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生活習慣病

カルシウム拮抗薬って、骨がもろくならないの?

 

年齢が上がると共に高血圧などの生活習慣病を発症する人が増えていきます。日本においても高齢で高血圧を発症している人は多く、通院して薬などを処方してもらっている人も多くいると思います。

 

最も使用されているカルシウム拮抗薬

血圧を下げる薬として多く使用されているのがカルシウム拮抗薬という降圧剤です。このカルシウム拮抗薬というのは、血管を広げる作用を持つ薬剤です。動脈の血管壁には平滑筋細胞でできた筋肉の層があり、この細胞が収縮することで血管が収縮し、血圧の上下に関係します。この細胞の収縮の引き金になるのはカルシウムイオンなのですが、カルシウム拮抗薬ではこのカルシウムイオンの通り道をふさぐことによって、血管を収縮させないようにし、血管をひろげて血圧を下げる効果を得るのです。

 

カルシウムの吸収に関係しない?

カルシウムというと、骨や歯を形成するものです。そのカルシウムに働きかけるということは、体のカルシウムに何か影響を及ぼしてしまうのではないかと思ってしまう人も多いようです。特に高齢になると骨粗鬆症の心配などもありますから余計に気になります。特に薬剤の名前がカルシウム拮抗薬ですから、カルシウムの吸収を阻害されてしまうのではないかというイメージを持ってしまうようです。

 

カルシウムの吸収に関係しない!

実際カルシウムの吸収を阻害するということはありません。カルシウム拮抗薬はカルシウムが細胞の外から中へ移動するのを抑制するだけで、体の中のカルシウム総量が減るわけではありません。ですからカルシウムの摂取量が影響されるということはないのです。

 

カルシウム自体は体を形作るのに重要な要素です。カルシウム拮抗薬というのは血管平滑筋や心筋に特異的に作用するとされている薬剤ですので、現段階で心配ないものとされています。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/11/02-341669.php?category=52])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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