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健康診断・健康管理

健康診断の総蛋白の基準値と異常値からわかる病気を知ろう 肝臓障害の可能性が…?

 

蛋白質は人間の体にとっては欠かせない存在です。血液中にも当然蛋白質が含まれており、血液中の蛋白質を測っているのが健康診断の総蛋白というものです。

 

●総蛋白の基準値は6.5-8.2g/dL

総蛋白の基準値となっているのは6.5-8.2g/dLで、高すぎても低すぎても問題があります。

血液中のたんぱく質は1つではなく、ここで言う総蛋白とはアルブミンとグロブリンを合わせた数値で、タンパク質を作っている肝臓の働きの他、腎臓の働きも見ています。

 

●総蛋白が低い場合に考えられる病気

総蛋白が低い6.5g/dL以下で低い場合に考えられる病気にはネフローゼ症候群や低たんぱく血症があります。

ネフローゼ症候群の場合、体の中でタンパク質を作る働き自体に問題はないのですがどんどんタンパク質が体外に出て行ってしまうのが問題です。

尿にタンパク質が多く含まれるようになるのもネフローゼ症候群の特徴のひとつです。

 

●総蛋白が高い場合に考えられる病気

日本人の死亡原因で常にトップ10の中に入っている悪性腫瘍は総蛋白の値を高める病気です。

その他に、タンパク質を作る働きのある肝臓に異常が出た場合にも総蛋白値は高くなりやすく慢性肝炎や肝硬変などの疑いもあります。

ほかの病気との合併症ではなく肝硬変単独だけで死亡する人は年間15000人を超えており、特に男性が気をつけた方がよい病気です。

 

総蛋白はアルブミンとグロブリンの血液中の値を確認するための検査項目です。

総蛋白が低い場合に考えられる低たんぱく血症では肝臓障害が背後に隠れている可能性もありますが、単なる栄養不良の場合もあります。

肝臓や腎臓の問題を早く見つけるためにも総蛋白検査は欠かせない存在です。

 

(Photo by: [http://pixabay.com/static/uploads/photo/2012/11/07/09/12/forehead-65059_640.jpg?i])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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