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  6. 降圧剤の「α受容体遮断薬」ってどんな薬?

生活習慣病

降圧剤の「α受容体遮断薬」ってどんな薬?

 

高血圧治療に用いられる降圧剤のひとつにα遮断薬という降圧剤があります。これは血管が収縮するのを抑えることで、血管を広げ血圧を下げる作用のある降圧剤です。

 

α受容体

交感神経系の伝達物質であるノルアドレナリンは、交感神経の信号を受け取る受信装置のひとつである、血管のα受容体と結合して血管を収縮させます。このα受容体にはα1とα2とがあり、その両方を遮断してしまう、血管収縮の抑制ができてもノルアドレナリンが増加してしまうことから、降圧剤としては主にα1受容体遮断薬が使われます。

 

高血圧の他にも効果をもたらすα受容体

前立腺肥大症:

α受容体というのは前立腺にも分布しているものですので、前立腺肥大症による排尿障害の改善にも効果を期待できます。ですから高血圧と共に前立腺肥大症を生じている方によく用いられるようです。

糖尿・高脂血症:

α遮断薬は糖や脂質の代謝にも良い影響を与えるものです。そのため糖尿病や高脂血症を併発している患者さんにも使いやすいようです。

 

副作用は立ちくらみ

通常、人が立ち上がるときには血管が収縮して上半身に血液を送り、脳に十分な血液が回るようにします。しかしα遮断薬を服用していると血管の収縮が抑制されていますので、立ち上がったときに脳への血液が十分に回らず、起立性低血圧、つまり立ちくらみを起こしやすくなります。症状は立ちくらみに限ったことではなく、めまい、脱力感、発汗、動悸などとありますが、こうした症状が出ても足に溜まった血液を脳に送る為、横になるなどすれば症状は治まります。ただし、立ちくらみがしたときの転倒などには注意が必要です。

 

α遮断薬は比較的若い人や、ストレスに敏感な人に対して用いられる降圧剤のようです。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/04/06-035652.php])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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