン大量分泌型の下垂体腺腫は、不妊症の原因となる病気でもあります。

まず月経が止まってしまうことから、妊娠の可能性がグッと低くなってしまいます。

このようなプロラクチン型の下垂体腺腫で妊娠を望む場合には、月経周期を安定させるための治療などを行います。

 

下垂体腺腫の中にはホルモン生産に影響を及ぼさないものが4割あり、それらは視野障害などがなければ経過観察をします。

一方で不妊症を引き起こすプロラクチンの分泌過多タイプの下垂体腺腫で妊娠を望むなら薬による治療、場合によっては手術で改善します。

 

 

20代~50代の成人に多く発症する「下垂体腺腫」とは?

 

「下垂体腺腫」は、20代~50代の成人に多く発症する病気といわれています。脳下垂体に腫瘍ができる病気ですが、腫瘍が良性なことが多く増殖速度も遅いため、すぐに命に関わる病気といったことはないようです。

 

「下垂体腺腫」完治できる病気

「下垂体腺腫」は脳下垂体に腫瘍ができる病気ですが、他の臓器への転移がほとんどなく進行も遅いため、他の腫瘍の病気に比べると完治の可能性が非常に高い病気といえるようです。

発症の傾向としては、成人に多く発症する病気で、脳腫瘍全体では約15%の発生率と決して高いものではないといわれています。

 

「下垂体腺腫」を発症すると?

脳下垂体は、身体に必要な多くのホルモンを分泌している器官のため、「下垂体腺腫」を発症するとホルモンの分泌に異常が起こるといわれています。症状としては2種類あり、ホルモンを必要異常に分泌してしまうホルモン生産型腺腫と、そういった症状を出さないホルモン非分泌性腺腫に分けられています。

ホルモン生産型の場合は、通常よりも多くのホルモン分泌が起こることで、身体の色々な部分に様々な異常が現れるといわれています。この場合は、各病気で医師の診断を受けるうちに「下垂体腺腫」が発見されたりと、早期発見の可能性が比較的高いといえるようです。しかし、ホルモン非分泌性腫瘍だった場合、自覚症状も他の症状もないため発見に時間がかかることがあるようです。

 

「下垂体腺腫」の治療

「下垂体腺腫」は腫瘍が小さい間に発見された場合、多くのガンと同様に手術での摘出などで完全な治療をおこなうことが可能といわれています。

しかし、発見が遅くなり腫瘍が大きくなっていた場合は、腫瘍の周辺組織を巻き込んでいる場合があり、手術が難しくなるといわれています。手術で腫瘍を完全に取り除けなかった場合は、薬物治療などがおこなわれることもあるようです。

 

ホルモン分泌を司る器官のため、腫瘍ができることよりも、ホルモンバランスの崩れによる体調不良が心配な病気といえそうです。適切な処置を受けましょう。

 

 

良性腫瘍の下垂体腺腫、でも放っておくと大変なことに!

下垂体腺腫は下垂体前葉から発生する良性の腫瘍です。

全脳腫瘍の約17%を占めますが、原因は不明で、成人に多くみられます。

 

下垂体腺腫の種類

下垂体腺腫は腺腫細胞からのホルモンの産生の有無で機能性腺腫と非機能性腺腫の2種類に分けられます。

◆機能性腺腫

症状:ホルモン分泌過剰症状

特徴:早期からホルモン分泌の過剰症状が出現するため、直径1cm以下で発見されることが多いです。

◆非機能性腺腫

症状:下垂体前葉機能低下症状(正常下垂体組織が圧迫される)

    局所症状(周囲の組織が圧迫され、破壊される)

特徴:腫瘍が増大し、下垂体前葉機能低下症や局所症状が出現して初めて、気づかれる為、直径1cm以上として発見されることが多いです。

 

下垂体腺腫による局所症状

◆視野障害・視力低下

視交叉が圧迫されると、視神経の一部が障害され、両耳側半盲となる。

◆頭痛

鞍隔膜や周囲の硬膜が刺激されて、前頭部や眼窩部の鈍痛、頭重感が出現する。

◆眼筋麻痺

腫瘍が側方に進展し、動眼神経、滑車神経、外転神経が障害されると、眼筋麻痺が起きる。

 

下垂体腺腫の治療方法

①手術療法

Hardy手術(経蝶形骨洞)、下垂体腺腫摘出手術、前頭開頭術

②放射線療法

下垂体放射線照射法(ガンマナイフ)、外部照射

③薬物療法

オクトレチオド療法、プロモクリプチン療法など

 

下垂体腺腫は良性の腫瘍ではありますが、放っておくと周辺の血管や神経を圧迫してしまい、頭痛や視野障害を引き起こします。

最近ではMRIなどの医療機器の発達に伴い、症状が見られる前に発見されることも多いので、健康診断などの定期的な健康管理を行いましょう。

 

診断が極めて難しい病気「下垂体腺腫」

「下垂体腺腫」という病気は、脳腫瘍の一種での下垂体に腫瘍ができる病気です。

これだけであれば他の腫瘍の病気同様、良性か悪性か、転移するものか、摘出手術が可能かなどを心配していく病気といえますが、「下垂体腺腫」の場合、その他様々な病気を発生させてしまう場合がほとんどといわれています。

何故そういった事象がおこるのでしょうか。

 

脳下垂体はホルモン分泌を司る

「下垂体腺腫」は脳下垂体に腫瘍ができる病気ですが、その腫瘍ができる場所に問題があるといえるようです。

脳下垂体は、身体にとってとても重要なホルモン分泌を司っています。そのため、そこに腫瘍ができることで、ホルモン分泌に大きな影響を与える可能性が高くなるといえます。

脳下垂体から分泌されているホルモンの多くは、身体の成長に影響するものといわれています。通常の分泌量であれば何の問題もないホルモンですが、必要以上分泌があると、身体の成長に異常が発生することがあるようです。

 

「下垂体腺腫」で発生する病気

「下垂体腺腫」を発症した場合には必ずホルモン分泌異常が起こるというわけではありません。中には、ホルモン分泌に影響を与えない症状の場合もあります。しかし、ホルモン分泌を増やしてしまう症状が出た場合、代表的な所では巨人症やクッシング病といった病気を併発する可能性があるといわれています。

これらの病気は、根本的な治療が難しい病気とされていますが、「下垂体腺腫」が原因となっていることもあるようです。

 

 

「下垂体腺腫」の発見方法

「下垂体腺腫」の発見は非常に難しいといわれています。その理由は、「下垂体腺腫」自体に自覚症状がないことが大きく関係しています。また、例え症状が出たとしてもその症状が、ホルモン分泌の異常から見られるその他の病気が主とされるからです。

 

 

「下垂体腺腫」は良性の場合がほとんどで進行も遅く、転移も見られない病気とされています。しかし、ホルモン分泌の異常から発生する病気は深刻なものが多いため、異常を感じている場合は速やかに医師に相談するべきといえるでしょう。

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2010/02/03-033469.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-07掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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