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健康診断・健康管理

ALP値が低すぎると遺伝性低ALP血症の可能性がある!?

アルカリホスファターゼというのは肝機能や骨を作る機能と関係している酵素のひとつで、健康診断ではALPとあらわされることがある酵素でもあります。

 

アルカリホスファターゼはあらゆる臓器に含まれており、平均的な数値は80-260IU/lです。ALP値が高すぎる場合には胆道疾患、肝疾患などの危険性があります。

 

●ALP値下限は流動的です

ALP値の下限は80IU/lとされてはいるものの、実はそれを少し下回っても健康的に過ごしているという方は多いです。どちらかといえば問題とされるのはALP値高値の方で、低値・下限についてはさまざまな病気を引き起こすことはまれです。

 

ただ、唯一気をつけたいのが遺伝性低ALP血症です。

 

●遺伝性低ALP血症の特徴と症状

遺伝性低ALP血症とは名前の通りALPが少ない病気で、生まれつきの疾患でもあります。乳児のうちに遺伝性低ALP血症になってしまった場合は、その50%が死亡してしまう恐ろしい病気なのです。

 

特に両親の両方から遺伝性低ALP血症を受け継いでしまうタイプは致死型とも言われており、けいれん発作や呼吸障害がもとで亡くなってしまうケースが非常に多いです。

 

一方で同じ遺伝性低ALP血症であっても、中年期以降に発症する成人型の場合は死亡率は高くはありません。

 

骨を作る機能と関係するのがALPですので、骨が折れやすくなったり痛んだりするのが主な症状です。場合によっては自力歩行が出来なくなることもあります。

 

アルカリホスファターゼは下限値よりもちょっと少ないくらいであれば病気の可能性は低いです。ですが、遺伝性低ALP血症の可能性もあるので場合によっては詳しい検査が必要なこともあります。

 

遺伝性低ALP血症は海外の統計では10万人に1人がかかる病気で、有効な治療法がないのが現状です。 

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: あさこすさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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