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膵臓がんの血液検査って?何を測定するの?

 

膵臓がんには特異的な症状というものがありません。だからこそがんが生じていても気づきにくいですし、なかなか自分から膵臓がんを疑って検査を受けるということがありませんが、何らかの自覚症状から検査を受ける場合もあります。

 

膵臓がんを診断するためにはいくつかの検査を行いますが、その中のひとつが血液検査です。血液検査のみによって膵臓がんの診断を下せるわけではなく、MRIや超音波検査などといった他の検査と組み合わせて診断を下すのですが、血液検査は診断の補助的要素や治療成果を確認する上で重要です。

 

膵酵素の測定

まず行われるのは膵酵素の測定です。膵臓の疾患を疑った場合に確認されるもので、血中の

アミラーゼ

リパーゼ

エラスターゼ1

トリプシン

などを測定します。これらは膵臓の疾患の診断に重要ですが、膵臓がんに特異的なものではなく、膵臓がんにおけるアミラーゼやエラスターゼ1の異常率は2~3割とされています。

 

腫瘍マーカー

膵臓がんをピンポイントで疑うのなら腫瘍マーカーを測定します。膵臓がん検出のための腫瘍マーカーは

CA19-9

Span-1

Dupan-2

SLX

などです。ただし進行した膵臓がんの場合を除いて、これらの陽性率は低く、2㎝以下の膵臓がんにおけるCA19-9の陽性率は5割ほどにすぎません。そのため、膵臓がんの早期発見にはあまり期待できないでしょう。ただ、このCA19-9に関しては膵臓がんの経過観察に有用で、患者さんの生存期間と相関関係にあるという報告もありますし、再発予防にも有用に活用できるともされています。

 

他にも胆道酵素(ALP、γGTP)の上昇や、耐糖能異常を示す値(インスリン値の低下、HbA1cの上昇)などが膵臓がんを疑う参考値になります。しかしいずれも膵臓がんで特異的に変化する数値というわけではありません。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2008/11/07-010089.php?category=393])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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