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症状の軽重によって違う!症状の段階別にみるセロトニン症候群の治療法

セロトニン症候群の治療法は、症状の軽重によってことなります。症状ごとの治療法を挙げます。

  

軽症の場合

セロトニン症候群は、抗うつ剤や抗生物質などの薬剤によってセロトニン分泌が過剰になるのが原因です。軽症の場合、原因薬物の使用を中止すれば、24時間以内に改善するでしょう。比較的、軽症で済むケースが多く、セロトニン症候群を発症した人の70%は24時間以内に症状が和らぎます。

原因薬剤の投与をやめるのは必須で、症状に応じて体の冷却や補液(点滴)を行います。セロトニン症候群の症状に発熱や異常発汗があるため、冷却が有効です。積極的治療ではなく消極的治療、保存的治療がとられます。

軽症のセロトニン症候群は、不安感や焦燥感、発熱、発汗、筋肉の軽い緊張、断続的なめまいなどが主な症状です。セロトニン症候群の特徴的な症状が複数みられるものの、どれも程度が軽く、断続的に起こるにとどまります。この段階で適切な処置をとれば、大事に至ることは少ないでしょう。

 

中度から重症の場合

セロトニン症候群の症状のうち、かなり強くあらわれているものがあれば、それに対する対処療法が必要です。主に、薬物療法が選択されます。

激しく興奮している時には、鎮静作用と抗けいれん作用があるフルニトラゼパムの静脈注射を実施します。抗てんかん薬として使われるクロナゼパムを、ミオクローヌス(筋肉がピクッと収縮する、不随意運動の1つ)緩和のために投与することもあります。

これらの薬物療法が必要なのは、けいれんやめまいで通常の動作に支障が出るケースです。手が震えて物をしっかり持てない、字をかけない、まっすぐ立っていられないなどの症状があれば、薬物療法の対象になるでしょう。

  

重症化しないよう、軽症のうちに診断と治療を受けましょう。

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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