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健康診断・健康管理

腎臓機能を正しく知る!クレアチニンクリアランス値?で何が分かるの?考えられる病気など

 

筋肉を使った時の老廃物のひとつがクレアチニンで、老廃物ですので体の外に流れ出るのが普通です。

ところが、腎臓の機能の低下などによってクレアチニンを含む血液が正しく濾過されず、血液中にクレアチニンが残ることがあります。

血液中のクレアチニンを調べて腎機能異常などを早期発見できることから、健康診断にクレアチニン検査もあります。

 

●クレアチニンが低くても問題がないケースが多いんです

クレアチニン値の基準となっているのは男性0.6-1.1㎎/dL、女性0.4-0.8㎎/dLで、要注意は男性で1.6㎎/dL以上、女性で1.2㎎/dL以上です。

ですがクレアチニン値が0.5㎎/dLくらい、0.35㎎/dLくらいといったように基準値よりもやや低い程度なら大きな問題はありません。

というのもクレアチニンは筋肉運動の代謝物ですので、元々筋肉が少ない場合は必然的にクレアチニン値も低くなるからです。

男女を比べた時に男性の方がクレアチニンの基準値が高いのは筋肉量が多いからです。

 

●筋ジストロフィーの危険性

多くの場合、クレアチニン値が基準値より低くても健康に著しい影響を及ぼすことはありません。

ですが、例外的な存在が筋ジストロフィーという筋線維が破壊される病気で、筋肉量が圧倒的に減ることでクレアチニン量も減ります。

筋ジストロフィーになると日常生活を送ることが出来ないほど筋力が低下し、最終的には多くの方で呼吸筋が衰えて呼吸不全となり、死に至ります。

筋ジストロフィーは遺伝子異常による病気で、いくつも存在する型によって症状の進行度が異なります。

 

血中のクレアチニン値が基準値よりも低い場合でも、ほとんどは筋力低下などによる体質的側面から考えられる結果です。

特に女性の場合は男性よりも筋肉が少ないのでもともと血中クレアチニン値も低めです。

ただ、筋ジストロフィーという病気で筋肉が破壊されている場合には適切な治療が必要です。

筋ジストロフィーは現状の医学では完治不可能な病気で、対症療法を採用しています。

 

クレアチニン値を低くするには運動を控えた方がよい?クレアチニン値が高い場合はどうすればいい?

血中のクレアチニン値はどれくらい体のためにタンパク質を使ったかによっても差が出てきます。

例えば、たくさん筋肉を動かせばタンパク質を使うのでその分老廃物のクレアチニン値も多くなるということです。

この理論から行くとクレアチニン値を低くするには運動を控えて老廃物を出さないようにすればよいのでは、と考える方もいるかもしれません。

 

●筋肉が少ないことのデメリット

筋肉が少なく運動をしなければ、確かにタンパク質は使われず結果的にクレアチニン値も下がり気味になります。

ですが、問題は筋肉を少なくすることにはクレアチニン値とは違う点での大きなデメリットがあるということです。

筋肉が少ないと以下のような問題が起きます。

・運動量が食事量に見合わず肥満になる

・体力不足でロコモの可能性

・疲れやすく、骨格がゆがみやすい

 

●腎機能を整える方が先

筋肉を減らす、運動をしないことのデメリットの大きさを考えてみるとクレアチニン値が高いからと言って運動をしないのは問題と言えます。

そこで大事なことはクレアチニン値が高めなら腎臓機能を鍛えることです。

足先やお腹などを冷やさない、塩分や糖分は適性量にする、抗酸化作用のある食べ物や野菜を摂取するなど、腎臓に負担のない生活でクレアチニン値を戻していきましょう。

 

血中のクレアチニン値は筋肉量にも左右されているので筋肉の少ない人はクレアチニン値も低いです。

ですが、筋肉が少ないことは総合的に見てみるとよいことではなく、適切な運動は人間には必要です。

クレアチニン値が高い場合は腎機能を整える食生活に切り替えることが先です。

また、腎臓に優しい食事は肝臓や糖尿病に優しい食事とも共通点があるので、総合的な健康維持にも役立ちます。

 

腎臓機能を正しく知る!クレアチニンクリアランスとは?この値で何が分かるの?

腎臓は体の中でろ過を担当しており、腎臓で尿を作って体外に排出します。

尿に入れるべき『体の中の不要物』等は腎臓のろ過装置を通って尿になり、最終的に排出されるのです。

そして、このろ過装置に問題が起きていると尿の物質や血液中の物質に異常値が出ます。

 

●クレアチニンっていったい何?

クレアチニンというのはタンパク質の老廃物で、尿の中に入っているべき老廃物の一つでもあります。

クレアチニンのような老廃物がいつまでも体の中にあるというのは体にとっていい状態ではありません。

老廃物は便や尿を通して排出し、新しく入ってきた食べ物などから適宜栄養を摂って体の中で使うという『流れ』が人間の体には重要なのです。

なお、クレアチニンの基準値は男性で0.6-1.1㎎/dL、女性で0.4-0.8㎎/dLです。

血中のクレアチニン量が多い場合は腎機能障害の可能性が考えられます。

 

●クレアチニン・クリアランスとは?

クレアチニンの血液検査では、クレアチニンがどれくらい血中にあるかということはわかりますが、クレアチニンの処理能力まではわかりません。

クレアチニン・クリアランスでは、糸球体がクレアチニンなど老廃物をどれくらい処理できるかを測ることが可能です。

クレアチニン・クリアランスでは尿中のクレアチニンと血液中のクレアチニンを比較して最終的に糸球体の機能を見ていきます。

短時間でできるタイプもありますが、場合によっては24時間かかってクレアチニン・クリアランスを行うこともあります。

ただし、24時間ずっと検査をしているのではなく適宜尿と血液の採取を行うやり方です。

クレアチニン・クリアランスの基準値は男性で90-120ml/m、女性で80-110ml/mです。

 

クレアチニンは尿中に含まれる物質で、血液中にクレアチニンが多いとクレアチニンを正しく濾過出来ていない可能性、つまり腎障害の可能性があります。

クレアチニン・クリアランスでは糸球体のろ過能力を調べてさらに病気の診断を確定化させます。

糖尿病や糖尿病性腎症、膠原病、心不全、糸球体腎炎などがクレアチニン・クリアランス異常値から予測されます。

 

腎臓病の可能性が!クレアチニン値を正常にするために制限したいものとは?

クレアチンという物質が老廃物となったのがクレアチニンです。クレアチニンが血液中に多い場合は腎臓病の可能性があります。クレアチニン値を正常にするにはどうすれば良いのでしょうか。

 

クレアチニン値を正常にする食事

クレアチニン値を正常にする食事は腎臓の制限食と同じです。まずはたんぱく質の制限を行わなければいけません。魚介類や肉類を中心とした制限を行います。

その他に腎臓が弱っていると普通の状態よりも高血圧を併発しやすいことから、高血圧を悪化させる塩分も制限する必要があります。また、カリウムも制限します。

 

そのほかの注意点

何かと制限するものが多いですが、栄養バランスはしっかりと整えておかなければなりません。栄養バランスが悪いままではさらにクレアチニン値が高くなってしまう可能性もあるからです。1日に3食食べること、適切なカロリーを摂取することは忘れずにおきましょう。

 

クレアチニン値が高いと透析?

腎臓病と言えば透析のイメージもありますがクレアチニン値が多少人より高いくらいでは透析にはなりません。透析は腎臓が完全に機能を失ってしまった時のための治療法です。クレアチニン値は血清クレアチニンで8㎎/dl以上になったときが透析の目安と言われています。

基準値は男性で0.6-1.1、女性でも0.4-0.8なので普通の人の7-8倍のクレアチニン値にならないと透析はありません。

 

栄養バランスなど、食生活に気をつけてクレアチニン値を正常な値まで戻しましょう。

 

健康診断の血液検査!クレアチニン値が高い!考えられる病気とは?

健康診断では必須ともいえるのが血液検査です。血液検査ではさまざまな病気の可能性がわかります。ここではクレアチニンについてご紹介します。

 

クレアチニンとは

クレアチニンとはクレアチンの代謝物です。クレアチンはアミノ酸の一種です。それが代謝されてクレアチニンになるのですが、クレアチニンは体には必要のない老廃物です。もちろん、常にゼロということはありませんが必要以上に老廃物が溜まっているのは問題です。

 

クレアチニンの基準値

クレアチニンの基準値は男女で異なります。男性の場合は0.5-1.1㎎/dl、女性の場合は0.4-0.8㎎/dlとなっています。女性の方が血中のクレアチニン値は健常人でも低いことがわかっています。実はクレアチニン値は筋肉量と比例しているので筋肉量が多い男性の方が高く、筋肉量が少ない女性はクレアチニン値も低いのです。

 

クレアチニン値からわかる病気

クレアチニン値が高い場合は体の中に老廃物が多いということになります。そこで考えられるのが腎臓の病気です。体の中で老廃物と必要なものを分けるのが腎臓の役目ですが、腎臓がその働きを失うと必要なものが体外に出たり、体の中にいつまでも老廃物が溜まることにもなります。

クレアチニン値に問題があるという場合は、腎臓の機能低下が疑われます。また、腎臓病にかかっている方はクレアチニン値を適宜測って、透析の必要性を判断します。

 

血液検査でクレアチニンの値が基準値よりも高かった場合には特に腎臓病に注意した方がいいでしょう。

 

血液検査で見る『クレアチニン』とは?

腎臓はろ過機能を中心として、体の健康を保っています。

腎臓に問題があると尿や血液に異常が出やすい為、尿検査や血液検査の結果から腎臓病の可能性を判断することもあります。

 

●血液検査の項目

腎臓病の検査で行われる血液検査には血液生化学検査、血清補体価検査などがあります。

血液検査とは言ってもそれぞれ細かく分かれているので、実際に項目を見てみるとかなり多くの項目があって戸惑うかもしれません。

そんな中でも特に重要な項目がクレアチニン値というものです。

 

●クレアチニンとは

クレアチニンのもともとの姿はアミノ酸です。

アミノ酸自体は体に必要ですが、クレアチニンは必要ではありません。

クレアチニンはもともとの姿であるクレアチンという物質から出来ているのですが、老廃物です。

つまり、ほとんどが尿と一緒に体の外に出ていなければならない物質でもあります。

それが血液の中にあるということは腎臓がクレアチニンを出す能力を失っている、もしくは失いつつあると予想されます。

 

●正常値、異常値は?

血液検査で行われる血清クレアチニン値の正常値は、男性の場合は0.6㎎/dlから1.1㎎/dl、女性の場合は0.4㎎/dlから0.8㎎/dlとされています。

危険性の高い範囲は男性で1.6㎎/dl以上、女性で1.2㎎/dl以上です。

また、男性で0.6㎎/dl以下、女性で0.4㎎/dl以下とクレアチニンが少ない場合は腎臓病ではなく別の病気の可能性があります。

 

人工透析の危険性もある!?クレアチニンを測れば腎臓病がわかる!

血液検査の項目の一つであるクレアチニンですが、これは腎臓の機能を調べる上で有効な値とされています。では、クレアチニンの値からどのような腎臓機能の状態・病気がわかるのでしょうか。

 

クレアチニン検査の目的とは

クレアチニンは血中に含まれる老廃物の一つで、この値を検査する目的として以下の病気の可能性を調べるために行われます。

 

クレアチニン値が高い場合に疑われる病気

・腎臓病 (腎機能障害をもたらす病気)

・急性腎不全 (腎機能が休息に衰えてしまう病気)

・慢性腎不全 (腎機能が失われてしまった病気 原状回復はできないため、人工透析の可能性も)

 

クレアチニン値が低い場合に疑われる病気

・尿崩症

・筋ジストロフィー

 

クレアチニン検査の基準値とは?

一般的にクレアチニンの値が高い場合は、腎臓が何らかの理由によって機能していないため、腎機能障害・腎臓疾患の可能性が疑われますが、具体的な基準値はどの程度なのでしょうか。

クレアチニン値については、男女で基準値が異なり、男性の方が女性よりも高い値を示す傾向にあります。正常値の範囲としては、男性の場合が0.6-1.1mg/dl、女性の場合は0.4-0.8mg/dlとなっています。

 

危険性が高い値としては、男性の場合が1.6mg/dl以上、女性の場合は1.2mg/dl以上の場合は、速やかに医療機関での詳しい診察が必要となります。

 

クレアチニン検査には2種類の検査があります

クレアチニン検査には2種類あり、通常の健康診断や人間ドックなどで用いられるのはスクリーニング検査としてのクレアチニン検査で、主に腎機能が正常に働いているか否かを確認する検査です。

 

ここでもし異常値を示した場合には、クレアチニンクリアランス検査を行います。この検査ではより精密にクレアチニンの値を調べ、治療の効果や回復過程を調べていきます。

 

以上のように、クレアチニンの値一つからも腎臓疾患に関する多くのヒントが含まれているのです。

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2012/12/07-373878.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-19掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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