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健康診断・健康管理

血液検査で総ビリルビン量が異常値に!肝機能の異常なの?原因や診断について

 

白目の部分が黄色くなると黄疸ではないか、肝臓病ではないかと疑うことが多いですね。そんな黄疸を作り出している色素がビリルビンというもので、健康診断でも総ビリルビンを測っています。

総ビリルビンの値は1.3㎎/dL以上の場合には肝臓系の病気にかかっている可能性があります。

 

●絶食で総ビリルビン値が上がる!

健康診断をする時に総ビリルビン値を測るなら注意したいのが絶食しないということです。24時間絶食すると総ビリルビン値が1.3-2.2倍程度になることがわかっています。ただし、どれだけ高くとも絶食だけで総ビリルビン値が2.5㎎/dL以上になることは考えられません。

 

絶食後にすぐ総ビリルビン値を測ると非常に高値が出ますが、その場合は食事を食べてから総ビリルビン値を測れば正常値となります。特にほかの検査に関する指示で24時間以上の絶食が言い渡されていないなら、検査前は普通に食べておきましょう。

 

●ストレスもビリルビンの値とかかわっている?

絶食の他に、身体的ストレスや精神的ストレスもビリルビンの値とかかわっているのではないかと言われています。そのため、医師に『様子を見ましょう』『日を改めて測ってみましょう』と言われた場合には、絶食のほかにストレスによる影響も考えられます。

 

ビリルビン値はストレスや絶食などによって変化しやすいことがわかっており、特に絶食との関連性はかなり明らかです。

 

ほかの検査のための絶食指示がなければ絶食せずに検査を受けること、普段からストレスを溜めないことが、ビリルビン値を正確に出すための秘訣です。

また、運動後にもビリルビン値が上がることがわかっているので運動直後の血液検査は避けるようにしてください。

 

血液検査で総ビリルビン量が異常値に!肝機能の異常について

定期健診で血液検査を行った際に、総ビリルビンの量が異常値を示していると言われたことはないでしょうか。その場合は、肝機能に異常があることが考えられます。血液検査を通じて総ビリルビンの量を調べることで、肝臓機能の状態がわかります。ここでは、ビリルビンについて見ていきましょう。

 

ビリルビンの基本知識

ビリルビンとは血液に含まれている色素で、色は黄色です。肝臓に障害がある場合、からだが黄色くなる黄疸の症状が出るのは、ビリルビンが増加しているのが理由です。

 

ビリルビンは、血液内の赤血球に含まれるヘモグロビンから作られます。約120日といわれる赤血球の寿命が尽きた際に、ヘモグロビンは破壊され、グロビンとヘムという物質に分解されます。その後、グロビンは酵素のはたらきによってビリルビンへと変化します。

 

このビリルビンですが、胆管障害や肝機能障害が発生するとビリルビン量が増加します。総ビリルビン量の基準値は0.2-1.2mg/dlとされ、これらの基準値よりも高い場合には、肝臓に何らかの異常がある可能性があるので、より精密な検査をしたほうが良いでしょう。

 

ビリルビンを下げる方法

このように肝臓機能とビリルビン量には関係があります。ビリルビンを下げるためには、肝臓機能回復をすることが大切です。

お酒を大量に飲んでいる人は、まず酒量を少なくしましょう。アルコール性の肝硬変にかかっている人は、禁酒をするだけでもある程度肝機能は改善し、ビリルビンも下がる場合があります。

 

また、内臓脂肪が多いと脂肪肝になる可能性が高くなります。暴飲暴食などは控え、規則正しい健康的な食事をしたり、運動をして、内臓脂肪を減らす努力をしましょう。

 

お酒をたくさん飲む人は特に、日頃から肝臓を痛めつけている可能性があります。定期的に健康診断を受け、しっかり血液検査を行うことがとても大切です。

 

総ビリルビンが高いことの意味とは!?気になる数値と改善法

健康診断の結果を受けたとき、「総ビリルビン」の値が高いと指摘されたことはないでしょうか?この総ビリルビンの値とはどんなことを示す値なのでしょうか?今回は、総ビリルビンの意味と数値について詳しくご紹介します。

 

総ビリルビンとは

健康診断などで目にすることがある、「総ビリルビン」ですが、文字だけ見ても何のことなのかよくわかりません。この総ビリルビンが示すのはどんな状態なのでしょうか?

 

ビリルビンって何者?

赤血球には120日ほどの寿命があり、寿命を迎えたら壊されます。ビリルビンというのは「古くなった赤血球が壊れるときにできる、黄色い色素」のことです。このビリルビンはもう使われることはないので、血液に乗って肝臓に運ばれて、胆汁の中に捨てられます。ビリルビンは一般的に黄疸と関係のある物質です。

 

「総」ビリルビンって?

肝臓で処理される前のビリルビンは「非抱合型(間接)ビリルビン」と言います。これに対して、肝臓で処理された後のビリルビンを「抱合型(直接)ビリルビン」と言います。この2つをあわせて、「総ビリルビン」となります。普通、この総ビリルビンはごく少数しか血液の中にありません。ビリルビンは血液を採取して調べますが、酵素を用いて調べる方法や、試薬を用いて調べる方法があります。

 

ビリルビンを調べてわかること

総ビリルビンの数値が高いということは、ビリルビンを代謝する肝臓や胆管などに問題があるということが考えられます。多く疑われるのは肝臓の病気ですが、胆管に問題があったり、そもそも血液の病気のこともあります。

 

総ビリルビンの基準値

では総ビリルビンはいくつならいいのでしょうか?

・総ビリルビン…0.2~1.2mg/dl

・直接ビリルビン…0.4mg/dl以下

・間接ビリルビン…0.8mg/dl以下

検査では総ビリルビンと直接ビリルビンの2つを調べ、そこから間接ビリルビンの値を出します。

 

総ビリルビンが2~4mg/dlまで上がるだけで、肝障害や血液の病気が考えられます。2mg/dlまで上がった時点で、黄疸として症状が分かります。このビリルビン自体はとても毒性が高いものなので、10を超えてしまうと脳障害などが起きます。

 

総ビリルビンが高かったら…?

総ビリルビンが高かった場合、間接ビリルビンと直接ビリルビンのどちらが高いかによって考えられる原因が違います。

 

間接ビリルビンが高い場合

間接ビリルビンは肝臓で分解される前のビリルビンです。そのため肝臓の働きの他に、ビリルビンが高くなる原因があると考えられます。

 

・溶血性貧血、溶血性黄疸

何かの原因で赤血球がたくさん破壊されてしまいます。その結果ビリルビンもたくさん出てしまいます。先天的な病気のこともありますが、薬物に対する反応や自己免疫疾患の可能性もあります。

 

・他

他には肺栓塞や、敗血症、甲状腺機能低下症などの原因が考えられます。

 

直接ビリルビンが高い場合

直接ビリルビンは肝臓で分解された後のビリルビンです。この場合肝臓、胆管といった場所の病気が考えられます。

 

・肝臓疾患

急性/慢性肝炎、肝硬変、肝がんなどが疑われます。肝臓の動きが低下してことで、ビリルビンが分解されず黄疸が生じることもあります。この場合他の肝臓の数値であるALT、ASTなどの数値にも異常が見られます。

 

・胆管の異常

胆汁の通り道のどこかに異常があることもあります。胆石症、胆のうがん、胆管がんなどの可能性があります。

 

どうやって総ビリルビンを改善する?

原因にもよりますが、多くの場合肝臓に原因があることが多いです。その場合、総ビリルビンの値を薬で下げるなどはせず、生活の中で総ビリルビンの値を下げることができます。平たく言えば肝機能を改善すれば総ビリルビンの値は改善します。具体的には次のような方法があります。

 

・過度な飲酒&タバコを控える

・ストレス発散

・食生活の改善

 

やはり生活習慣を丁寧にすることが近道と言えそうです。また、食べ物の中では「しじみ」や「牡蠣」といったものが肝機能を高めてくれると言われます。手軽にサプリメントで必要な栄養素を摂ることもできますので、できることから始めたいですね。

 

他の数値と合わせて体の状態を判断しましょう

最終的には総ビリルビンだけではなく、他の数値も合わせて見ながら体の状態を判断します。アルコールを飲んだりタバコを吸う習慣があるならば、こうした数値をきっかけに自分の生活を見直してみましょう。今はサプリメントの種類もたくさんありますから、まずはそこから試してみてもいいかもしれません。

 

間接型ビリルビンと直接型ビリルビンについて

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれる通り、自覚症状がなく、なかなか肝臓機能が低下しているということを日々の生活で知ることは困難です。そのため、定期健康診断などを通じてカラダを調べることで、肝臓機能の異常を発見することが大切です。

 

総ビリルビンとは?

肝機能を把握する上で、ポイントとなる値の一つに総ビリルビンがあります。総ビリルビンは、血液中にある黄色い色素で胆汁色素とも呼ばれており、油を消化するために必要な、胆汁の主成分を構成しています。

 

ビリルビンには間接型と直接型の2種類があります。血液内で合成された間接型ビリルビンと肝臓内で酵素が働いて変化する直接型ビリルビンがあります。血液検査では、両方のビリルビン値を測定することで、肝臓が正常に機能しているかどうかを把握することができます。

 

間接型ビリルビンが高い場合

間接型ビリルビンが高い場合は、敗血症、溶血性貧血、肺梗塞などの疑いがあります。敗血症は全身が細菌によって感染される病気で、非常に危険な状態をです。溶血性貧血とは、赤血球が破壊されることによって発生する貧血のことで、黄疸も合わせて症状として発生します。肺梗塞は血栓などによって肺の血管が詰まってしまう病気で、エコノミークラス症候群も肺梗塞の一種です。

 

直接型ビリルビンが高い場合

直接型の値が高い場合は、胆汁うっ滞症などの疑いがあります。胆汁うっ滞症とは、胆汁の流れが減少・停止している状態で、皮膚が土色になり、皮膚に黄色の脂肪の沈着が生じます。また、場合によっては腹痛、嘔吐、発熱、食欲不振といった症状もあわせて見られます。

 

ビリルビン値を下げる治療法

ビリルビン値が高いということは、肝臓機能の不調を表しています。

この値を下げる治療方法として、ビリルビン吸着法と呼ばれる治療法があります。血液を人工透析のように特殊なカラムを通すというもので、これによってビリルビン値を下げることができますが、肝炎などのいくつかの病気はこの治療方法によっても改善しない場合もあります。

 

治療に関しては医者と相談の上、慎重に行いましょう。

 

ビリルビンが高い人は要注意!閉塞性黄疸の症状と診断

皮膚の色や眼球の白い部分が黄色くなる黄疸ですが、この症状が出る原因となるものは閉塞性黄疸の他に、肝細胞の障害や溶血性のものなど複数存在します。問診や診察で症状を見たり検査を行って診断していきます。それらの方法について、みていきたいと思います。

 

■症状から診断

以下のような症状や状態を確認し、診断していきます。

・黄疸が急激に出てきたのか、それとも慢性的に出ているのか。

・黄疸の状態は変化しているか、持続性があるか。

・尿の色がコーラや紅茶のような褐色であるか。

・便の色が白っぽいか。

・黄疸の他に風邪のような症状、貧血、発熱、腹痛などがあるか。

・皮膚にかゆみがあるか。

・直近の生活で何らかの感染症にかかる要因があったかどうか。

・妊娠しているかどうか

・眼球の白い部分が黄色くなっているかどうか

この他、家族の既往歴、特に肝炎などの肝臓疾患についての情報も重要となります。

 

■検査から診断

血液検査により、血液中のビリルビン値を調べます。ビリルビンには間接ビリルビンと直接ビリルビンがありますが、直接ビリルビンの値が有意に高ければ閉塞性黄疸の可能性があります。閉塞性黄疸であれば、他にもγ-GTPやアルカリフォスファターゼなどの数値も高くなります。腹部の超音波検査やCTなどで確認すると、結石や腫瘍が発見されたり、胆管の閉塞箇所より上部が膨らんでいるのがみられます。

 

 

結石が原因であれば取り除く処置が行われます。この処置にはいくつかの方法があり、状態に合ったものが選択されます。悪性腫瘍によるものが原因である場合は黄疸の治療を先に行い、症状がよくなってから腫瘍の摘出等の治療が行われます。早期発見、早期の治療が重要となります。

(Photo by: http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-11掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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