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胃がん治療、切除によって起こる後遺症について

 

手術は人の手で行うものですから、完全に手術後の障害がないとは言い切れません。実際胃がんの手術実績も上がってきてはいますし、それを要因として胃がんの死亡率も大きく減少していますが、それでも術後の障害が0になるということはありません。

 

胃がん手術後の障害

胃がん治療で切除手術を受けた場合、縫合不全や狭窄、腸閉塞などの合併症が見られます。これらは胃切除後の早期に見られる合併症ですが、胃切除後しばらく時間が経ってから見られる障害もあります。

 

胃切除後しばらく経ってから見られる障害

ダンピング症候群

…食べ物が急速に小腸に流れてしまうことで、食後に頻脈発汗顔面紅潮腹部症状などが生じるものです。食事療法もありますが時間の経過と共に軽快することが大半です。

 

後発性低血糖症候群

…低血糖状態になり、めまい冷や汗眠気などを引き起こします。飴などをなめると症状が緩和します。

 

貧血

鉄分の吸収障害や、ビタミンB12が小腸から吸収されにくくなることが原因で起こります。鉄を多く含んだ食品を積極的に食べたり、定期的にビタミンB12の注射を受ける必要があります。

 

逆流性食道炎

…胃の入り口や出口の筋肉の機能が消失することで、胆汁や膵液が食道へ逆流することがあります。物理的に上半身を高くして寝たり寝る前に食べ物を食べすぎないなどで緩和されます。

 

骨障害

…食事量が低下することによって、カルシウムが不足したり、ビタミンDの吸収障害で骨がもろくなったりします。積極的にカルシウムを摂取したり、ビタミンDを生成するために日光に当たるなどする必要があります。

 

消化吸収障害

…食べ物が胃を通過する時間が短いことや、胃酸の低下、胆汁の停滞、膵液分泌機能低下、腸の運動機能低下などによって、食べても栄養を十分に吸収できなくなることがあります。食事に配慮し、栄養価の高いものを摂取するようにする必要があります。

 

いくら手術の技術がうまくても、物理的に胃が小さくなってはこうしたことは避けられません。手術前にこうした可能性について十分に理解した上で手術に臨むのがよいでしょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/01/12-032833.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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