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気になる病気・症状

メニエール病による「耳鳴り」を改善する漢方薬の作用や副作用について

 

耳鳴りの原因にもなるメニエール病。漢方では体内の水分代謝が上手くいかない、気が滞る、血が足りないために起こると考えます。これらの状態を改善するために処方される漢方薬を挙げます。

 

 

真武湯(しんぶとう)

水の代謝を良くして体を温め、体調を整えるはたらきをします。痩せ型で冷え症、消化器が弱くて下痢と腹痛が頻発する人に多く処方されます。体格が良く、暑がりの人には向かない漢方薬です。胃のムカつきや舌のしびれ、発疹など皮膚症状の副作用がまれにあります。

 

柴苓湯(さいれいとう)

体の免疫機能を正常にし、炎症を緩和する作用があります。水分代謝が悪く、尿量が少なくて口渇感がある人に処方します。

まれに間質性肺炎や偽アルドステロン症、肝臓の機能障害が副作用として起こります。倦怠感、呼吸困難、発熱、手足のしびれなどに要注意です。膀胱炎のような症状が診られる人もいます。

 

釣藤散(ちょうとうさん)

中高年に起こりやすい高血圧や頭痛の治療に使われる漢方薬で、メニエール病にも有効です。頭痛やめまい、のぼせ、不眠をともなう耳鳴りを改善します。

高血圧、体重増加、筋肉のけいれんや手足のしびれは、副作用の偽アルドステロン症の可能性があります。医師に相談してください。

 

半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)

回転性のめまいや吐き気、耳鳴りなどの症状があるメニエール病に効果があります。消化機能が衰えている、自律神経失調症の人にも処方されます。余分な水分を排出し、消化機能を整えます。副作用として食欲不振や吐き気が起こることもあります。

 

 

漢方の考え方では、耳鳴りとメニエール病の原因には共通するものもあります。医師に症状を詳しく伝え、自分に合った漢方薬を処方してもらいましょう。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/04/16-360886.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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