カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 健康診断・健康管理 >
  3. 検査項目 >
  4. 腎機能 >
  5. 尿ウロビリノーゲン(UU) >
  6. 尿の検査の項目 尿ウロビリノーゲンと尿素窒素 そこからわかる病気や原因、検査方法とは

健康診断・健康管理

尿の検査の項目 尿ウロビリノーゲンと尿素窒素 そこからわかる病気や原因、検査方法とは

 

ビリルビンが腸内細菌に分解されてできたもので、健常者でも尿に混じることがあるのが尿ウロビリノーゲンです。

尿ウロビリノーゲンの陽性反応がでたらどんな病気の疑いがあり、どんな検査をするのかを見てみます。

 

●尿ウロビリノーゲン高値・低値から考えられる病気

尿ウロビリノーゲンはもともとビリルビンですので、ビリルビン異常の病気が尿ウロビリノーゲンの異常値から考えられます。

例えば肝硬変、慢性肝炎などは尿ウロビリノーゲン高値から考えられる病気で、一方で、尿ウロビリノーゲン低値から考えられる病気には胆汁うっ滞や閉塞性黄疸などがあります。

 

●血液検査の次は超音波検査

尿ウロビリノーゲンの異常値が便秘などによる一過性のものではないと予測される場合は超音波検査もしくはCT検査で実際の臓器を見ていきます。

尿ウロビリノーゲンの異常値から考えられる主な病気は肝臓やその付近の病気ですので、肝臓を中心とした超音波検査で異常がないかをチェックします。

それにプラスして尿ウロビリノーゲンだけではなくビリルビン値やAST・ALT値など、肝臓の病気に関する検査結果もチェックしなければなりません。

 

●最終的には肝生検も

肝生検は肝臓の細胞を直接取ることによって超音波やCTよりもより詳細な肝臓の状態がわかるメリットを持った検査です。

尿ウロビリノーゲンの異常値から肝臓の病気が予測され、尚且つ超音波やCTなどでも確定診断に至らないか肝生検でないと確定診断が難しい場合などには肝生検を行います。

 

尿ウロビリノーゲン値が異常な場合は血液検査の他の検査項目の結果を見るほかに超音波検査などでも病気を特定していきます。

ほかの肝臓病にも言えることですが最終的な確定診断のために肝生検を必要とするケースもあります。

 

尿が黄色いのはウロビリノーゲンが理由?尿のウロビリノーゲン検査とは?

尿検査の結果を見ると、尿ウロビリノーゲン(UU)という項目を見つけることができますが、これは一体どのような検査で、この検査から何がわかるのでしょうか。

 

尿ウロビリノーゲンとは?

ウロビリノーゲンを理解するためには、ビリルビンという物質に対する理解も必要となります。

なぜならウロビリノーゲンはビリルビンから作られるからです。腸内に生息する微生物の働きによってビリルビンが還元されウロビリノーゲンが生成されます。この一部が腸から体内に吸収され、最終的に腎臓にたどり着き、尿に混ざって排出されるのです。

ウロビリノーゲンは酸化すると黄色のウロビリンに変化しますが、これが尿が黄色になる理由なのです。

 

尿ウロビリノーゲン検査の見方

尿ウロビリノーゲン検査では、陰性でも陽性でもカラダに何らかの問題がある可能性を疑わなければなりません。

健康な人の尿ウロビリノーゲンの値は0.2から1.0mg/dLの間とされており、この基準の下限よりも低い場合を陰性、上限よりも高い値を示した場合は陽性となります。

 

尿ウロビリノーゲンが陽性を示した場合

陽性を示した場合は、ウロビリノーゲンの原料であるビリルビン量が大きく増加した可能性が高く、その原因として、溶血性疾患があります。

溶血性疾患にかかると赤血球が大量に破壊され、その結果としてビリルビンが大量に発生します。これらはウロビリノーゲンに変化しますが、これらが肝臓では処理できなくなるため、尿中に大量に含まれるのです。

 

尿ウロビリノーゲンが陰性を示した場合

逆に、尿中のウロビリノーゲン量が低すぎる場合、カラダの中ではどのようなことが起こっていると考えられるのでしょうか。

一つの可能性は胆道閉塞です。胆道は胆汁を腸に送り届ける器官ですが、この胆汁にビリルビンが含まれており、胆道閉塞により腸に十分なビリルビンが送られなくなり、結果としてウロビリノーゲン量も減少するのです。

 

尿ウロビリノーゲンは、その原料であるビリルビンと密接な関係があり、尿中のウロビリノーゲンの異常値はさかのぼってビリルビンの生成量に関係していることが多いといえます。

 

便秘や下痢が影響する?尿ウロビリノーゲン検査における注意点と生理的な原因について

尿検査の項目の一つである尿ウロビリノーゲンですが、これらの検査は具体的にどのように行われ、また、変動する生理的原因は何なのか、ここでしっかりと勉強しましょう。

 

尿ウロビリノーゲンの検査方法

通常、尿中のウロビリノーゲンを検査する際には、定性法の一つである試験紙法を用います。これは、検査で採った尿に試験紙を浸して色の変化を見ることで陽性の有無を判断する方法です。

この検査法の短所としては、尿中のウロビリノーゲンが基準値上限よりも高い値を示す陽性か否かを調べることはできるものの、基準値下限よりも低い値を示す陰性の判断には用いることができないということです。

そのため、陰性の有無を調べる場合は、定量法と呼ばれる方法で具体的なウロビリノーゲン量を数値で測る必要があります。

 

検査の際に注意しなければならないこと

尿ウロビリノーゲンの検査において注意しなければならないのは、尿の酸化です。ウロビリノーゲンは放置すると酸化し、ウロビリンという物質に変化してしまいます。

そのため、検査は採尿後速やかに実施されなければなりません。

 

ウロビリノーゲン量を変化させる様々な生理的要因

ウロビリノーゲン量は病気以外にも、様々な生理的要因によって変化します。

例えば、便秘がひどい場合は、便が長時間腸内に滞留することによって、ウロビリノーゲンが体内に吸収される量が増えて、結果として陽性を示す場合があります。

逆に、下痢の場合は、その逆で腸内細菌の活動が低下し、ウロビリノーゲンへの変換がすすまず、陰性を示す可能性があります。

 

便秘や下痢以外にも、年齢によってもウロビリノーゲンの量は異なります。新生児は腸内細菌が十分に存在しないため、ビリルビンをウロビリノーゲンに変化することができません。そのため、陰性を示すことがほとんどです。

 

この検査で異常と診断されても、病気以外に様々な原因がありますので、まずはお医者さんと相談するのが良いでしょう。

 

血液検査の「尿素窒素」項目で引っかかった!考えられる原因とは?

血液検査の結果を見て、尿素窒素で陽性、または要精密検査と記載されていた場合不安になるかもしれませんが、きちんと尿素窒素が異常値を示す原因を理解しておくことが必要です。

 

尿素窒素値が異常値を示す原因とは?

尿素窒素値の基準値は、およそ8-22mg/dlとされており、高すぎても低すぎても問題です。

 

尿素窒素値が高くなる原因

1 タンパクの異化亢進

体内で出血が生じている場合、高熱、火傷、また飢餓状態にある場合、体内にあるタンパクの異化が進みます。これによって尿素が大量に作られ、尿素窒素値が基準よりも高くなる場合があります。

 

2 脱水症状の場合

水分を十分に補給しない脱水症状の場合、尿素が体外に排出されずに再吸収する機能が強まります。

その結果として、尿素窒素の値が高くなることがわかっています。

 

3 腎臓への血流量低下

腎臓は尿素窒素をろ過し尿中に排出する機能を有していますが、心不全によって腎臓への血流量が低下すると腎臓の機能が低下し、血液中に尿素窒素が高い水準で留まってしまいます。

 

尿素窒素値が低くなる原因

1 重度の肝障害

肝臓ではアンモニアを尿素に変換する上で重要な役割を果たしており、重度の肝障害が発生すると十分な尿素が作られなくなり、結果として尿素窒素の値は基準値よりも低くなります。

 

2 妊娠

病気ではありませんが、妊娠していると胎児の成長に母体のタンパク質が大量に消費されます。タンパク質は尿素窒素の原料であることから、尿素窒素値が低くなるのです。

 

以上のように、尿素窒素は高すぎても低すぎても問題で、上記の原因の他にも日々の食生活が原因となる場合もありますので、異常値を示したからといってすぐに病気だと短絡的に判断しないほうが良いでしょう。

 

変化しやすい尿素窒素の値(BUN)運動で変わる!?尿素窒素は夜低いんです!

尿素窒素というのは、体の中でタンパク質を使ったあとに生じるアンモニアと二酸化炭素が結びついて出来るものです。アンモニアを血液中にそのまま置いておくのは大変危険なので、要らないアンモニアを安全な形にしたものが尿素窒素とも呼べるでしょう。

 

蛋白質が最終的には尿素窒素になると覚えておきましょう。尿素窒素高値では腎障害や腎臓結石の可能性が、尿素窒素低値では重度肝障害の可能性が考えられます。

 

●尿素窒素は運動でも変わる!?

尿素窒素やそのほかの血液検査、尿検査の異常値を引き起こす問題に『運動』があります。もともと適度な運動は健康によく、精神的な影響でもよいケースが多いので運動自体が悪いわけではありません。

 

ただ、検査の前に激しい運動をすると蛋白質が使われることでアンモニアが作られ、最終的にアンモニアを無害化した尿素窒素の量も増えてしまいます。

 

●尿素窒素は夜低い

尿素窒素の検査結果には日内の変動もみられることがわかっています。具体的には朝の方が尿素窒素の量が多く、夜は尿素窒素の量が少ないという特徴です。

 

検査の多くは朝に行いますので、朝行ったものが自分の中で最も高い尿素窒素値と考えてください。

 

●妊娠で尿素窒素値が下がる!?

妊娠すると尿素窒素の検査結果値は下がります。というのも、お腹の中の赤ちゃんがお母さんの体内のたんぱく質を使って大きくなるからです。

 

すると血液中のアンモニアが少なくなり、最終的に尿素窒素も減るのでお母さんの血液検査の尿素窒素値も下がります。

 

尿素窒素値は、病気以外の原因でもその値を変動させることがあります。例えば、運動で尿素窒素値が高くなる、朝は尿素窒素値が高いが夜は低い、妊婦は尿素窒素値が低いなどです。

 

その他、高タンパク食品を食べていると尿素窒素値が上がるなどの特徴もあります。

 

尿素窒素は尿検査ではなく、血液検査で確認?基礎からわかる尿素窒素

尿素窒素は健康診断や人間ドックなどにおける血液検査を通じて測定されますが、そもそも尿素窒素とは何なのか、そしてこの物質を検査することで何がわかるのでしょうか。

 

尿素窒素とは

尿素窒素とは、生命活動を維持するために消費されるエネルギー源としてのタンパク質の燃えカスとして作られるアンモニアを無害化するために二酸化炭素と結びつき発生する物質です。

尿素窒素は血清成分を調べたときに、それに含まれる残余窒素のおよそ3割から4割を占める成分です。

 

尿素窒素の検査は尿検査ではない?

尿素窒素の検査は尿検査ではなく、血液検査で行います。

なぜなら、健康な人の場合、尿素窒素は腎臓でろ過されて尿に含まれることで体外に排出されますが、腎臓に何らかの病変が認められる場合、腎臓の機能が低下するため、尿素窒素を腎臓でうまくろ過できず、血中に残ってしまうからです。逆に、数値が低すぎる場合は尿素を生成している肝臓の機能が低下している疑いがあります。

 

尿素窒素検査はどのように見ればよいか?

尿素窒素検査の結果は通常数字で現れます。健康体の人間の尿素窒素の基準値は8-21mg/dLとされますが、年齢・性別、また季節によっても変動があります。

しかしながら、40mg/dLを超えた場合は、腎不全が強く疑われ、100mg/dLを超えた場合は尿毒症の疑いが強く、大変危険な状態であるといえます。

 

尿素窒素検査から疑われる病気

尿素窒素検査を行うことで、上記以外にも以下のような様々な病気が疑われます。

・閉塞性尿路疾患

・糖尿病

・甲状腺機能亢進症

・悪性腫瘍

・脱水症状

・大量の消化管出血

・タンパク質の摂りすぎ

 

以上のように尿素窒素検査は、主に腎臓や肝臓の異常の疑いを教えてくれます。

異常値が出たからといって直ちに問題があるわけではなく、考えうる様々な原因を一つ一つつぶしていき、再検査や他の検査を行うことで原因を特定化していきます。

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2013/09/29-382653.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-19掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

尿ウロビリノーゲン(UU)に関する記事

尿が黄色いのはウロビリノーゲンが理由?尿のウロビリノーゲン検査とは?

尿検査の結果を見ると、尿ウロビリノーゲン(UU)という項目を見つけることがで...

便秘や下痢が影響する?尿ウロビリノーゲン検査における注意点と生理的な原因について

尿検査の項目の一つである尿ウロビリノーゲンですが、これらの検査は具体的にどの...

カラダノートひろば

尿ウロビリノーゲン(UU)の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る