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メンタル

診断が難しい?セロトニン症候群と判別しにくい疾患について

 

セロトニン症候群の診断には、似た症状を呈するほかの疾患と判別しなくてはなりません。診断の際、注意して判別しなくてはならない疾患を上げます。

 

 

悪性症候群

セロトニン症候群との判別において、最も注意が必要な疾患です。抗うつ薬、炭酸リチウムの服用によって生じる点が、セロトニン症候群と共通しています。薬剤がドーパミン受容体に作用して起こり、筋肉の固縮、意識障害、高熱、けいれんなどを生じます。

原因薬、ミオクローヌス(筋肉がピクッと動く症状)や腱反射の亢進度合によってセロトニン症候群と区別します。

 

 

脳炎

脳炎には、日本脳炎や単純ヘルペス脳炎などウイルス性の脳炎、マイコプラズマや結核などによる細菌性脳炎、体内の免疫が関係する免疫介在性脳炎などがあります。頭痛にはじまり、発熱や意識障害、麻痺などが起ります。

 

 

甲状腺クリーゼ

甲状腺機能亢進症という基礎疾患がある人は、甲状腺クリーゼを発症する可能性があります。38℃以上の発熱、けいれん、意識障害、頻脈、心不全など重篤な症状が多いでしょう。甲状腺に関係する基礎疾患の有無が、診断材料になります。

 

 

中枢性抗コリン薬中毒

パーキンソン病治療に用いられる抗コリン薬による中毒症状です。強い興奮、せん妄、幻覚など中枢神経症状が生じます。加齢によってアセチルコリン合成酵素活性が低下するため、高齢者の発症が多いでしょう。

 

 

抗うつ薬の離脱症候群

特にSSRIといわれる抗うつ薬の離脱症候群が問題になります。脳が震えるような強いショック状態、発汗、吐き気、振戦、混乱、めまいなどセロトニン症候群と共通する症状が含まれます。

 

 

セロトニン症候群と似た疾患との判別は、原因薬や服薬の状況、基礎疾患などを正しく医師に伝え、詳しい検査がポイントになります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/08/29-349517.php)

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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