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ガン・悪性腫瘍

飲酒やコーヒーなど。食生活が膵臓がんに与える影響とは?

 

 

煙草の箱に喫煙による肺がんの危険が示されているように、生活習慣とがんは密接に関係していると考えられています。がんの中でも自覚症状が乏しく、治りにくいとして知られているのが膵臓がんなのですが、その膵臓がんも同じく生活習慣との関係が指摘されています。

 

食生活と膵臓がん

ここでは生活習慣の中でも特に食生活と膵臓がんの関係について書いていきます。

 

飲酒

…ほどほどの飲酒は体に良いと言いますが、過度な飲酒は膵臓がんを誘発する要因になり得ると考えられています。飲酒と膵臓がんを関係づけるのに疫学的根拠は不十分ですが、少なくとも飲酒は慢性膵炎の原因になるものであり、慢性膵炎を生じていると膵臓がんの危険が増しますので、危険因子ということは言えます。

 

コーヒー

…以前にコーヒーと膵臓がんの発症を関係づける報告がなされましたが、実際調べた中ではコーヒーをよく飲む人には喫煙者も多く、喫煙の方は膵臓がんの危険因子として確定されているので、今ではこの報告はあいまいなものであると結論付けられています。むしろ、現段階では1日3杯未満のコーヒー飲用は膵臓がんによる死亡の危険を下げることが示されています。ただ、1日の飲用が4杯以上になると、死亡の危険が有意に上昇することも報告されていますので、より詳しい研究が待たれるところです。

 

肉類や血糖を高める食事

…膵臓がんの約3割がその発生を食事に起因するという報告があります。特に燻製や加工肉、飽和脂肪酸を多く含んだ肉類など、そして血糖を高める食事が膵臓がんの危険を上昇させるとされています。

 

ビタミンC・食物繊維

…一方で膵臓がんの危険を低下させる食事も報告されており、それはビタミンCや食物繊維などの摂取が挙げられています。

食事は体を形作るものですから、がんの発症にも大きく関係していると考えてよさそうです。

 

治りにくい癌の代表!早期発見が難しいすい臓癌

死亡者数で5位!治りにくい癌の代表

近年、膵臓癌による死亡者数が著しく増加しています。

過去20年間で3~4倍という増加率です。

年間2万6000人近くが死亡しており、部位別癌の死亡者数の5~6パーセントを占めています。

男性に多く、40~80歳代がほとんどで、ピークは60歳代です。 数ある癌の中でも、膵臓癌は難治性の癌の代表ともいえる存在です。

 

膵臓はからだの深いところにあるため、画像診断が進歩した現在でも早期発見が難しいのです。 多くの場合、見つかったときには癌が大きくなっていたり、遠隔転移を起こしています。

早期には目立った自覚症状がないことも早期発見を困難にしています。

 

また、手術による切除以外にこれといった治療法が確立していないにもかかわらず、発見が遅れがちなため手術ができないケースが多く、手術しても再発しやすいのです。

 

たばこ、高脂肪食、糖尿病に注意

近年の食生活や社会環境の変化が影響していると考えられます。

たとえば、高脂肪食や高タンパク食、緑黄色野菜の摂取不足、大量の飲酒などがあげられます。

また喫煙者は、発症率が2~3倍も高くなります。

以前はコーヒーの多飲も指摘されていましたが、現在では否定的な意見が主流です。

 

膵臓癌は糖尿病を合併することがよくあります。

糖尿病の人は、そうでない人の50~250倍も膵臓癌の発症率が高いと言われています。

膵臓は膵液のほかに、血糖値を調節するインスリンを分泌しています。

 

癌で膵管が閉塞するなどしてインスリンが分泌されなくなる、あるいは糖尿病があることで癌が発生しやすくなる、などの要因が考えられます。

 

切除できないケースが多く補助化学療法で延命効果

治療の基本は手術です。

現在のところ、治すためには手術で切除するしかありません。

しかし、約60%は切除ができず、その場合には、ほかの治療法を選択せざるをえません。

しかし最近では、切除可能な膵臓癌の発見が増加しています。

 

放射線療法(外部照射や術中照射、重粒子線治療)、抗がん薬、温熱療法などを組み合わせて、手術後の再発を少なくしようという試みや、切除できない癌に対しても集学的治療が行われています。

 

膵臓癌が予防できる簡単な対策

癌は非常に危険な病気でありながら、治療が非常に難しい病気でもあります。

その治療の難しさは癌の早期発見の難しさと言っても良いでしょう。

特に膵臓癌は初期症状がほとんど無いため、早期発見をすることが困難を極めます。

 

そこで膵臓癌など早期発見にこだわるよりも、癌予防対策を深め、そもそもの発生を抑止する方が対策として有効となります。

 

癌予防対策

1.食生活

消化器への負担が大きい食生活だと消化器系の癌となるリスクが高まります。

高脂肪食や肉食などを消化するために膵臓に負担をかけてしまい膵臓癌のリスクを高めることに繋がるのです。

 

特に飲酒によって慢性膵炎を引き起すことは膵臓癌のリスクを極端に高めることに繋がります。

 

2.禁煙

癌細胞と喫煙の関係はもはや常識と言っても良いでしょう。

喫煙することで膵臓癌の発生リスクは4倍ほど高まります。

つまり、禁煙することで膵臓癌のリスクを劇的に削減することが可能となるのです。

 

3.生活習慣の改善

癌細胞が人体で増殖するのは、人体の細胞増殖をはじめとする基本的なサイクルに狂いが生じてしまうことが原因です。

 

人体サイクルの乱れとは生活習慣の乱れによって引き起されることが多く、逆に生活習慣をただすことで人体サイクルを正常化することが可能となります。

正しい生活習慣により癌の発生リスクを大幅に下げることが可能です。

 

バランスの良い食生活、そして禁煙、生活習慣の改善など、驚くほど身近で簡単な対策で癌の発生を予防することが可能となるのです。

要するに、健全な生活を送っていれば、隠れた膵臓癌のリスクにおびえる必要を無くすことができるようになります。

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2013/09/30-382683.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-14掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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