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ガン・悪性腫瘍

最後は根治困難、食道がんの各ステージでの治療方法

 

熱いお茶などを飲む習慣がある日本は食道がんの発生率が国際的にみても高く推移しています。食道がんは0期からⅣ期のステージに分類されますが、そのステージごとに治療方針などが異なります。

 

0期の治療

0期は初期と言われるステージです。食道内の粘膜にとどまる食道がんなので、食道を温存できる、

内視鏡的粘膜切除術

が標準治療になります。ただし、病変の範囲が広く、手術後に食道が狭窄する可能性が高い場合には放射線治療なども検討されます。

 

Ⅰ期の治療

Ⅰ期の食道がんはがんが粘膜にとどまっていてもリンパ節に転移があるか、粘膜下層まで進行しています。この場合には、

外科的治療

放射線治療と化学療法の併用(化学放射線療法)

のいずれかが選択されます。このステージでは患者さんの体力やがんの状態に合わせて治療が選択され、患者さん自身の考えに基づいて治療を選択することが可能ですが、標準治療は外科的治療です。

 

Ⅱ期・Ⅲ期の治療

Ⅱ期とⅢ期のがんは食道の外にがんが出ていることが認められるもので、外に出た程度が異なります。この場合には、

外科的治療

外科的治療と化学療法あるいは化学放射線療法の併用療法

化学放射線療法

のいずれかが選択されます。標準治療は外科的治療ですが、これは手術によって病巣を完全に取り除け、手術に耐えられると判断された場合です。また、多くの場合で、再発や転移防止のため、手術前後には化学療法あるいは化学放射線療法を行います

 

Ⅳ期の治療

Ⅳ期の食道がんはかなりがんが進行している状態で、食道周辺臓器へがんが進行していたり、転移していたりします。この場合、

化学療法(抗がん剤治療)

化学放射線療法

放射線療法

苦痛などを緩和する治療

が選択されます。通常手術を行うことはなく、抗がん剤による化学療法が選択されますが、根治は困難です。

 

Ⅳ期になると根治が困難になるどころか、治療による副作用、そしてがん自体による症状も強く出てくることが多くなり、つらい治療を選択せざるを得ないとも言えます。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2008/11/16-010316.php?category=393])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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