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マクログロブリン血症って何?その症状とは

         

 

マクログロブリン血症は、形質細胞に腫瘍などの異常が生じる形質細胞腫瘍の1つとして挙げられます。それらの異常により、マクログロブリンという特定の抗体(IgM)が過剰に作られてしまう疾患です。

 

では、そのマクログロブリンが過剰に作られることで生じる症状とは一体どんなものなのでしょうか?こちらで簡単にご紹介したいと思います。

 

 

◆マクログロブリン血症の症状って?

「マクログロブリンという抗体が過剰に作られるのだから、きっと重い症状があるんだろうな…」と思われるかもしれません。しかしマクログロブリン血症の多くは何らかの症状を発症しません。なので、一般的な血液検査タンパク質の値が高いことから偶然発見されることがほとんどです。

 

そんなマクログロブリン血症の主な症状として強いて言うなれば、過剰に作られた大量のマクログロブリンによって血液が濃くなることです。それによって体のいたるところへの血流が悪くなってしまい、結果として皮膚や粘膜などからの出血、いつもより疲れやすいなどの疲労感や脱力感、頭痛などが生じます。症状が進行すると昏睡状態になる恐れもありますから、決して「主な症状がないから」と侮ってはいけません。

 

 

◆怖いのは合併症だった

このように「基本は何の症状も見られないマクログロブリン血症」ですが、怖いのはそれによって生じる合併症です。

 

先述の通りマクログロブリン血症は形質細胞腫瘍の一種です。この形質細胞腫瘍が癌化し、浸潤すればリンパ節が腫れたり、肝臓や膵臓などの重要器官が腫大するなんてことも珍しくはありません。また、浸潤する場所が骨の場合には、骨密度が減少する骨粗しょう症を合併症として発症します。骨粗しょう症になると骨が弱くなりますから、骨折の危険性がグンと上がってしまいます。

 

 

このような特徴のあるマクログロブリン血症ですが、一般的な血液検査によって発見することが可能です。

 

なので、血液検査でマクログロブリン血症が疑われる場合には、きちんと医師の指示に従って治療を受けるようにして下さいね。

 

 

(イラスト by: [//www.irasutoya.com/2013/08/blog-post_4507.html])

著者: みの痔さん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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