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生活習慣病

使い勝手のよい降圧剤「カルシウム拮抗薬」

 

高血圧の治療には基本的に、薬剤が使用されます。もちろん高血圧を生じる結果をもたらした生活習慣の改善は必要ですが、薬剤は簡単に血圧を下げることができますので、治療方向としては積極的に薬剤を処方されることが多いようです。

 

高血圧に使用される薬剤のひとつがカルシウム拮抗薬です。ここではこのカルシウム拮抗薬について書いていきます。

 

カルシウム拮抗薬の効果

血管の壁には平滑筋という筋肉の層があります。この筋肉の層はカルシウムイオンが筋肉層の細胞に流入したときに収縮する性質があるので、それを摂取することで血管が収縮し血圧が上がります。逆にカルシウムイオンが少なければ過度に血管が収縮するのを防げるということです。カルシウム拮抗薬は、このカルシウムイオンの流入を抑える働きを持っているので、血管が拡張して血圧を下げることができます。

 

合併症に影響しない

カルシウム拮抗薬は糖や脂質の代謝に影響を与えません。そのため他の生活習慣病である糖尿病や高脂血症などを生じている人にでも処方することができますので、合併症が多い傾向のある高齢者への処方に向いています。

 

効果が高く副作用が少ない

他の降圧剤の中でもカルシウム拮抗薬は、降圧効果が高い薬で、短期間で効果を感じることができます。その上、上記のように利用出来る対象が広いですから、日本では半数以上の患者さんに処方されているようです。さらに、この薬剤は副作用も少ない薬ですので、選択しやすいということも言えるでしょう。

 

服用するにあたっていくつかの注意点(グレープフルーツとの服用に注意・H2ブロッカー入りの胃腸薬との服用に注意など)はありますが、基本的には扱いやすい薬剤ということが言えるでしょう。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/02/28-376733.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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