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介護・認知症

認知症の対応~すぐ家の外へ出ていく時~

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■すぐ家の外へ出ていく(徘徊)


アルツハイマー病ではあるものの、Bさん(74歳)は足が達者で、家族が目を離すとふらっと外に出て行ってしまいます。
先日は、一晩帰らず心配していたところ、隣の町の警察から保護をしていると連絡が入りました。

■家族がしてしまいがちな対応


「どこに行くのですか。また迷子になりますよ」とか、「危ないですから、どうか出歩かないでください」などといって、無理に連れ戻す。あるいは、家の中に閉じ込めておこうとする。


+認知症の人の気持ち

・「ここは、どこ? 知らないところは不安だ。早く家に帰ろう」
・「もう夕方だ。夕飯の買い物に行かなければ」
・「食事も終わったから、仕事に行かなければ」


■行動の「なぜ?」を知る


・場所の見当識障害があるため、自分の家にいることがわからず、不安感から「家」を探すために出て行こうとする場合があります。・不安な現在から、自分が最も生き生きと生活していた古きよき過去の時代へ戻りたいという思いが背景にあることも考えられます。・女性なら「家に帰って食事の用意をする」「故郷へ帰る」など。また男性なら「会社へ行く」などと訴えて、出て行こうとします。

■こんな対処を!


・原因や目的がはっきりせず、その人の活動として歩き回っているとき、無理に抑えつけると、欲求不満でほかの困った行動があらわれることもあります。
安全のため、誰かがいっしょに歩く、途中で休息をとるように配慮する、迷子や日射病、脱水症状、転倒、交通事故などの危険がないように注意する、といったことに重点をおきます。

・「実家に帰る」と言っている女性に、「ここが自分の家でしょう」と理屈で説得しても通じません。
無理に止めると、かえって執着します。
「会社に行く」と訴えるお年寄りに、「今日は日曜日だから、お休みですよ」と言ったら、「そうか」と応じた例があります。納得しやすい言葉で、うまく“演じてあげる”ことも必要なのです。「自分はこの家にいていいのだ」と思えるような、安心感や役割をもってもらうことも大切です。

・服に縫い付けておく布製のネームプレート(住所・名前・電話番号入り)や、地域の協力機関に呼びかけ検索するシステム(問い合わせは警察署)なども、うまく活用するとよいでしょう。


著者: roseさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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