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食道がん切除手術後の不都合とは?どんなことが考えられる?

 

食べることは人が生きる上で欠かすことができません。摂食をする上で大切な器官はたくさんありますが、その一つが食道です。ではこの食道が障害されてしまったらどうなってしまうのでしょうか。

 

食道がんの手術

食道がんを生じるとステージによっては、根本的に病巣を失くしてしまうために切除手術が選択されます。この手術では切除した部分の食道を再建するために、小腸を移植するなどするのですが、この手術によって障害や後遺症などが考えられます。

 

肺合併症

…ここでいう肺合併症は主に肺炎で、手術中に肺をへしゃげさせてしまったことや、肺に行く神経や動脈の周りのリンパ節をとりさったこと、手術後の傷の痛みによって十分に咳をして痰を出すことが困難になったことなどによって肺炎を生じることがあります。特に手術直後は飲み込むことも困難になる為、誤嚥が多くなり肺炎を生じやすくなります。

 

反回神経麻痺

声帯に行く反回神経沿いにリンパをとってしまうため、術後にその神経に麻痺が起こることがあります。これによってかすれ声や、相手にとって会話が聞き取りにくくなったりします。半年待っても回復しない場合には、耳鼻科的な処置が必要になることもあります。

 

縫合不全

…食道を再建したとき、縫い合わせた場所から唾液や食べ物が漏れることが、この縫合不全です。全体の5%くらいの割合で起こり、術後1週間前後に起こります。この場合術後の絶食期間が延びますが、多くはそれで治ってしまうようです。

 

狭窄・逆流・閉塞

…他にも術後しばらく経つと、縫合部分が狭くなったり、消化液や食べ物が逆流してしまったり、手術で癒着した腸において閉塞が起こり、食べ物の通過が悪くなることがあります。

 

手術というだけで多少のリスクはあります。術後は様子を見ながら、じっくりと回復していくことが望まれます。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2008/11/07-010090.php?category=393])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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