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どんな薬が有効?セロトニン症候群が重症化した場合の薬物療法

 

セロトニン症候群を発症しても、その70%以上は原因薬物の使用を中止すれば改善します。しかし、まれに死に至るほど重症化するケースがあります。重症化した場合は、薬物療法が必要です。セロトニン症候群で使われる薬物を挙げます。

 

 

シプロヘプタジン

アレルギー治療薬として広く使われている抗ヒスタミン薬です中枢神経にあるセロトニンの受容体、5-HTがセロトニンと結合するのを妨げることで体内のセロトニン濃度を低下させます。

服用すると眠気や倦怠感が強くなり、まれに重い副作用が起こります。幻覚や錯乱など精神症状、筋肉のけいれんや振戦など不随意運動、意識の低下や皮下出血、歯肉出血などが主な副作用です。

 

プロプラノロール

不整脈や狭心症、片頭痛の治療薬として使われています。βブロッカーとして知られ、交感神経のβ受容体を遮断し、血圧を下げる作用があります。

心不全や喘息、膠原病などで生じるレイノー症状などがある人は、服用できません。血糖値を下げるための薬を服用している糖尿病患者には、低血糖が起こりやすくなります。持病がある人は、使用に注意が必要です。

 

クロルプロマジン

精神病治療に使われる薬です。精神安定の効果が得られるため、統合失調症、躁病、神経症などで用います。ドーパミンが過剰になるのを抑える作用が知られているほか、セロトニンやノルアドレナリンの抑制にも効果があります。

やや重い副作用が出る可能性があり、持病がある人や体力が弱っている人には向きません。心臓病、肝臓病、腎臓病、動脈硬化症、呼吸器系の疾患がある人は副作用のリスクが高いでしょう。

 

 

セロトニン症候群の治療では、セロトニンのはたらきに対抗する薬物が投与されます。腎不全や呼吸不全などの合併症状があれば、それらを抑えるための薬も必要です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/08/29-349531.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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